【モデルプレス=2025/04/13】女優の南沙良が主演を務める映画「愛されなくても別に」(7月4日公開)の主要キャストとして、女優の本田望結やIMP.の基俊介らが出演することが決定。併せて、予告編、キービジュアル、主題歌情報が解禁された。【写真】南沙良主演「愛されなくても別に」主題歌担当のアーティスト◆本田望結・IMP.基俊介ら、オールキャスト解禁父を早くに亡くし、浪費家の母親から経済的虐待をうけている主人公の宮田陽彩を南。そして親から売春を斡旋される陽彩の同級生・江永雅を馬場ふみかが演じることで話題となっている本作だが、この度、オールキャストが解禁された。陽彩&雅と同じ大学に通う木村水宝石(きむら・あくあ)を演じるのは本田。過干渉な親に育てられ精神的虐待をうけていた。親の支配下から逃れるよう、新興宗教にはまっていくという役どころ。基が演じるのは、陽彩&雅のアルバイト先であるコンビニの同僚・堀口順平。アルバイト代を生活費や学費にあてる陽彩とは対照的に、留年した上にお洒落やギャンブルにつぎ込んでしまう。そして、雅の父親が殺してしまった被害者の遺族・大山幸太郎を、伊島空。父親を殺された復讐のため、雅に近づく謎の男である。続けて、福岡で暮らしている水宝石の母親・木村美佐子を、池津祥子。水宝石の行動を監視するように、日々大量の電話をしてくる母。水宝石が心配になり上京してくるのだが…。陽彩の母親で会社員だが浪費家、現在は10歳下の彼氏がいる宮田愛を演じるのは河井青葉。浪費がやめられず、娘のアルバイト代も使ってしまう。家に彼氏を連れ込むなど欲望のまま生きる女である。◆「愛されなくても別に」予告編解禁今回解禁されたキービジュアルは、経済的、精神的虐待など、それぞれが違った苦しい環境に身をおきながら、社会に負けず必死に自分らしく生きようとする陽彩と雅が寄り添いながら強い眼差しを見せる姿が映し出され、2人の眼差しが訴えかける強い気持ちが何なのか、そして何に対してなのか。そんな想像を掻き立てられる1枚のビジュアルとなっている。さらに解禁された予告編は、経済的虐待をうける陽彩、精神的虐待を親に売春を斡旋される雅に加え、過干渉な親から精神的虐待うける水宝石も登場する。陽彩、雅、水宝石、それぞれに違った形で親からの虐待をうける3人。親の援助をうけている水宝石に対し、経済的虐待をうけている陽彩から見れば「甘い」と毒づいてしまうが、「不幸って他人と比較できることじゃなくない?」と切実な思いを訴える水宝石の眼差しにはっとさせられる。幸せも不幸も主観であって、人と比べることなど出来ないのだ。不幸比べをしても何も変わらない。子供には親の愛が必要かもしれない。だが、「愛している」という言葉で言葉を縛り付け、子どもを操り人形のように扱う親など必要なのだろうか。「クソみたいな世界で、わたしの人生を、生きる」、そう覚悟して突き進む3人の姿に、苦しみの先に見出すであろう自由を感じさせる爽快感の残る予告編となっている。◆主題歌はhockrockb「プレゼント交換」決定本作のために書き下ろした「プレゼント交換」は、「大切な人を思い出す、優しい時間」に。ドラマ「極限夫婦」主題歌となった「バタフライ」と、テレビアニメ「鴨乃橋ロンの禁断推理」2nd Seasonエンディング主題歌となった「ラビリンス」の楽曲使用をきっかけに、海外での知名度も急上昇しているバンド。音楽スタイルの幅広さや、ドラマティックな表現力など、彼らの音楽やメッセージにはリスナーに深い印象を残す特別なものがあると高く評価されているhockrockbが、本作のために書き下ろした、主題歌「プレゼント交換」も誰かと共に逆境の中を生きる若者の思いが伝わる名曲となっている。hockrockbは同曲について「見かけも性格も違うけど心の根っこが似ている者同士が2人だけの共通言語のようなものを使って支え合っていく様子、映像の瑞々しさ、同時に漂うほのかな寂しさを織り込んだ楽曲です。大切な人を思い出す、やさしい時間になるといいなあと願っています」とメッセージを送っている。◆南沙良主演「愛されなくても別に」「響け!ユーフォニアム」で知られる武田綾乃の同名小説が原作の本作は、毒親、虐待、性暴力など家族間で生じる問題から社会のひずみに切り込みつつ、その世界をサバイブする女性たちの清々しさと、「不幸中毒」からの脱却までを鮮やかに描く。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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