Snow Manのメンバーとして活動し、その優雅な振る舞いやダンスなどでファンから“舘様”の愛称で親しまれる宮舘涼太。今年4月からは単独パーソナリティを務めるラジオ『宮舘涼太のロイヤルサロン』(TBSラジオ)がスタートするなど、個人でも存在感を発揮している。本記事では、マルチな活躍を見せる宮舘の個性に注目し、その魅力に迫りたい。
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4月19日の国立競技場公演を皮切りに、スタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~』を開催するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるSnow Man。そんなグループの一員である宮舘は、TBS系の番組『ラヴィット!』で隔週火曜レギュラーを務めるなど幅広く活躍しているほか、2023年開設のInstagramでは祖母の影響で好きになったというファッションのセンスを活かしてさまざまなコーディネートを公開しており、フォロワー数も140万人を突破(※2025年5月2日現在)するなど、個人としても注目を集めている。
そんな宮舘が単独MCを務めているのが『黄金のワンスプーン!』(TBS系)だ。同番組は宮舘が日本全国を旅しながら、その土地の旬な食材を食べ歩き、魅力を学んでいくというコンセプトのグルメ番組。3月28日の放送回では、スタジオを“ダテ・ド・ボヌール”という名前のレストランに見立て、梅沢富美男ら食通の芸能人に宮舘が自身で収穫してきた食材を使った料理を振る舞う企画が放送され、料理の完成度にSNSでは、「めっちゃオシャレ!!」「エレガントで美味しそう」など称賛の声があがった。また、茨城の畜産農家の元で常陸牛のステーキを試食するロケシーンでは、その家の子供たちに、「切ろうか?」と優しく声をかけ、肉を切って振る舞う姿なども見せている。『黄金のワンスプーン!』は5月9日にも放送が予定されているが、宮舘の料理の腕前と人柄の良さが番組とマッチしていることが、番組の好調にも繋がっているのではないだろうか。
また、昨年はドラマ『大奥』(フジテレビ系)にて、主人公の五十宮倫子(小芝風花)に思いを寄せ、その夫である徳川家治(亀梨和也)にライバル意識を燃やす松平定信を熱演し、視聴者から“ハマり役”と高評価を集めていた宮舘。俳優としての活躍が期待される中、今後は原浩による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作の小説を実写映画化した『火喰鳥を、喰う』(10月3日公開予定)への出演が発表されている。宮舘が演じるのは、怪異現象に造詣が深い、どこか怪しく危険な空気をまとう謎めいた男・北斗総一郎。山下美月が演じるヒロインの久喜夕里子へ異様な執着を見せるという役どころだ。好意を持つ女性に強い感情を抱くという点では定信と近いようにも感じられる役柄だが、宮舘が今作でどのような演技を見せてくれるのか、今から期待が高まる。
バラエティ番組のMC、そして俳優としてもマルチに活躍する宮舘。彼ならではの個性は大きな武器となり、今後のさらなる飛躍にも繋がっていくことだろう。