【モデルプレス=2025/03/02】映画「お嬢と番犬くん」(3月14日公開)でW主演を務める女優の福本莉子(ふくもと・りこ/24)とSixTONESのジェシー(28)にモデルプレスがインタビュー。お互いの印象や撮影の裏側などを語ってもらった。【写真】福本莉子&SixTONESジェシーが密着 近距離で見つめ合う◆福本莉子&ジェシー「お嬢と番犬くん」原作は、人気漫画「お嬢と番犬くん」(講談社/はつはる著)。極道の孫娘であることを隠し、“フツーの青春と恋”をすることを固く心に決めた高校生のヒロイン・瀬名垣一咲(福本)と、彼女のお世話係で過保護すぎるがゆえに年齢詐称をして高校に裏口入学までしてしまう若頭・宇藤啓弥(ジェシー)の恋愛模様を描いた溺愛ロマンティックコメディである。◆福本莉子、真逆の役に悩み「すごく大きな挑戦でした」― 最初にオファーを受けた時の心境を教えてください。福本:可愛らしいだけじゃなくて振り切ったところや、啓弥への揺れ動く恋心もあって、いろいろな魅力がある役だなと思いました。また、久しぶりに制服を着る役だったので、「まだまだ制服を着られるんだ」と嬉しかったです(笑)。― 映画化の発表時には、一咲役について「普段の私とは違う雰囲気の女の子なので魅力をどう表現するのか正直不安もあります」とコメントされていましたが、どのような不安があったのでしょうか?福本:一咲は可愛らしくてほんわかとした雰囲気で“THE女の子”というイメージがあったのですが、私自身はわりと真っ直ぐな性格で一咲とは真逆のタイプなので、どう演じようかと撮影に入ってからもずっと悩んでいました。コメディパートにはリアクションが大きい場面もたくさんあったので、原作のキャラクターを守りつつ、どこまでできるのかは自分としてもすごく大きな挑戦でした。悩みながらも皆さんと一緒に一咲というキャラクターを作っていきました。― ジェシーさんはいかがでしたか?ジェシー:13年ぶりぐらいにときめき系の作品に出演しますが、演じていて楽しかったです。かっこつけるところはもちろん、ギャップがある役なので脱いだらすごい状況になっていたり…そういうところも含めて全てやりがいがありました。― かっこつけるために意識されたことはありますか?ジェシー:「あ、かっこつけてる」と笑われたら台無しだなと思ったので、客観的に見て自分自身もキュンキュンできるか考えながら演じました。その結果「啓弥かっこいいじゃん」と自分でもときめいちゃいました(笑)。どんどんお芝居していくうちに、気持ちが高ぶる部分もありました。どの作品もですが、オファーを受けた時は「僕でいいのかな」と不安もありましたが、自分がやらせてもらえて良かったと思いましたし、原作がすごく分かりやすいストーリーながらも、他にはない題材で誰もが心を動かせられる作品だと感じました。◆福本莉子&ジェシー、お互いの印象は?― 共演前のお互いの印象はいかがでしたか?ジェシー:最初の印象では、強くてサバサバした方なんだろうなと思っていました。でも喋っていくうちに人柄も分かってきて、ご飯やゲームの話をしたりして仲良くさせていただきました。― お話するにつれて、新たな印象はありましたか?ジェシー:ゲームには興味がなさそうだなと思っていたのですが、ルールが分かりやすくて可愛らしいゲームやっていて紹介してもらいました。福本:私も負けず嫌いなので競っていました。ジェシー:今は僕の方が強いけどね。福本:私は一旦手を引いています。― (笑)。福本さんから見てジェシーさんの印象はいかがですか?福本:バラエティに出ているジェシーさんをお見かけすることが多く、歌っていたり笑いをかっさらっていたりするイメージがあったのですが、本読みで初めてお会いした時はすごく真面目で淡々と読み合わせをしていて「あれ?」って(笑)。ジェシー:ちゃんと仕事しますから。福本:(笑)。でも撮影を進めていくうちにジェシーさん節が出てきて、現場の空気も和んで良い雰囲気になっていったのでありがたかったです。― やっぱり笑いをかっさらっていた?福本:かっさらっていました。爆笑の渦でした。ジェシー:オリンピックの開会式くらい盛り上がっていました。― 特に笑いが起きた発言はありますか? 