【モデルプレス=2024/12/28】お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、12月29日放送のTBS系『報道の日2024』(午前9時54分から6時間半生放送)にて初の報道番組MCを担当。地上波出演1年ぶり、同局の番組出演は2年ぶりとなるにあたって報道陣の取材に応じ、今回本番組の出演を決めた理由を語った。【写真】中田敦彦&福田萌夫妻の次男が顔出し「そっくり」と話題◆オリラジ中田、報道番組初出演に歓喜膳場貴子、井上貴博アナウンサー(TBS)とともにMCを担当する中田。出演の心境を問われると「『報道』というのがものすごく意外でしたし、情報バラエティやワイドショーには出た経験があったので、ご迷惑をおかけしないかなという気持ちがありつつも、私自身がYouTubeの動画のテーマでよく時事問題を扱っていて(報道には)興味があったので、嬉しいというのが最初の感想でしたね」と喜びを口にした。自身のYouTubeでは多くの時事問題に触れていた中田だが、2024年で最も関心を寄せたトピックは「選挙」だという。「今年はYouTubeと選挙の距離感がぐっと変わった年だったなと思いました。都知事選の時から“ネットと選挙”のインパクトがあって、総裁選の時もたくさんの候補者の方と対談させていただいたのですが『石丸ショック』を経てから都知事選の時とはまた違う盛り上がりで、各陣営も、ものすごくネットに積極的になっている印象でした。テレビがネット化というよりも、非常にメディアとテレビがハイブリッド化している状態なのかなということがあって、面白い状況だなと思いながら、自分がやれることをやろうという形で、1番関心があったかもしれないです」と語った。◆オリラジ中田、YouTubeの良さと恐ろしさとは中田のYouTubeでは政治家との対談も話題になったが、実際に話してみてテレビで観ている姿とはギャップを感じたという。「私はYouTubeというメディアをやってみて『良さと恐ろしさ』というものがあると思う。恐ろしさというのは、ほぼノー編集で、あまりカットせずに尺も自由にとなると、どんな人間か結構漏れ出てしまうんですよね。隠しきれない」と前置きし「視聴者の方に『最近テンション低いんじゃないか』とコメント欄でいただくんです。結構当たっているんですよ(笑)。最近ちょっと飲みすぎていたなとか、 食べすぎて太ったんじゃないかとか、肌が荒れているとか、飽きているんじゃないかとか。全部見透かされてしまうので、逆に言うとそこを信頼して、その人の雰囲気が画面から漏れていたらいいなと思いながらやらせていただいていましたので、皆さんに(対談者の)魅力が伝わればいいなと思っています」とありのままを魅せていることを明かしていた。◆オリラジ中田が語るテレビの魅力一方で、テレビをどのように観ているかを尋ねられると「『報道の日』をやらせていただいてすごく思ったのが、競技が全然違うということです。例えばサッカーとフットサルが似ているようで違うように、それぞれの戦い方と良さがあります。テレビは集団で作っているからこそ、いいところがたくさんあるなと思いましたし、作っている過程がまず楽しいです」と話した。続けて「打ち合わせでいろんな方の意見を聞くのも新鮮で楽しいですし、TBSには70年という歴史がありますが、その映像の蓄積はYouTubeおよびYouTuberには決して伝え得ないものですから。そういった蓄積のインパクトと、チームでやるという楽しさが、YouTubeとの大きな違いだなと思いました」と魅力を語った。◆オリラジ中田、地上波テレビ出演を決めた理由中田は、今までのテレビ出演を断っていたのかを問われると「テレビとの距離みたいなもので悩みました。たくさん出たら出たで、YouTubeの仕事に集中しきれないところがあるので、単純に時間の配分として『今はYouTubeに集中したい』という時期が長かったです」と告白。その上で「自分の中ですごくやりきった気持ちもありますし、これ以降も(YouTubeを)やっているのですが、自分の中で新たなチャレンジをしたい気持ちになったんだと思います。今までお話をいただいて、ご遠慮させていただいていた側面もあったのですが、チャレンジしたい気持ちと、全く違うジャンルの報道からのオファーというのが、非常にタイミング的にマッチしたというのが正直なところです」と出演までの経緯を明かした。また、本番組の総合プロデューサー・曺琴袖氏からのオファーで出演が実現したことにも触れ「経歴やインタビューを観させていただいて、とても素晴らしい方だなと。情熱的で、才能もとんでもない人だなと思ったので、テレビがどうかは分かりませんが『報道の日』に関しては、とてつもなくジャーナリズムのエッジに立っているのではないかなと思いました」と出演の決め手を告白。今後のテレビ出演の是非については「どうなんですかね…。基本的に仕事は全部全力でやっていきたいなと思います。ただ、テレビは『出たい』って言って出られるもんでもないですし、ニーズがあれば出られるわけです。その上で、自分の中で割ける時間は限られているので、その中でお話をいただければ最大限応えていきたいという気持ちはあります」と自身の考えを口にした。◆中田敦彦、オリエンタルラジオとしての復活は?オリエンタルラジオとしての活躍の願望について問われた中田は「言っていただくのは嬉しいです。視聴者のニーズも含めて、私と相方(藤森慎吾)のコンビで見たいよっていうこと言っていただけるのであればやりたいです」とコメント。しかし、「お客様・視聴者あっての仕事なので、求められたらやりたいです。相方のことも大好きですし、リスペクトもしていますし、それぞれでいろんなジャンルを頑張っているなと思うので、できたらいいなと思いつつ、風の流れに任せていく、そういう気持ちではあります」と今後について言及した。また、藤森との交流は「ここ1、2年ぐらいないかもしれない」といい「彼(藤森)も結婚して動きがあって。若手の時はコンビの仕事が主体だったので、計画を立てながらやっていた時もあったのですが、お互いの生活と、家族と仕事ができてからは、空気を読みながらやっています(笑)。1ヶ月前に、友人の結婚式で会いました。それでお互いの近況を報告して、励まし合っていますね」と直近の交流を明かしていた。◆「報道の日2024」2025年に開局70周年を迎えるTBSテレビ。今回『報道の日』では“テレビ報道70年”の裏側を一挙公開。「今だから話せる“禁断ニュース”」にスポットライトを当てる。本番組では現在の社会や世相につながる大きな影響を及ぼしたニュースの真相を独自取材し、初証言や初公開の映像で歴史的なニュースの真相を紐解く。また、政治・経済・国際情勢など幅広いテーマを扱う自身のYouTube チャンネルでのプレゼン力の高さが評判の中田が、番組でもニュースの背景を解説。わかりやすく、そして視聴者の興味を引く面白さで“禁断ニュース”を斬っていく。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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