小坂菜緒がセンターで導く“新生・日向坂46”『Love yourself!』に込められたメッセージとは? | NewsCafe

小坂菜緒がセンターで導く“新生・日向坂46”『Love yourself!』に込められたメッセージとは?

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小坂菜緒がセンターで導く“新生・日向坂46”『Love yourself!』に込められたメッセージとは?

5月21日に14thシングル『Love yourself!』をリリースする日向坂46。今作は2期生から4期生、そして新たにグループに加わった5期生という新体制で迎えるシングルとなり、表題曲センターは2期生の小坂菜緒が務める。本記事では、小坂のセンター起用が持つ意味やフォーメーションの意図、そして楽曲に込められたメッセージを通して、“新生・日向坂46”が描こうとしている未来に迫りたい。

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今作の表題曲のフォーメーションは3列構成で全20名。センターの小坂を中心に、金村美玖、上村ひなの、正源司陽子、藤嶌果歩という各世代の主力メンバーがフロントを固める。続く2列目には河田陽菜や松田好花、森本茉莉など、経験豊富な中堅メンバーが並び、3列目には4期生を中心とした新世代が揃う。5期生は今回の表題曲には参加していないが、冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)には既に登場しており、今後の本格的な参加が期待される。

特筆すべきは、今作が2~4期生の“全員選抜”という形であることだろう。デビューから日向坂46は全員選抜制を採用し、メンバー揃ってシングル表題曲を届けるスタイルを貫いてきたが、11thシングル『君はハニーデュー』からは選抜制度が導入され、以降は選抜と非選抜に分かれる体制が続いていた。そんな中、このタイミングで再び全員選抜となったことからは、今一度メンバーが一致団結するという強い意志が伝わってくる。

グループをエースとして引っ張って来た小坂は、シングル表題曲のセンターを務めるのは今回で7度目。デビューシングル『キュン』からグループの顔として活躍してきた彼女だが、一度体調不良による活動休止も経験している。復帰後の7thシングル『僕なんか』で再びセンターを任された際には、「今の自分が、本当にここに立つべきなのかと、他の人の方が…なんて、今でもずっと頭を悩ませています」と複雑な胸の内を吐露したこともあった小坂。それでも弛まぬ努力と周囲の支えによって、彼女は再びグループの中心に戻ってきた。今作で新体制のスタートを牽引する小坂の存在は、グループの過去と現在、そして未来を繋ぐ象徴だと言えるだろう。

『Love yourself!』のジャケットアートワークは、「JOY! JOY!! JOY!!!」をテーマに制作された。ライブ前の円陣でも使用されている合言葉「空まで届け!ぽかぽかキュン」から着想を得たビジュアルでは、色とりどりの風船に囲まれたメンバーが笑顔を見せており、タイトルとコンセプトが呼応し、今作のメッセージ性をより際立たせている点も印象深い。なお、グループ内では、高橋未来虹が新たにキャプテンに就任。各世代に頼れるメンバーが揃い、徐々に新体制ならではの“色”が浮かび上がりつつある。今作は、いわばその土台作りとなるような意味合いも持っているのかもしれない。

5月28日・29日には『日向坂46 BRAND NEW LIVE 2025「OVER THE RAINBOW」』の開催も控えており、新体制の実像がよりクリアになるタイミングが迫っている。『Love yourself!』というメッセージを胸に、彼女たちがどんな景色を見せてくれるのか。“新生・日向坂46”の歩みに、これからも注目したい。

※高橋未来虹の「高」ははしごだか


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