【モデルプレス=2025/06/17】俳優の阿部寛が主演を務めるTBS系日曜劇場「キャスター」の最終話が、15日に放送された。本記事では、最終回で回収されなかった伏線や謎を5つピックアップして紹介する。<※ネタバレあり>【写真】日曜劇場「キャスター」意味深と話題のシーン◆阿部寛主演「キャスター」本作は、オリジナル脚本で描かれる社会派エンターテインメント。「世の中を動かすのは真実!」という信念を持つ進藤壮一(阿部)が、公共放送で記者・キャスターとして活躍後、民放JBNに引き抜かれ、視聴率低迷中の「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を正すため、手段を選ばず独自のルールで真実を追求する。最終話では、進藤の父・松原(山口馬木也)、内閣官房長官・羽生(北大路欣也)を死に追いやったのは景山重工の会長・景山(石橋蓮司)だったことが判明した。一方で、“解き明かされなかった数々の謎”が視聴者の間で話題を集めた。◆1:編集長・市之瀬(宮澤エマ)の不審な動き第9話にて、進藤のスキャンダルをリークした疑いがかかったAD・本橋(なにわ男子・道枝駿佑)が調査のためにパソコンを押収され、何者かが廃棄しようとする場面があった。最終話では、このパソコンを廃棄しようとしていたのが編集長・市之瀬(宮澤エマ)だったことが判明。さらに、本橋のパソコンに不正アクセスし、情報を週刊誌へリークしたのも彼女であることが明かされた。しかし、その理由や背景は描かれないままだった。◆2:謎の清掃員・鍋田(ヒコロヒー)の正体市之瀬が処分しようとしていたパソコンを密かに回収したのが謎の清掃員・鍋田(ヒコロヒー)。劇中でも度々不審な行動を見せ注目を集めていたが、彼女が何者なのか、なぜ協力したのかといった素性は明かされていない。◆3:進藤の元妻・恭子(相築あきこ)を刺した人物進藤の元妻・恭子(相築あきこ)は路上で刺され、その後は車椅子で生活する身となった。最終回では、進藤と親しい週刊誌記者・南(加治将樹)が「奥さんの事件はまだ報道されていない」と語る場面があったものの、犯人や動機については一切触れられず。襲撃の背後に何があったのかは闇に包まれている。◆4:謎の男(寺西拓人)と組織のボスは何者?終盤、恭子と娘・すみれ(堀越麗禾)を遠くから見つめる謎の人物(timelesz・寺西拓人)が終盤に登場。「今度は今度は彼女を狙うんですか?」と誰かと連絡を取っている様子が描かれたが、彼が誰に指示を仰いでいたのかは明かされていない。また、南のセリフには「ボスは足が悪いという以外、何もわかっていない」との情報が含まれており、寺西演じる男が連絡を取っていた相手の動きが不自然だったことから、南と進藤の会話の中に登場する「組織のボス」との関連がほのめかされる形となった。◆5:松原(山口馬木也)の家にライターを投げたのは誰?松原が亡くなった火事も、真の引き金は不明のまま。景山の策略に巻き込まれた末の死であることは明示されたが、ライターを投げ込んだ犯人についての説明はなかった。一連の謎が未解決のまま終わったことを受け、視聴者からは「続編ある?」「ライターを投げたのは誰?」「謎のまま終わった…」「どうして市之瀬さんは裏切るようなことを?」「最大の伏線になりそう」「続編に繋がるのかも」などとさまざまな声が集まった。(modelpress編集部)情報:TBS【Not Sponsored 記事】