【モデルプレス=2025/07/09】日本民間放送連盟の会長・早河洋氏が7月9日、都内で開催された「第51回放送文化基金賞 贈呈式」に出席。フジテレビ問題に言及した。【写真】深夜2時半まで続いたフジ会見 怒号飛び交う◆民放連会長・早河洋氏、フジ問題に言及会長に就任したばかりの早河氏は「このような盛大な会に招待いただきましてありがとうございました」と挨拶。「放送番組の問題から派生したわけではございませんが、フジテレビの事象がございまして、民間放送が人権やコンプライアンス、あるいはガバナンスをきちっと維持しているのかという、そういう問題を突きつけられております。民放連は今その3つの課題について、全国の放送局がそうした問題を起こさないようにいろんな措置を検討しているところでございます」と語った。民放連の前会長は、遠藤龍之介氏(フジテレビジョン前取締役副会長)。フジテレビを巡る一連の問題を受けて2025年4月2日付で辞任した。同局を巡っては、中居正広氏と元女性アナウンサーとのトラブルに社員が関与していたと報じられ、またその後の会社の不適切な初動対応や組織体質が問題視されていた。この問題を受けて、フジテレビは第三者委員会による調査報告書を公表し、7月6日には検証番組「検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~」を放送した。◆第51回放送文化基金賞放送文化基金賞は、過去1年間(2024年4月~2025年3月)の放送・配信された中から選ばれた、優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる賞。今回は、ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオの4つの部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16作品と、演技賞や出演者賞など個人6件、放送文化、放送技術部門で8件、さらに特別賞1件の受賞が決定した。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】