KEY TO LIT井上瑞稀“顔出しなし”ドラマ役作りの苦悩 出演への葛藤も「ネガティブな要素も聞いていただいた」【霧尾ファンクラブ】 | NewsCafe

KEY TO LIT井上瑞稀“顔出しなし”ドラマ役作りの苦悩 出演への葛藤も「ネガティブな要素も聞いていただいた」【霧尾ファンクラブ】

社会 ニュース
井上瑞稀、莉子、茅島みずき「霧尾ファンクラブ」(C)地球のお魚ぽんちゃん・実業之日本社/中京テレビ
【モデルプレス=2025/04/03】KEY TO LIT(キテレツ)の井上瑞稀が、都内で行われた中京テレビ・日本テレビ系「霧尾ファンクラブ」(毎週水曜24時24分~)の囲み取材に出席。前編では、“顔出しなし”というアイドルとしては異例の役柄への向き合い方や、出演を決めるまでの葛藤を明かした。

【写真】】KEY TO LIT井上瑞稀、“顔出しなし”でドラマ出演の様子

◆茅島みずき主演「霧尾ファンクラブ」

本作は、宝島社「このマンガがすごい!2024」オンナ編 第6位 、宝島社「このマンガがすごい!2025」オンナ編 第10位と2年連続でトップ10にランクインした漫画、リュエルコミックス「霧尾ファンクラブ」(著者・地球のお魚ぽんちゃん/刊行・実業之日本社)の実写ドラマ化。主演の茅島みずきが演じる三好藍美と、莉子演じる藍美の友人であり、恋のライバルでもある染谷波が、“霧尾くん”のことで一喜一憂する2人の友情や恋愛、甘酸っぱい青春が満載の一方通行ラブコメディーとなっている。

井上が演じるのは、藍美と波のクラスメイトで2人の推しである霧尾賢。どこか影のある高校生という役どころであり、第1話(4月2日)の放送をもって出演情報が解禁された。なお、井上は原作同様、全顔が見えない状態での出演となる。

◆井上瑞稀、藍美&波が身近にいたら?に回答

― 原作を読んだ感想から教えてください。

井上:いろんな意味で面白かったですね。笑えるっていう意味での面白さや、人間関係・感情面での面白さもあったので、すごく素敵な作品だなと思いました。

― 藍美と波の掛け合いを観てどう感じましたか?原作と台本を読んでみての感想も教えてください。

井上:こんな人たち、本当にいるんだって思いました(笑)。原作の再現性も高いですし、原作を超えたじゃないですけど、2人(茅島、莉子)のクオリティが高すぎて、すごくびっくりしました。リアルな人の間であったり、波の突っ込みのトーンであったり、漫才を見ているみたいですごかったですね。

― 実際に藍美と波のような人が身近にいたらどう感じますか?

井上:原作の地球のお魚ぽんちゃん先生は“藍美が自分だ”というお話をされていて、作中の変顔も実際に自分がやっていた表情だというお話もされていたので、(藍美のようなキャラクターが)実在するってことは頭にあったのですが…すごいなと思いました(笑)。でも、すごく素敵だと思います。誰かを傷付けるわけではないし、それが活力になって、ただ好きという感情だけではない、もっと大事なところもあったりするので、それがすごく素敵だなと感じました。

― 実際の井上さんだと(藍美や波は)近づけないタイプでしょうか?

井上:サファリパークぐらいの距離感がいいですね(笑)。車に乗っているくらいで。遠くから眺めたいです。それくらい僕の学園生活では会ったことのないタイプでしたね。

― “誰かを傷付けるわけではない”とおっしゃっていましたが、「霧尾くんのおなら」など、いじられるようなセリフもあります。井上さん自身恥ずかしさなどはありますか?

井上:ないですね。二次創作は自由じゃないですか。それは“推す”人が楽しむ権利だなと思います。僕が何かを提示していたら変わるかもしれないですが、勝手に楽しむのは自由だなと思います。それは、例えファンの人が僕に対して言っていても、別に嫌な気はしないです。自由に楽しんでほしいです。

◆井上瑞稀、“霧尾くん”と似ている部分とは

― 演じられる“霧尾くん”の役柄について教えてください。

井上:とある秘密を抱えた少年です。(藍美と波には好かれるが)全然モテないです。

― あの2人に局地的にモテる?

