俳優の二階堂ふみが20日、横浜市役所で行われた『横浜フランス映画祭 2025』(3月20日~3月23日)のレッドカーペットイベントに登壇。本映画祭の開幕宣言を行った。
横浜みなとみらい21地区を中心に開催される本映画祭は今年、32回目を迎える。映画祭のテーマは「Avec~新しい感性との出会い」。二階堂は公式アンバサダーを務めることから、レッドカーペットイベントにトリで登場。黒のシックなパンツ姿で、「『横浜フランス映画祭 2025』すばらしい作品がたくさん揃いました。素敵な映画が上映されることになります」「『横浜フランス映画祭 2025』開幕です」と映画祭の開会宣言を行った。
二階堂の背後には本映画祭のために来日したフランスの映画関係者がずらり。第97回アカデミー賞で助演女優賞と歌曲賞の2部門に輝いた『エミリア・ペレス』のジャック・オーディアール監督や、2003年の『スイミング・プール』でシャーロット・ランプリングと共演し話題を集めたリュディヴィーヌ・サニエらが二階堂の開幕宣言を見守った。イベントには横浜市の山中竹春市長、ユニフランスのダニエラ・エルストナー代表、パフォーミングアーティストのアオイヤマダ、ダンサーのATSUSHIも登壇した。
また、横浜出身歌手のクリスタル・ケイも登壇して生歌を披露。「短い時間ですけど楽しい時間にしましょう!」と呼びかけ、2005年のヒット曲『恋におちたら』を熱唱した。クリスタル・ケイは「生まれも育ちも横浜。浜ガールです。私のホームタウンでこの映画祭が開催されていて、今日は本当に“Such a beautiful day”」と満面の笑みを見せる。
続いて披露した『Boyfriend -part-』でもレッドカーペットに集まったファンたちとコールアンドレスポンスを楽しむなど、2曲を笑顔いっぱいに歌い上げ、「横浜大好きなので、横浜にしかない和洋折衷な素敵な港町を楽しみながら、歩きながら、横浜を感じながらいろんな映画を楽しんでいただけたら」と話していた。
映画祭の開催期間中は、みなとみらいの観覧車の色がトリコロール色に変わるとのこと。上映作品はジャック・オーディアール監督の『エミリア・ペレス』、フランソワ・オゾン監督の『WHEN FALL IS COMING』ほか、『The Count of Monte-Cristo』『犬の裁判』『キャッツ・アイ』『My Everything』『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド』『ロザリー』『神さまの貨物』が予定されている。