福本:「マイケル・ジョーダン似じゃん」の後におっしゃっていましたよね?ジェシー:「冗談冗談」って。「マイケル・ジョーダンだけにね」「下段中段上段」とか言っていました。福本:もう止まらないんですよ。ジェシー:絶対使われないと分かっていたので、芝居にも日常でふざけているようなことを入れていました。福本:使いどころの終わりぐらいに仕掛けてくるんですよね。― それで現場がさらに盛り上がる?ジェシー:みんな笑ってたよね?福本:う、うん…、笑っていました(笑)。ジェシー:「腹筋ができて良かった」と言われました。福本:(小声で)そうだったんだ…。◆ジェシー「緊張した」福本莉子・スタッフ陣と相談した胸キュンシーン裏側― 2人の胸キュンシーンも多くありますが、撮影前に相談したことや話し合ったことがあれば教えてください。福本:撮影前に相談することはあまりなかったですが、リハーサルをしながら監督と一緒にカメラの画角も踏まえて、見え方や手をどこまで入れるかといった距離感を現場で相談しながらやっていました。ジェシー:スタッフさんもよく見てくださったので、かっこいい位置や、どんな表情・角度がいいのかリハーサルなどで実際にやりながら考えていました。個人的には緊張していたのでリハを何回もしてくれてありがたかったです(笑)。― ロケでの思い出や印象に残っている場所はありますか?ジェシー:(デートシーンの)動物園が良かったです。暑すぎてライオンもしっかり寝ていました(笑)。福本:ピクリともしていなかったです。朝の方が涼しいと思いきや、結構暑かったですよね?ジェシー:本当に汗がすごかったです。あとは横浜でのタバコシーンでは街中を3周ぐらいしたので、もうあの道は覚えました。福本:お借りした学校もすごく素敵でした。あと、私は完全に黒板世代だったので、教室のホワイトボードが珍しくてオシャレだなと思いました。ジェシー:キーっていう音が聞けないのは寂しいけど。福本:でもチョークの粉集めたり黒板消しのクリーナーかけて白い粉まみれになったりしなくて済みますね(笑)。ジェシー:たしかに。あと、撮影場所が湘南なので街に住んでいる方々が上半身裸でボードを持っていてすごいなと思いました(笑)。― ありがとうございました。(modelpress編集部)◆福本莉子(ふくもと・りこ)プロフィール2000年11月25日生まれ、大阪府出身。2018年5月公開の映画「のみとり侍」でスクリーンデビュー。2023年に「第46回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞する。近年の主な出演作は、ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS系/2023年)、「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系/2023年)、「全領域異常解決室」(フジテレビ系/2024年)、映画「ディア・ファミリー」(2024年)、「劇場版 トリリオンゲーム」(2025年2月)など。待機作に、映画「#真相をお話しします」(2025年4月25日公開予定)、「隣のステラ」(2025年夏公開予定)がある。◆ジェシープロフィール1996年6月11日生まれ、東京都出身。2012年放送の「私立バカレア高校」(日本テレビ系)でテレビドラマ初出演。同作の出演者6人で、2015年5月にSixTONESを結成。2020年1月22日にCDデビューを果たす。近年の主な出演作は、ドラマ「新空港占拠」(日本テレビ系/2024年)、「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系/2024年)、劇場版「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」「リボルバー・リリー」(2023年)など。2025年5月~6月に、主演を務めるミュージカル「ビートルジュース」が上演予定。【Not Sponsored 記事】
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