鹿児島大、推薦選抜で出題ミス…合否に影響なし | NewsCafe

鹿児島大、推薦選抜で出題ミス…合否に影響なし

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令和5年度鹿児島大学医学部保健学科学校推薦型選抜Iにおける小論文の出題ミス
  • 令和5年度鹿児島大学医学部保健学科学校推薦型選抜Iにおける小論文の出題ミス
  • 出題ミスの内容や対応など
 鹿児島大学は、2022年11月15日に実施した医学部保健学科看護学専攻学校の推薦型選抜Iの小論文問題について出題ミスがあったと2024年11月28日に発表した。該当の設問は、受験者全員を満点としてあらためて採点した結果、合否判定に影響はなかった。

 出題ミスは外部からの指摘により発覚。2022年11月15日に行われた、2023年度(令和5年度)鹿児島大学医学部保健学科看護学専攻の学校推薦型選抜Iの小論文問題において、小論文の課題文(英文)に「data」と表示すべき個所を、誤って「date」と表示していた。

 単語の誤りがあったことにより、解答に影響のあった設問2の部分点については、全員に満点を与える対応を行った。これによりあらためて採点を行ったところ、合否判定に影響はなかった。

 なお、すべての学部の2022~2024年度(令和4~6年度)、医学部保健学科看護学専攻については2020~2024年度(令和2~6年度)の推薦入試等の試験問題について再確認を行ったが、同件以外の出題ミスはなかったという。

 鹿児島大学では、2024年11月5日にも出題ミスを公表している。新たな出題ミスが判明したことについて、受験者、高等学校等関係者へ謝罪するともに「合否判定後に外部からの指摘でその出題ミスが判明したことを重く受け止め、試験問題の作成・確認体制等について見直しを行い、再発防止に万全を期すよう努める」とコメントしている。
《中川和佳》

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