A.B.C-Z、4人体制初「ABC座」異色キャラ全開で開幕 内博貴・少年忍者らと31曲披露の“東京新喜劇”【ABC座2024「大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~」】 | NewsCafe

A.B.C-Z、4人体制初「ABC座」異色キャラ全開で開幕 内博貴・少年忍者らと31曲披露の“東京新喜劇”【ABC座2024「大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~」】

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A.B.C-Z(左から)五関晃一、橋本良亮、戸塚祥太、塚田僚一「ABC座2024『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』」初日記念会見より(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/11/26】A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一)が主演を務めるSFミュージカル・エンタテインメント「ABC座2024『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』」が11月25日より東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕。同日、ゲネプロ&初日記念会見が行われた。<※一部ネタバレあり>

【写真】船長から豚になった五関晃一

◆A.B.C-Z、4人体制初「ABC座」開幕

2012年以来、A.B.C-Zのアーティスト活動と両輪で上演している演劇ユニット「ABC座」が、今年は新作を引っ提げ大きなライブ空間となるTOKYO DOME CITY HALLに初登場。最近はA.B.C-Zが演出・主演を兼ねていたが、今回は全編を新作ミュージカルとして上演する意欲的な試みで、脚本は演劇ユニット「王様の演劇部」を主宰する斎藤栄作氏。演出はミュージカル、ストレートプレイまで多彩な演劇を独特の世界観で染め上げる河原雅彦氏が、いずれもA.B.C-Zと初顔合わせで挑む。

そして今回は4人体制となって初めての「ABC座」。4人の背負うものは大きくなり、4人それぞれが異色のキャラクターを演じている。それぞれの世界で心に闇を抱えて生きてきたアウトサイダー4人(橋本:フット、戸塚:ポテト、五関:北街角ススム、塚田:ダイナマイト・FUJIYAMA)を乗せた豪華客船がパリへ向かう途中嵐に出会い、とある星“大金星(BIG VENUS)”に飛ばされてしまう。この惑星に起こっている問題を解決すべく、未来を目指す「前向き」なストーリーが展開される。

また「ABC座」初参加となる内博貴が“大金星”の黒幕的な存在・ハートを演じ、ミュージカルで活躍する彩吹真央も登場。ほか少年忍者の川崎皇輝(※「崎」は正式には「たつさき」)、青木滉平、ヴァサイェガ渉、川崎星輝(※「崎」は正式には「たつさき」)、長瀬結星の5人が“大金星”の個性豊かな住人を演じる。

◆A.B.C-Z、王子・物理学者・船長・ボクシング世界チャンピオン…異色キャラ全開

劇中ではストーリーに合わせて、A.B.C-Zの先輩、後輩、仲間たちの名曲をジャンル問わず31曲披露。ゲネプロを終え、戸塚は「自分たちはわりとストーリーに巻き込まれてドタバタしていればいいんですけど、キャストの皆さん、アンサンブルの皆さん、彩吹さん、内、そして少年忍者が一人何役までやってくださって、皆さんがすごく大変なので、全員で無事に千秋楽を迎えられたらいいなと。最後まで気を抜かずにやりたい」と周りへの感謝を伝えながら意気込み。

「ABC座」が4人体制で初であることについて聞かれると、塚田は「4人で初めてということで1年くらい打ち合わせを重ねました。スタッフさんたちとどうすればいいんだろうと話し合ってもあまり答えが出ず、でもこうやってステージに立って皆さんに集まっていただいて、やっぱりものを作ることの気持ち、学びました!」と一生懸命に思いを伝え、稽古場の雰囲気の変化を聞かれた五関は「新しく役割分担が増えたみたいなことも特になかったです。作品もそうだし、会場も初めてで、いろんな初めてが重なったので、すべてに対して新鮮な気持ちで向き合えたのはありがたかった」としみじみ。内はA.B.C-Zメンバーに対し「昔から知っている仲なので、バックアップできれば」と熱い眼差しを向けるなか、五関から「大阪では内に美味しいご飯に連れて行ってもらえたら」と期待の声がかかると、「もう大阪離れて長いねん(笑)。でも大阪は任せて!みんなで行きましょう」と呼びかけた。

SFをテーマとした作品となっているが、船長を演じている五関は「僕免許を何も持っていないんですけど、唯一船舶免許だけ持ってるんです。なので当たり役だなと!ただ操縦するシーンはないんですけどね」と満面の笑み。内から「この間『そろそろ船買おうかな』って言ってたよな」と冗談が飛んで来ると「言ってない、言ってない!書かないでくださいね(笑)」と記者へ慌てて訂正。異色キャラが多いため「4人の中だったらまだマシなほう。ストーリーテラーのような役割なので、皆さん大船に乗ったつもりで来ていただけたら」と船長にかけてコメントすると、内は「上手い!」と絶賛し、「(これは)書いてください」とアピールして笑わせた五関。

王子役の橋本は「イメージするのはキラキラの王子様じゃないですか。だけど台本を読んだら全然王子じゃなかった(笑)。肩書きが王子なだけで、こういう王子もいるんだぞっていうのを皆さんに届けられたら」と変わった王子であることにふれつつ、「僕、今ゲネプロをやっていて、すごい楽しかったんです。自分で言うのもなんですけど、僕って日にちを重ねるごとに良くなっていくタイプなので、初日でこの気持ちになれているから千秋楽はとんでもないことになっているんじゃないか」と期待。

物理学者役の戸塚は「大学院時代に恋をしていて、その女の子の鞄に入っている論文を盗んで、ノーベル物理学賞の候補になってしまったという、クセのある役。ポテトと言うんですけど」と独特な役どころを紹介しながら、「昨日カレーのお弁当をいただきまして、ポテトが丸ごと入っていたので、自分かなと思いながら食べました。この1ヵ月はポテトを主食にしてやっていこうかな」とボケて会場を笑いに。そして塚田の役紹介の番になると、「A.B.C-Zが唯一の地球人ということになるんですけど、地球人であってもクセが強かったりして、本当面白いですよね!」と笑顔全開。橋本がすかさず「自分の!自分の!(笑)」と自身の役どころを紹介するよう指摘すると、塚田は「FUJIYAMAはボクシングの世界チャンピオンで、本当にすごい。皆さんにわかりやすく説明すると、井上尚弥選手みたいな人」と自信たっぷり。しかし橋本からは「井上選手はあんなにクセが強くないです」とツッコミが。内はそんな4人を横目に「シュールな笑いが多くて、わかりやすく言うと、大阪が吉本新喜劇だったら、東京の新喜劇だなと」と表現していた。

「ABC座2024『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』」は12月8日までTOKYO DOME CITY HALL、ほか大阪、愛知を巡る、「ABC座」12年ぶりの全国ツアーとなる。(modelpress編集部)

◆「ABC座2024『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』」公演概要

脚本:斎藤栄作/演出:河原雅彦
主演:A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一)
出演:少年忍者(川崎皇輝、青木滉平、ヴァサイェガ渉、川崎星輝、長瀬結星)
三森千愛、皇希、林希、浜崎香帆、彩吹真央、内博貴 他

11月25日(月)~12月8日(日)TOKYO DOME CITY HALL
12月12日(木)~12月16日(月)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
12月26日(木)~12月28日(土)愛知・アイプラザ豊橋

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《モデルプレス》

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