【モデルプレス=2024/12/21】俳優の神木隆之介が主演を務めるTBS系日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)の最終話の放送を前に、プロデューサーの新井順子氏にインタビュー。Vol.1では、第6話で大きな反響を呼んだ鉄平(神木)&朝子(杉咲花)の告白シーンの裏側に迫る。(※取材は第6話放送後に実施)【写真】神木隆之介「海に眠るダイヤモンド」3つの差し入れが「粋な気遣い」と話題◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」同局系ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)など数々のヒット作を生んだ、脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井という強力チームが再集結した本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなる。神木は主人公・鉄平と、現代の東京に生きるもう一人の主人公・ホストの玲央を一人二役で、杉咲は銀座食堂の看板娘・朝子を演じる。◆鉄平&朝子の告白シーンは神木隆之介自ら提案― 回を重ねるごとに盛り上がりが加速していますが、新井さんの元にも反響は届いておられますか?新井:はい。6話放送後には「7話は嫌な予感しかしないから6話が最終回でいいんじゃない?」とすごく言われました(笑)。6話は他の回と比べても特に平和な回でほっこりしていたので放送前は逆に心配していたのですが、最後の鉄平と朝子の告白シーンの評判がすごく良かったです。「お芝居がすごい」「あのお芝居は何なんですか?」「どうやって撮ったらあんな風になるんですか?」と他の俳優さんからも言っていただいて、思わぬ反響に驚きました。― SNS上でも大きな話題を集めていました。そんな6話の鉄平と朝子の告白シーンについて、撮影のこだわりや撮影方法など、現場の様子について詳しくお聞きしたいです。新井:この告白シーンは、神木さんの「恋愛リアリティーショーっぽく撮りたい」という提案から生まれました。ドキュメンタリーっぽくするために望遠・長回しで撮っていて、監督からは、あえて綺麗に撮らず素人が撮影したように見えるよう「下手に撮ってください」という指示もありました。ドラマの尺の都合上、このシーンは短くなってしまったのですが、実際は5分くらい撮っていて告白するまでも鉄平が「あの…」「その…」となかなか本題を切り出せないような姿もありました。撮り終わった後に神木さんが、撮影にはいなかった人にも現場に来たら「すぐ見てほしい」と言っていて、本人にとってもチャレンジングで気合の入っていたシーンだったと思います。 また、鉄平がいつ告白するのか、朝子がどういうリアクションをするのかは、一切誰も知りませんでした。告白されて朝子が涙を流しますが、多分杉咲さんは鉄平の告白を感じたままに受けて、自然と涙がぽろっと出てきたんじゃないかと思います。杉咲さんが思わぬところで涙してしまうということは実は他にもあって 、杉咲さんが「すみません、泣いてしまいました。もう1回やった方がいいですよね?」と聞いていましたが、監督は「いや、そのままがいいかな」とそのまま本編に使うことになりました。そういった姿を見て、杉咲さんはきっと心で芝居している方なんだなと感じました。◆賢将(清水尋也)から百合子(土屋太鳳)へのプロポーズシーンは「日常の中で」― 鉄平と朝子の告白シーンはさることながら、賢将(清水尋也)から百合子(土屋太鳳)へのプロポーズシーンもすごく素敵で、それを見守る鉄平と朝子の2人も可愛らしかったです。このシーンの裏話やアドリブ秘話などがありましたら教えてください。新井:塚原監督が賢将は日常の中でプロポーズをする感じにしたいと、ドライでは普通に向き合って告白する流れだったのですが、賢将が抱きしめようとすると百合子が「こんな所でやめてよ」と押し問答するようなやりとりも加えていました。6話では、鉄平の告白シーンと賢将のプロポーズシーンがあるので、この差をどうつけるのかは神木さん、清水さんを含め意識していたと思います。だからこそ、神木さんは「賢将は正統派で来るから」と恋愛リアリティーショーをイメージした告白シーンを考えたんだと思います。ちなみに、賢将と百合子のプロポーズを見ている鉄平と朝子が2人でキャッキャして喜んでいたのは、神木さんと杉咲さんのアドリブです。たしか、このシーンでも杉咲さんはポロッと涙をこぼしていた気がします。★Vol.2へ続く!(modelpress編集部)◆「海に眠るダイヤモンド」最終話あらすじいづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなく…。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは。70年の時を超え、愛と青春と友情、そして家族の物語がついに、結着する。【Not Sponsored 記事】
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