【モデルプレス=2024/12/22】13人組グループ・SEVENTEEN(セブンティーン)が12月4日・5日、東京ドームにて「SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN JAPAN」を開催。ここでは、2日間で10万人を動員したライブから、2日目となる5日のレポートをお届けする。【ライブレポ・セットリスト】
ユニットステージの最後を締めくくったVOCAL TEAM(JEONGHANが欠席)は『Candy』のゆったりとした旋律に甘くとろけるようなJOSHUAや優しく語りかけるようなWOOZIの歌声が会場を包み込み、JEONGHANのパートを音源のまま流した場面では、思いを馳せるファンからの歓声も。WOOZIが嬉しそうに「東京、この曲知ってますか?一緒に行きましょうね!」と駆け出した『Cheers to youth』では会場が一体となり、美しく研ぎ澄まされた歌声のDK、力強くどこまでも伸びるロングトーンが心地よいSEUNGKWAN、2人のメインボーカルを筆頭に美しいハーモニーを奏でていた。
◆SEVENTEEN、約10年前の名シーン再現
VOCAL TEAMで先にお披露目されたモスグリーンやブラウンを基調とした貴公子のような雰囲気を思わせる衣装に全員が身を包み、息を揃えたラインダンスが印象的な『Our Dawn is Hotter than day』、「CARATの皆さんはひとりじゃない」と伝える『ひとりじゃない』と心温まる楽曲が続く。微笑ましいメンバー同士のじゃれ合いを覗き見できる映像を経て、ステージ中央にはメンバーを乗せたシルバーの車が出現した。
華やかなホーンセクションやストリングスをさらに際立たせたライブバージョンの『God of Music』、センターステージやバックステージなどを縦横無尽に駆け巡った『今 -明日 世界が終わっても-』でSEVENTEENのハッピーウイルスが会場中に伝染すると、MCでは、THE 8がドラムの音に合わせライトスティックを持つCARATに合図を送る「THE 8 TIME」や、SEUNGKWANが「ダンスも上手、歌も上手、顔も上手、全部上手」と褒める愛らしい姿も。JAPAN 4TH SINGLE『消費期限』を披露する前には、同楽曲が主題歌となっているNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』(2024)主演の綱啓永など出演者が観に来ていることも明かし「ありがとうございます!どこにいますかー?」「次の曲一緒に歌ってください!」と嬉しそうな表情を浮かべるメンバーたち。1本の樹木を取り囲む四季を表現したスクリーンとともに、移りゆく季節の中でも変わらない大切な人への切実な思いをエモーショナルに歌い上げていた。
◆SEVENTEEN、愛に溢れたCARATとのコミュニケーション
フォーマルな黒スーツをビシッと決めた映像の中の姿とは打って変わって、パーカーやルーズなボトムスなどカジュアルルックで再登場したメンバーは、歓声を浴びながら「名誉や金はいらない、君からの愛だけでいい」と歌う『LOVE,MONEY,FAME(feat. DJ Khaled)』でCARATとの愛を確かめ合う。また「今日のコンサートで歌えなかった歌を歌ってみよう」と『To you』『DREAM』『Sara Sara』『CLAP』の合唱、WONWOOが「春の桜みたいね」と呟いた桜色のライトスティックのウェーブまで、SEVENTEENとCARATによる愛に溢れたコミュニケーションはとどまることを知らない。