Mrs. GREEN APPLE、大森元貴の突発性難聴発症当時もツアー続けた理由 決断の裏に3人の絆「なおさら頑張るしかないでしょう」【モデルプレスインタビュー】
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【モデルプレス=2024/12/01】モデルプレスの独自企画「今月のカバーモデル」で2024年12月のカバーモデルを務めた3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)。インタビューでは、彼らが1番辛かった時期に前向きで居続けられた理由、そしてこれまでの歩みを経て導き出した三者三様の“夢を叶える秘訣”を聞いた。
ボーカル・ギターの大森元貴(おおもり・もとき)、ギターの若井滉斗(わかい・ひろと)、キーボードの藤澤涼架(ふじさわ・りょうか)からなるMrs. GREEN APPLEは2013年にバンドを結成し、2015年にメジャーデビュー。『青と夏』『点描の唄(feat.井上苑子)』など数々のヒット曲を生み出し人気絶頂の最中、メジャーデビュー5周年記念日となる2020年7月8日に「フェーズ1完結」として突如活動を休止する。
大森:ファンクラブ限定のツアーだったので観られない方がたくさんいたということを聞いて「どうやったら皆に届けられるだろうか」というところから映画化に至りました。ただ『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』に限らず、バラエティへの出演だったり、僕らがいろんなメディアに出ていくのは以前から「いろんなことをできる人たちだといいよね」という構想があったからです。というのも、僕が小学生の頃テレビで見ていた平成中期はアーティストの人たちがすごくメディアに出ていましたが、それ以降に“出る人”と“出ない人”の二分化が始まっていった感覚がありました。最近も新たなフィールドに足を踏み入れるバンドはあまり目にしなかった気がするので、その一環として今作のようにお芝居も絡んだ音楽体験への挑戦があったのかなと思います。
約1年8ヶ月の休止期間を経て、2022年3月に「フェーズ2開幕」として活動を再開、その後『ダンスホール』『ケセラセラ』などリリースされた楽曲が軒並みヒットを記録。さらに2024年4月より5ヶ月連続でリリースすると、これまでストリーミング累積再生数1億回を突破した楽曲が20曲という偉業を達成。同年7月には日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアー『ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~』、10月にはKアリーナ横浜にて10日間に及ぶ“定期公演”『Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”』を成功させた。これらの活躍から、モデルプレスでは2024年「今年の顔」にも選出している。