広瀬すず・杉咲花・清原果耶、性格異なる3人が“常に同じ時間を共有”できた理由 再会経た今だから言える本音とは【「片思い世界」インタビュー前編】 | NewsCafe

広瀬すず・杉咲花・清原果耶、性格異なる3人が“常に同じ時間を共有”できた理由 再会経た今だから言える本音とは【「片思い世界」インタビュー前編】

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モデルプレスのインタビューに応じた杉咲花、広瀬すず、清原果耶/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/04/02】モデルプレスの独自企画「今月のカバーモデル」で2025年4月のカバーモデルを務めた女優の広瀬すず(ひろせ・すず/26)、杉咲花(すぎさき・はな/27)、清原果耶(きよはら・かや/23)。映画「片思い世界」(4月4日公開)でトリプル主演を務める3人が役さながらに過ごした“同じ時間”――そこには今だからこそ話せる本音、この3人だからこそ共有できたこと、彼女たちだけの美しく温かい、特別な空間が広がっていた。<インタビュー前編>

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◆広瀬すず・杉咲花・清原果耶「片思い世界」

映画「花束みたいな恋をした」(2021年)を手掛けた脚本・坂元裕二氏、監督・土井裕泰氏コンビが贈る最新作。日本の映像界を牽引する広瀬、杉原、清原のトップ俳優3人が奇跡のトリプル主演を果たす。

現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”とは。

◆広瀬すず・杉咲花・清原果耶「贅沢な現場」奇跡の共演振り返る

― 改めて撮影を振り返ってみて、3人で共演した感想を教えてください。

広瀬:10代の頃に、2人とそれぞれ別の作品でご一緒したことがあったので、大人になってからこういった形でまた共演できて素直に嬉しいです。もし、ここに自分以外の誰かがいたら、きっと作品も込みですごく嫉妬していただろうなと思うくらい、本当に贅沢な現場でした。

杉咲:このような形でお二人とご一緒できる機会はなかなかないと思うので「なんて贅沢なんだろう」という楽しみな思いと同時に、2人に信頼してもらうためにはどうしたらいいだろうと緊張もしていました。私は殻を破るまでに少し時間がかかってしまうタイプなので。

― どのように殻を破っていかれたのでしょうか?

杉咲:プライドや羞恥心はかなぐり捨てて、拙いところもそのままに関われたらという気持ちでしたが、2人の器の大きさに手を差し伸べてもらったことだらけでした。性格はそれぞれに異なる3人ですが、作品やお互いに対して思っていることはそう遠くないのではないかと感じて、どんどん緊張が解きほぐされていきました。

― 清原さんはいかがでしたか?

清原:現場でお二人の立ち振る舞いを間近で見させていただけたことが大きな勉強になりました。2人とも居方は違いますが、現場の核としてそれぞれのパワーでチームを引っ張ってくださって。その力を間近で見られたことが私にとって大きな収穫になりました。また、ナイーブなシーンの時も寄り添ってくださり、毎日お二人に助けていただきながら頑張ることができました。

◆「託してもらっているような」――3人の空気感で紡がれた「片思い世界」

― 脚本・坂元さん、監督・土井さんから、役へのアプローチなど演出面で指示を受けたことはありますか?

杉咲:本読みの時に3人のテンポ感を調整した時間があったよね。「もっと早く掛け合いをしてみてほしい」とか。

広瀬:各キャラクターの性格も「オタクチックな感じを強く」「ちょっとお母さんっぽく2人を見守っている感じ」「やんちゃな感じで」とその場で指示をもらったよね。でも現場に入ってからは、そういったこともあまりなかったです。

杉咲:基本的には自由で、託してもらっているような感覚がありました。

清原:大事なポイントは、そのシーンの都度すごく遠回しにふんわりと伝えてくださる気がしました。「ここはこうしてください」というような直接的な答えではなく、「ここは3人にとってこういうシーンだと思うんだよね~」とふわっと伝えていただいて。その言葉から監督の考えを汲み取って芝居に取り入れていきました。

◆3人で“常に同じ時間を共有” 交わった先に見えた同じ景色

― 12年間強い絆で結ばれている主人公たちですが、本編ではその12年間がほとんど描かれておりません。この時間を埋めるために、どのように距離を縮めていかれましたか?

