【モデルプレス=2025/06/16】ジュニアの藤井直樹と関西ジュニアの岡崎彪太郎(※「崎」は正式には「たつさき」)が16日、都内で行われた舞台「あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~」(8月23日より東京・サンシャイン劇場ほかで上演)の取材会に、共演の前島亜美、宮地真緒、永井大、演出の木村弥寿彦氏とともに出席。藤井が野球の練習への意気込みを語った。【写真】藤井直樹主演舞台、共演する華やかな俳優陣◆藤井直樹、野球未経験で野球部元エース役に本作への出演が決まった際の心境と意気込みを聞かれると、主演の令和の大学生・森下令児を演じる藤井は「マネージャーさんから『これが決まりました』ってポンってきて、最初は本当に僕にきたものなのかなと思ってビックリしたんですけど、台本を読んだりして徐々に実感が湧いてきたところです」と吐露し、「稽古に関しては、まず僕は野球経験がないんですけど、元エース(役)なので、気合いを入れて野球の練習から頑張っていきたいと思います」とコメント。野球の練習はみんなでやるのか、個人的にやるのかと追及されると「みんなでやるのもあるんですけど、個人的にもやれたらなと思っています」と答え、1人で野球の練習をするのは難しいが、相手をしてくれる人はいるか尋ねられると「どうしよう…。考えてなかった(笑)」と苦笑しつつ岡崎を見つめ、岡崎が「ごめんなさい、僕は大阪にいるので」と語ると、藤井は「会いにいきます(笑)」と笑顔で語った。◆岡崎彪太郎、イメチェンの反響語る同じ質問に、昭和の野球部主将・津田昭夫を演じる岡崎は「(出演が)決まった状態でお話を聞きまして、そのときは髪がすごく長かったんですけど切ることも決まっていて、それに戸惑いというか、野球部に入ったこともないですし、どうしたらいいんだろうと思っていたんですけど、実際に髪を切ってみてポスター撮影とかをしてみたら、意外と雰囲気があるんじゃないかなと個人的に思っていて、テニスもやっていたので、そのノウハウが使える場面が出てきたらいいなと思っています」と話し、髪の毛を切ったことに対する反響については「両親から『小中学生に戻ったみたいだね』って言われました。舞台期間中はずっと短いままだと思うんですけど、こういうきっかけがないとしない髪型だったので、楽しめると思います」と声を弾ませた。◆藤井直樹&岡崎彪太郎、平和への思いまた、戦後80年となる節目の年に本作をやる意義や意気込みと、平和への思いを聞かれると、藤井は「生まれたときにはすでに平和な日本で、そういうところで育ってきて、戦争って昔の話というか、関係のない話と言ったら違うかなと思うんですけど、そういうくらい幸せの中で育ってこられて、そういう時代があったことは絶対に忘れてはいけないことだと思いますし、それを経験してはないんですけど、伝えていく存在になれたらいいなと思っています。今は平和な日本ですけど、戦争の恐ろしさがあってこそ、いま平和に過ごせているということを伝えていければいいなと思っています」と言葉に力を込めた。岡崎は「小学校6年生のときに修学旅行でリニューアル前の(広島の)原爆資料館に行きまして、そのときに見た資料が衝撃的で、現実でこんなことがあり得たのかなと衝撃を受けたんですけど、その翌年くらいに戦争を経験したひいおじいさんが亡くなって、その話を実際に聞けなかったことを後悔していて、この作品はコロナ禍とリンクした感じで感情移入しやすい作品なので、そういうことをきっかけに今の若い方たちが戦争のことを知っていただけたらなと思います」と熱く語った。◆舞台「あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~」コロナ禍で甲子園出場の夢を絶たれた元球児の大学生が、令和7年から太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップし、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描き出す本作。“幻の甲子園”とは昭和17年8月、戦意高揚のために文部省主催で一度だけ甲子園で開催された大会で、公式の記録としては認められず“幻の甲子園”と呼ばれている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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