山崎賢人『キングダム』『ゴールデンカムイ』実写化作品を成功に導いてきた超絶アクションと飽くなき向上心 | NewsCafe

山崎賢人『キングダム』『ゴールデンカムイ』実写化作品を成功に導いてきた超絶アクションと飽くなき向上心

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山崎賢人『キングダム』『ゴールデンカムイ』実写化作品を成功に導いてきた超絶アクションと飽くなき向上心

現在公開中の映画『アンダーニンジャ』で主演を務めている山崎賢人。『アンダーニンジャ』は同名の人気漫画を原作とした映画だが、山崎はこれまでにもさまざまな実写化作品で鮮烈な存在感を放ってきた。そこで本記事では、山崎の出演作を振り返りつつ、実写化作品との親和性の高さや、その演技の魅力を紐解いていきたい。

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2010年に俳優としてデビューして以降、NHK連続テレビ小説『まれ』(2015年)ではヒロインの相手役を演じるなど、実力派の俳優として常に高い注目を集めている山崎。そんな山崎の代表作の1つが、これまでに4本の映画が公開された大人気シリーズ『キングダム』だろう。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信の活躍を描いた、原泰久による同名漫画を実写化した同作で、信役の山崎は迫力のあるアクションシーンが高く評価されたほか、第4作目となった『キングダム 大将軍の帰還』では、『第48回日本アカデミー賞』の優秀主演男優賞も受賞している。

その高い身体能力から“芸能界で1番足が速い”と噂されたこともあるという山崎だが、昨年に映画が公開され、WOWOWでドラマも放送された『ゴールデンカムイ』シリーズでもそのアクションセンスを遺憾なく発揮している。第1作目の映画では、山崎演じる主人公の杉元佐一がワンカットで大立ち回りを繰り広げ、「俺は不死身の杉本だ!」と叫ぶ象徴的なシーンがあるが、山崎は初日舞台挨拶の中でこの場面について、激しいアクションの疲労や過酷な環境から声が掠れてしまうような状況だったと説明しつつ、「声出ないなって思いながらも、気合いで言ったみたいなのが杉本っぽいなと思って」と振り返っている。こうした過酷な撮影に正面から向き合う姿勢が、原作の世界観とリアルを繋ぐ架け橋となり、多くの実写化作品を成功へと導いているのではないだろうか。

昨年は史上最強の呪術師・安倍晴明の学生時代の戦いを描いた映画『陰陽師0』にも出演し、プロフィギュアスケーターの羽生結弦の演技を参考にしたという美麗アクションに挑んだ山崎。昨年末にテレビ番組のインタビューを受けた際には、「『キングダム』はずっとやってきたんですけど、『陰陽師0』はまた新たな挑戦だったりしたので。ずっと自分が積み上げてきたものと、また新しいものとっていうのができた年でした」と2024年の活動を振り返りつつ、“2025年もアクションをもっと頑張れたら嬉しい”と意気込みを語っている。こういった向上心もまた、彼の俳優としての大きな強みと言えそうだ。

今後は『ゴールデンカムイ』続編映画の製作が発表されているほか、“今際の国”を舞台に、山崎演じる有栖良平(アリス)と仲間たちが命を懸けた“げぇむ”に立ち向かう姿を描いたNetflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン3の配信も9月から予定されており、その実写化作品での活躍はまだまだ続きそうだ。2025年も彼の飛躍に期待したい。

※山崎の「崎」は立つ崎


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