井上:そうですね。物好きなんだと思います(笑)。

― 演じる役柄と、自分自身の似ているところはありますか?

井上:口数が多くないところや、1人でいる感じはそんなに遠くないと思いました。

― 女子がキャーキャーしている時の対応の仕方も似ている?

井上:いや、全然そんな経験もなく(笑)。

― 役柄に共感する部分はありましたか?

井上:抱えているものを人に吐き出さないところは似ていると思います。僕もあまり言うタイプではないので。霧尾くんも(気持ちを)閉まっていつつも、みんなに助けてほしかったんじゃないかなという感じがすごくしますね。

― 何かを抱えているという表現は難しかったですか?

井上:難しかったです。ただ、それを悟らせすぎてもくどいし、ちょっとずつ明かされていく過程、だんだん重くなっていく感じとか、そういうのはすごく考えながらやらせてもらいました。演技としても隠せなくなってきているというのは、段階を踏んで見えてくると思います。

― その過程は、順撮りではないですよね?

井上:順撮りじゃないです。だからパニックになりますね。今どれくらい病んでいますかって(笑)。でも、そこは(横尾初喜)監督といろいろお話させてもらいながらやりました。

― ある種難しい役だと思うのですが、“霧尾くん”を演じるにあたり工夫したところはありますか?

井上:なんだかんだ霧尾くんを軸にみんなが回っているので、この人のことを「気になるな」って考えさせるような余白を作るように意識しました。見ている人が「どういう人なんだろう」と人となりが分かりすぎないようにしました。

◆井上瑞稀、“顔が見えない役”出演への葛藤明かす

― 顔が見えない役ということですが、作中ではどのくらい見えないのでしょうか?

井上:思ったより出てるっす(笑)。最初は“顔が見えない”というお話だったので、後ろ姿だけなのかと思っていたら、全然、正面の井上とか出てきます(笑)。前髪の長い井上瑞稀がたまに出てくるので。最初は斜め後ろとかで表情が見えないと話を聞いていたのですが、いざクランクインしたら、目の前にカメラがあって「普通に撮ってるけど大丈夫かな?」と思って(笑)。でも、実際にモニターを見せていただいたら、すごく綺麗な横顔のアングルでした。カメラマンさんが工夫して撮ってくださったり、メイクさんが目が見えないように髪型を工夫してくださったり、本当にスタッフさんたちがたくさん努力してやってくださった感じはありますね。

― 顔があまり出ない役でオファーが来るというのは、どういった心境だったのでしょうか。

井上:いや、どうしようかと思って…。名前を挙げていただけるというこんなに嬉しいことはないですし、リアルに3日くらい考えて、撮り方含めてマネージャーとも何度かお話をして。今大事な時期でもあって、(グループ再編成後)これが僕の一発目の個人仕事になるから、そういうタイミングも含めて、どういう形がベストなのか、ここで出ることが自分にとっていいことなのかも難しいなと思ったのですが、原作を読んで心を打たれてしまって。何より(ドラマの)スタッフさんたちに事務所に来ていただいて、お話をさせていただいて、僕が思っているネガティブな要素も聞いていただいて、その上でぜひやりたいなと思わせていただいたので、すごく嬉しかったです。

― すごく贅沢な井上さんの使い方ですよね。

井上:いやいや、全然です。

― 実際に出演してみて、気持ちに変化はありますか?

井上:もちろんやりがいもありましたし、素晴らしいチームに関わらせていただいたなと。たくさんの方に観ていただきたいですし、大ヒットしてほしいなという思いがあるのですが、スタッフや共演者の皆さんとこの時期にこのタイミングで携われただけでも僕の中ではこの作品に参加した意味はあったなと思ったので、すごく貴重な時間を過ごさせていただきました。

◆井上瑞稀、注目のシーンは「藍美と波の会話劇」

― 撮影をしていく中で、横尾監督からかけられた印象的な言葉はありましたか?

