【モデルプレス=2025/07/21】K-POPガールズグループ最多となる24人のメンバーで構成されるtripleS(トリプルエス)が、7月19日・20日の2日間、東京・Kanadevia Hall(旧:TOKYO DOME CITY HALL)で単独コンサート『tripleS A Live 25 in Tokyo』を開催。ここでは、初日となる19日のライブレポートをまとめる。
『tripleS A Live 25 in Tokyo』にかけるメンバーたちの意気込みはひときわ強いと直前に聞いていたが、中盤の彼女たちはまさにその気持ちが前面に出ていたように思う。先ほどと同じくグループ内ユニットの曲をメインに進行。NXTの「Just Do It」ではキレのいい動きで惹きつけたリン(Lynn)/ジュ・ビン(JooBin)/ハヨン(HaYeon)/シオン(ShiOn)、Acid Angel from Asia「Generation」で独自のオーラを放ったヘリン(HyeRin)/ユヨン(YooYeon)/ナギョン(NaKyoung)/ユビン(YuBin)、Glowの「Inner Dance」でキュートに迫ったチェウォン(ChaeWon)/ソルリン(Sullin)/ソア(SeoAh)/ジヨン(JiYeon)、そして+(KR)ystal Eyes「Cherry Talk」で優雅なダンスを見せたソヨン、ジウ(JiWoo)、チェヨン(ChaeYeon)、スミン(SooMin)。
それぞれがフレッシュな魅力を発散した後は、K-POPガールズグループ・fromis_9のヒット曲「Supersonic」のカバーとグループ内のダンス動画対決の模様を収めた動画を挟み、再びグループ内ユニット・Visionary Vision の「Choom」「Hit the Floor」を立て続けに披露。このように凝った構成で客席との一体感を作り上げていく流れは本公演の見どころだ。
青春の光と影を描いた同世代へのアンセム「Girls Never Die」と「깨어(Are You Alive)」で2時間以上に及んだ本編を締めくくった彼女たち。だがその後にはサプライズが待ち構えていた。本公演のビハインドムービーの上映に続いて紹介されたのは、tripleS ∞! に関する新しい情報だ。10月1日に同ユニットの1st EP『SecretHimitsuBimil』が発売となり、11月2日には豊洲PITで来日公演の開催(詳細は後日発表)も予定されているという。このニュースが告知されるやいなや、予想外の展開だったのか、場内のあちこちからどよめきが起こった。
K-POP特有の一糸乱れぬダンスは“カルグンム”と呼ばれるが、tripleSの場合は大所帯で難易度の高い振り付けを完璧にこなしつつも、きらびやかでナチュラルに見せる点が高く評価されている。そのような彼女たちならではの魅力を存分に発揮できた『tripleS A Live 25 in Tokyo』は、グループのさらなる飛躍への大きな糧となるだろう。(modelpress編集部)