【モデルプレス=2025/04/01】俳優の高橋文哉、女優の西野七瀬が20日、都内で開催された映画『少年と犬』完成披露試写会に出席。高橋が、原作者である馳星周氏からの手紙を受け、役作りについて明かす場面があった。【写真】犬のさくらと戯れる高橋文哉&西野七瀬◆高橋文哉、さくら出演の生放送回顧「すごく新鮮」本作は、犬の多聞(さくら)と出会う青年・中垣和正(高橋)や、多聞によって命を救われる女性・須貝美羽(西野)などの登場人物が織りなす、感動のストーリー。プロモーション活動で印象的な出来事を問われた高橋は「『王様のブランチ』の生放送かなあ。さくらと3人で『ブランチ』の生放送に行ったんですけど、一緒に生放送に出るっていうあの緊張感と、さくらがいることによって、何が起きるか分からない現場の、何にでも対応します!みたいな、あの頼もしさみたいなものは、すごく新鮮で楽しかったなと思いますね(笑)」と振り返った。また「『シマエナガダンス』も踊らせてもらいました。6時台から初めて僕はお邪魔しましたけど」と語り、西野は「ちょっとどきどき。リハーサルとかない、ぶっつけというか、各自で覚えて来てくださいっていうスタイルだったので。動画を探して、見て(笑)。」と笑顔で回顧。高橋は「振りを間違えるっていう(笑)。内緒ですよ。大間違いしました。抜かれてないときに大間違いして」と笑顔で明かした。◆高橋文哉、原作者からの手紙に歓喜「一つ裏切らせていただいたことは光栄」この日は、原作者・馳星氏からの手紙が、高橋へのサプライズとして西野が代読する一幕もあった。バラエティ番組に出ている時とイメージが変わったという称賛や労いの言葉に、高橋は「ありがたいお言葉ですね。小説原作とか漫画原作とか、たくさんやらせてもらっている中で、僕が一役者として大事にしているのが、その原作を書かれた先生の顔を日々浮かべながら。そのお方がイメージをする役を、自分が唯一この世に存在させることのできる権利をいただいたつもりでやらせてもらっているんですけど、この和正という役は、とても向き合うのに苦労して。自分の中で和正像っていうのがしっかりとできるまで、とてもいろんな道のりがあったんです」と述懐。そして「その時々に、やっぱり原作の和正にたくさん助けてもらいましたし、原作で馳さんが作られる中垣和正という人間を、僕の中でどういう風にかみ砕いて、映像に起こしてっていうのを日々考えながら向き合っていたので。その映画を見ていただいて、また違うイメージで、ある意味で僕へのイメージを持って、ある種作って見に行ってくださったこともまずうれしいですけど、そこを1つ裏切らせていただいたことは光栄だなと思いますし、また馳さんが作り上げる本の中で踊らせていただけることがあれば、頑張りたいなと思いますね」と語った。また、45歳の自身の姿が楽しみだと書かれていたことについては「21年後ですね…分かりません!僕も(笑)。楽しいって思うまでには時間がかかるというか、道を究めるのはそういうことっていう風におっしゃっているのが、もうすぐ分かってくるのかなあって、お手紙をいただいて。ただ単純に、楽しんでこのお仕事をやらせてもらっているわけじゃない部分が、純粋に楽しめる日が来るんだろうなと、一筋の光が見えた気がしますね」と笑顔を見せていた。◆高橋文哉&西野七瀬W主演「少年と犬」本作は、馳星周氏が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している作品が原作。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説で、大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描く。映画では、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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