東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは11月29日(金)、日本を拠点とするディズニークルーズが、東京港を主要な発着拠点とすることを発表した。7月9日の最初の発表で首都圏の港を発着する短期航路が中心となるとされていたが、このほど東京港を主要な発着拠点とすることとなり、同時に東京都と連携協定も締結。本協定により、クルーズ事業の実施に向けた環境づくりや、クルーズ事業を通じた心豊かな子どもを育てる活動、多様性を尊重した事業活動および東京臨海副都心地域における賑わいづくりなどにおいて両者で協力、取り組みを進めていくとしている。ディズニークルーズは船の上という非日常の空間で、ディズニーが展開する様々なコンテンツの世界を体感できるもの。乗船したゲストはディズニークルーズならではの、バラエティに富んだ食事やホスピタリティにあふれたサービスはもちろんのこと、素晴らしいエンターテイメントなど夢のような船の旅を満喫できる。同社は、クルーズ事業の展開に向けて2025年度から造船を開始して、2028年度の就航を目指す。「本協定に基づいて東京都と連携し、『ファミリーエンターテイメントクルーズ』という、当社ならではのレジャーを実現するために取り組んでまいります」とコメントしている。ディズニークルーズは、アメリカで1998年に就航以降、現在5隻が運航しており、さらに3隻増え、シンガポールでの就航も予定されている。料金は一部の体験や飲食代を除いて、客室、キャラクターとの没入感あふれる体験、ラグジュアリーなダイニングからカジュアルダイニングまでの幅広いラインアップの食事やプール、レクリエーションなどを含んだオールインクルーシブとなっているのも特徴のひとつだ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney