AAA與真司郎、2人の元恋人について初告白 マッチングアプリでの出会い・交際中のロマンチックなエピソード「初めて愛を教えてくれた」【Vol.2】 | NewsCafe

AAA與真司郎、2人の元恋人について初告白 マッチングアプリでの出会い・交際中のロマンチックなエピソード「初めて愛を教えてくれた」【Vol.2】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた與真司郎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/04/09】AAAの與真司郎(あたえ・しんじろう/36)が2025年4月16日、これまでの人生を振り返ったフォトエッセイ「人生そんなもん」(講談社)を発売。モデルプレスのインタビューでは、約2000人のファンを前にゲイを公表した與のカミングアウト前後の軌跡を辿ってきた。Vol.2では、「包み隠さず全てを話しました」と語る彼に、カミングアウトのきっかけにもなったという同書で初めて明かした元恋人についてのエピソードを聞いた。【インタビューVol.2】

【写真】與真司郎、涙ながらにゲイを公表

◆與真司郎「包み隠さず全てを話しました」全てを明かした理由に迫る

― 本作では、カミングアウト前からその後までの出来事がありのままに綴られています。数々のつらい出来事もあった中で、フォトエッセイ出版を決意した理由を改めて教えてください。

與:この本を出すきっかけは、カミングアウト当日だけでは伝えきれなかったことが多くあると感じたからです。雑誌やインタビューの機会も多くありましたが、すべてを語ることはできませんでした。本当にいろんな経験をしてきましたし、自分の人生をもっと知ってもらって、「こういう人生があるんだ」「こんなふうに諦めずに頑張って前を向いていれば、いつかハッピーになれるんだ」「頑張れば光が見えてくるんだ」というのを知ってほしかったです。LGBTQ+の方だけでなく、悩みを抱えているすべての人に届く内容だと思っています。

― 今回のフォトエッセイ制作を通して、これまでの人生を振り返ったことで、改めて感じたことや新たな発見はありましたか?

與:これまで、自分の人生は普通だと思っていたかったんですが、やっぱりクレイジーだなって(笑)。アメリカの友人からも「クレイジーだ!」と言われるので、多分そうなんだと思います(笑)。本当に変な人生を送ってきたなと思いますが、つらい経験があったからこそ、自分にも他人にも優しくなれた。さまざまなことにトライして、失敗を繰り返してきたからこそ、今こうして自分がここにいられる。そして、ゲイであることをオープンにし、インタビューを受けられるようになったのだと思います。

◆與真司郎、カミングアウトのきっかけ・元恋人について初告白

― 今回の書籍では、LA在住中に出会い、カミングアウトのきっかけともなった元恋人のカーターさんとライアンさん(仮名)について語られています。過去の恋人の存在を公にしようと決めた理由は?

與:今回のフォトエッセイでは、包み隠さず全てを話しました。もう隠すこともないですし、隠す人生に疲れたんです。與真司郎という人間の人生を伝える上で、2人の存在は欠かせないものでした。元彼の話を聞きたくない人もいるかもしれませんが、それは仕方ないことだと思っています。もう隠して生きる人生には戻りたくないし、今回の出版をきっかけに離れていく方がいても、それも受け止める覚悟があります。

― お2人とは、それぞれアメリカのマッチングアプリを通じて出会ったということですが、芸能活動をしていたということでリスクもあったと思いますが、抵抗などはありましたか?

與:もちろん不安はありました。でも、アメリカに留学した当初は友達がまったくいなくて。リスクを取らないと人生は変わらないと思いましたし、他に方法もなかったんです。ただ、やっぱり怖かったですね。誰でも慣れた環境が一番居心地がいいものですし。けれど、自分がモヤモヤしていたり、変わらなきゃいけないなと思ったりするのであれば、環境を変化させないと人生は変わらないと思うので行動に起こしました。

― 2人目の恋人だったライアンさんについて、「自分に初めて愛を教えてくれた人」だと綴られていました。エピソードからとてもロマンチックな方だという印象を受けたのですが、何か印象的な思い出などありましたら教えてください。

與:ライアンは、とてもキャンドルが好きな人なのですが、部屋を開けたらサプライズでキャンドルが約100個のキャンドルがずらっと並んでいて、本当に驚きました。あと、 彼の家に訪れた際にLAは車文化なので、毎回車で行っていたのですが、ガレージが1台分しかなかったので、僕が来るたびに彼がガレージからわざわざ車を出して、僕の車を安全な場所に停めさせてくれました。道に駐車してしまうと、車を割られたり、傷付けられたりすることも多い地域なので、そういった細かい配慮が嬉しかったです。

― 與さんのカミングアウトは海外でも大きく話題になりましたが、2人から連絡などはありましたか?

與:もちろん来ました!ライアンとは、その時にはお別れしていたのですが「ニューヨーク・タイムズ」の記事など全部読んでくれて、メッセージをくれました。また、日本に出発する前には、「シン、カミングアウトの当日に読んで」と手紙を渡してくれて、「あなたのことをとても尊敬しているし、本当に出会えてよかったよ」と書かれていて本当に感動しました。

Vol.3では、「いつか子どもがほしい」と語る與に現在のリアルな結婚観や、まだ日本では認められていない同性婚への思いについて語ってもらった。(modelpress編集部)

◆與真司郎フォトエッセイ「人生そんなもん」

本書では、ファンの前で自らがゲイであることをカミングアウトした與が、自らの人生を振り返り、カミングアウトするまでの人生と、その後の歩みを赤裸々に綴っている。幼少期に感じた違和感やそのエピソード、アーティストとしてデビューするも抱え続けた孤独、そして自分らしく生きることを求めてロサンゼルスへ留学・移住を決意した経緯などが丁寧に描かれている。

◆與真司郎(あたえ・しんじろう)プロフィール

1988年11月26日生まれ、京都府出身。男女混合のパフォーマンスグループ・AAA(トリプル・エー)のメンバーとして、 2005年にデビュー。グループは2021年、AAA初となる6大ドームツアーを終えたタイミングで本格的な活動休止に入る。2023年7月には、「與真司郎 announcement」にて、自身が同性愛者であることを約2000人のファンの前で公表。現在は日本と海外を行き来しながら活動しており、自身の人生を題材にしたドキュメンタリーをハリウッドにて制作中だ。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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