井上:僕が迷っている時はすごく察してくださって、僕が聞かなくても一言言ってくださったり「霧尾くんはきっと今こうなんじゃないかな」と、たくさんアドバイスしてくださいました。

― 作品で特に注目して観てほしいシーンはありますか?

井上:藍美と波の会話劇が本当に面白くて。原作も面白いんですけど、それが生きた人間になった時、こんなにもダイレクトに入ってくるのかと。すごく聞いていて心地がよくて、声を出して笑えるぐらい面白かったです。キャラクターの表情とかも秀逸ですよね。素晴らしいと思いました。

― ひねりのあるような作品だったと思いますが、出演されてみていかがでしたか?

井上:面白かったですね。シリアスなシーンとコメディーのシーンがあって、2作品同時に撮っているような気持ちになるんです。それくらいメリハリがついていて、コメディーがあることでシリアスが引き立つし、シリアスがあることによってコメディーも引き立つという素晴らしいバランスで描かれているなと思いました。

― どんどん伏線が回収されていくのでしょうか。

井上:話を追うごとにそれぞれの気持ちがちょっとずつ明かされていき、全部がクロスするクライマックスシーンはとんでもなかったですね。そこまで観た時にはもう1回1話から観たくなると思います。

◆井上瑞稀、茅島みずき&莉子に“人見知り”発動「いい刺激をたくさんもらった」

― 共演した主演の茅島さんの印象を教えてください。

井上:最初、僕も人見知りで、茅島さんも人見知りだという話もあったので頻繁に喋ることはなかったのですが、それでも主演という立場で、周りを巻き込んでたくさん話しかけてくださいましたし、1番最初に来たのは、申し訳ないなっていう(笑)。年下にこれだけ気を遣わせてしまう。僕は全然喋るタイプではなかったし、ワイワイできるタイプでもなかったら、たくさん気にかけてくださって、すごくいろんな話をさせてもらって、優しい…。なんて気を遣える年下なんだと思いました。でも、すごく明るくて可愛らしい女性だなって。現場でも莉子さんと姉妹みたいな感じで、ずっと藍美と波の関係性でいる印象でしたね。

― どんなお話を振ってくださったのでしょうか?

井上:本当に社交辞令でした(笑)。食べているおにぎりを見て「何おにぎりですか?」って。優しさで胸が痛かったです。でも、撮影が進むにつれて、ラフに。逆に喋らなくても大丈夫じゃないですけど、そういう関係性でいれたので、すごく居心地は良かったです。

― 莉子さんはいかがでしたか?

井上:莉子さんもすごく喋りかけてくださって。冬の撮影で寒い日も多かったのですが、それでも常にスタッフさんや皆さんに気を遣われていて。なんてできた22歳なんだろうって。反省しました。自分もちゃんとしなきゃな、頑張らないとなっていういい刺激をたくさんもらったので、またぜひご一緒したいです。

◆井上瑞稀、シークレット発表に期待「盛り上がってほしい」

― 現状(取材時)は井上さんが出演することは伏せられた状態になっていますが、放送後どのような反響があると思いますか?

井上:どうなんでしょう…発表された時には盛り上がってほしいですけどね。スルスルって当たり前のように最終話までいったらちょっと悲しいです(笑)。でも、ファンの皆さまには観ていただいて、応援していただけたらなと思っています。

― SNSでは、シルエットなどから「井上さんではないか」と予想している方も何人かいらっしゃるようです。

井上:すごいですね!本当によく観てらっしゃるなと思います。

★後編では、メンバーとのエピソードや俳優業への思いなどについて語っている。

(modelpress編集部)

◆井上瑞稀(いのうえ・みずき)プロフィール

井上は、2000年10月31日生まれ、神奈川県出身。KEY TO LITのメンバー。主な出演作は、大河ドラマ「麒麟がくる」(2020/NHK)、ドラマ「トモダチゲームR4」(2022/テレビ朝日)、「95」(2024/テレビ東京)、主演として「DIVE!!」(2021/テレビ東京)、「全力!クリーナーズ」(2022/ABCテレビ)、「なれの果ての僕ら」(2023/テレビ東京)、映画では「弱虫ペダル」(2020)、主演として「おとななじみ」(2023)など。舞台「W3 ワンダースリー」が2025年6月7日より上演予定。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

特集

page top