杉咲:クランクイン前に果耶ちゃんが声を掛けてくれて、3人で食事に行きました。その後も何度かご飯を食べに行ったり、すずちゃんが通っているキックボクシングに連れて行ってくれて皆でボクシングをしたりしました。そういった時間をたくさん共有できたことは大きかったのではないかなと思います。

― 撮影以外も3人で“常に同じ時間を共有”していたと。

広瀬:そうですね。ずっと一緒にいたような気がします。とにかく2人が現場にいてくれれば(笑)。

清原:「今日、差し入れ入ってるらしいから皆で見に行こう!」と一緒に差し入れスペースに行って、お菓子をいっぱい取って、3人の場所に戻る…みたいな(笑)。

杉咲:うん(笑)。スタジオ撮影時には小さな楽屋のような空間があって、3人でぎゅうぎゅうになりながらいつも側にいました。

清原:そこでどう快適に過ごすかを一生懸命考えながら一緒にいました(笑)。

― 仲の良さが伝わってきます。そういった時間を共に過ごしていく中で、お互いに遠慮せず本音を話し合うような機会もあったのでしょうか。

杉咲:そうですね。思っていることは素直に、腹を割って話したいという気持ちを抱いていました。特に、すずちゃんとは歳が近いので、昔はオーディションでも本当によく一緒になったよね。

広瀬:ね!10代の頃とか!

清原:この2人がいるなんてすごいオーディション!

広瀬:(笑)。当時はまだ一緒に仕事をしたことがなかったのですが、オーディションで会いすぎて、控え室で見かけたら「元気ですか?」と挨拶する関係になっていました(笑)。

杉咲:そうだね(笑)。誰かが受かるということは、誰かが落ちるということで。そういった経験を気が遠くなるほど重ねてきました。悔しさを認めることもできないくらい焦燥感に駆られた時期もありましたが、そういった時を経て、この再会についての喜びを素直に感じられる今のような状況があることに、感慨深さがあります。こんな時がやってくるなんて、当時の自分には想像できたかな、って。

広瀬:花ちゃんとは前回ご一緒してから10年くらい経っていて、清原ちゃんとも私が 20~21歳くらいの時の共演が最後だったので、最初は「どうやって2人と一緒にいたっけ?」と接し方みたいなものが分からなかったのですが(笑)、簡単にヌルっとした雰囲気にもしたくなくて。私も心を開くまでに時間がかかるタイプですが、花ちゃんが言ってくれたように、すごく素直に伝えてくれる2人に自分自身も影響を受けました。あと、どんなに小さなことでも共有することが多かったです。撮影が終わってからも「今お風呂入った」「もう寝るね」「また明日ね」と、よく母親とするようなメールを3人で取り合っていて、何気ないことも都度共有できたことが大きかったと思います。

― 毎日のように連絡を取り合っていた?

広瀬:はい。次の日、現場に行ったら「昨日『〇〇する』って言ってたけどやった?」「結局やめちゃった」みたいな(笑)。どこで何をしているのか、どう生活しているのか、2人の温度感を役とともに共有していることが、すごく支えになって、どんどん距離が縮まっていくのを実感しました。家族の役でも、演者さん同士でこういったことをやる機会は多くないと思うのですが、気を張っていたところが自然と緩んだ気がします。

★インタビュー後編では、3人の悲しみを乗り越える方法、それぞれへのリスペクトを語ってもらった。(modelpress編集部)

PHOTO:赤英路
◆広瀬すず(ひろせ・すず)プロフィール

1998年6月19日生まれ、静岡県出身。2012年モデルとしてデビュー後、CM・ドラマ出演と活動の幅を広げる。2019年放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務めた。近年の主な出演作は、ドラマ「阿修羅のごとく」(Netflix/2025年)、「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系/2025年)、映画「流浪の月」(2022年)、「ゆきてかへらぬ」(2025年)など。待機作に「遠い山なみの光」(2025年夏公開予定)、「宝島」(2025年9月19日公開予定)がある。

◆杉咲花(すぎさき・はな)プロフィール

1997年10月2日、東京都出身。多数のドラマ・映画に出演。2020年放送のNHK「おちょやん」でヒロインを務めた。近年の主な出演作は、ドラマ「杉咲花の撮休」(2023年/ WOWOW)、「アンメット ある脳外科医の日記」(2024年/カンテレ・フジテレビ系)、「海に眠るダイヤモンド」(2024年/TBS系)、映画「市子」(2023年)、「52ヘルツのクジラたち」「朽ちないサクラ」(2024年)など。

◆清原果耶(きよはら・かや)プロフィール

2002年1月30日生まれ、大阪府出身。アミューズの新人発掘オーディションでグランプリを受賞し、NHK「あさが来た」(2015年)で俳優デビュー。2021年放送のNHK「おかえりモネ」で主演を務める。近年の主な出演作は、ドラマ「ファイトソング」(TBS系/2022年)、「霊媒探偵・城塚翡翠/invert 城塚翡翠倒叙集」(日本テレビ系/2022年)、「マイダイアリー」(ABCテレビ/2024年)、映画「線は、僕を描く」(2022年)、「青春18×2 君へと続く道」「碁盤斬り」(2024年)など。待機作にNetflixシリーズ「イクサガミ」(2025年11月配信予定)がある。

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《モデルプレス》

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