かつて“坂道グループ”で活動し、巣立った後もさまざまなフィールドで活躍している坂道卒業生。女優として活躍するメンバーも多く、この夏の新ドラマには、生田絵梨花、白石麻衣、加藤史帆などが出演している。そこで本記事では、この3人に焦点を当て、ドラマの注目ポイントや演技の見どころなどを紹介したい。
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まず、乃木坂46卒業以降、女優として目覚ましい活躍を見せる生田絵梨花は、7月7日に放送が始まるドラマ『明日はもっと、いい日になる』（フジテレビ系）に出演する。同作は、海辺の児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子供たちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描くハートフルヒューマンドラマ。生田が演じるのは、さまざまな案件の子供とその親に対して心理学の視点から心を読み解く児童心理司の蒔田向日葵。ドラマや映画、ミュージカルなど、多くの舞台で経験を積んできた彼女が、子供たちの心に向き合う児童心理司という新たな役をどのように演じるのか注目だ。
また、生田と同じく元乃木坂46で女優として活動する白石麻衣は、7月9日スタートのドラマ『最後の鑑定人』（フジテレビ系）に出演。同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー。白石は、藤木直人演じる主人公の鑑定所で働いており、人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員として、共に難事件に挑む高倉柊子役を務める。公式コメントでは、「私自身も人の仕草やクセを見てしまうことが多いので、他人を観察する部分は高倉に似ているところがあるかもしれません」と語っており、親和性のある役での好演に期待したい。
そして、日向坂46を卒業後、女優業に精力的に挑んでいる加藤史帆は、先日放送が始まったドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』（MBS）にて森カンナとダブル主演を務めている。同作は、昨年放送されたガールズラブコメディ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』の続編であり、晴れて結ばれた彩香（加藤）と弘子（森）の恋人生活が描かれる。6月26日深夜放送の初回では、2人のラブラブシーンが盛り込まれた一方、彩香を大切に思うあまり“超・溺愛モード”になった弘子と、いつまでも手を出されないことに不安を抱える彩香のすれ違いが炸裂。視聴者からは、「めちゃくちゃ面白かった」「可愛いしドキドキする」「キュンキュンでした！」などの声があがっていた。恋に猪突猛進な彩香を、前回よりパワーアップした芝居で生き生きと演じているようだ。
今夏、それぞれのフィールドで女優としての存在感を確かに示す坂道卒業生たち。個々の挑戦は、これからのキャリアを豊かに広げていくだろう。表現者として成長し続ける彼女たちの活躍に、今後も注目したい。
