大ヒット映画「ラストマイル」の劇中歌で話題の五阿弥ルナのメジャー第2弾シングル「Amulet」が、10月23日にデジタルシングルとしてドリーミュージックから配信を開始した。
これはドラマ、アニメ、CMの劇伴シンガーとして多くのプロデューサー、クリエーターから支持を受け、毎クール沢山の作品に参加し続ける彼女のオリジナルの新作。
なお、10月27日(日)に東京流通センターで行われる音系・メディアミックス同人即売会「M3 2024秋」では五阿弥本人がブースを出店し、新作「Amulet」の限定盤CD100枚を手売りする。普段ライブ活動などをしない本人に会える数少ないチャンスなので、こちらも注目だ。
【五阿弥ルナ コメント】
メジャーリリース2作目となる「Amulet」は、「お守り、魔除け、護符」などの意味を持つタイトルです。民族的なブルガリアンボイスとロックの融合を目指し、曲自体が願いを叶える強烈なお守りになったら良いな、という着想で制作しました。
背景に、私自身が、この1年で悲願といえる願い事が1つ叶うような経験があったのですが、それまでには苦難苦節があり。また勿論、全てが叶ったわけではない。皆そうだと思うのですが、日々、大小たくさんの願いを持ちながらも、それが叶うとは限らない。よくある話で「何かを得るには何かを失う」という代償が必要と言われていますが、これを突き詰めた時、ネガティブな方に行くのではなく「自分自身も誰かの願い事を叶えている側」になることで、実はポジティブな等価交換になっていたりするのでは…と気付いたりもして。例えば私は、「この曲を聞いて欲しい」と願ってます。この曲に関わってくれた方、また聞いてくれる方々は、大袈裟ではなく、私の願い事を叶えてくれた側です。誰かは誰かの願い事を、実は叶えている…人生を賭すほどの願いなら、叶ってほしい、その力になりたい。曲を聞く度に、同じ時代に呼吸している意味と、願い事の展望を前向きに再確認できるような、誰かのお守りになれば良いなと思い、制作しました。曲調は少しダークですが、闇から見る光を感じ取っていただけたら嬉しいです。
作編曲は、メジャー1st「PALPITATION」と同様、長橋健一さんにお願いしました。デモを聞いた途端、「赤」のイメージが頭から離れず、それが「悲願・彼岸」、転じて「願い・お守り」に行き着きました。特徴的なブルガリアンボイスは架空語に聞こえますが、よく聞くと「お守り」らしい呪文になっています。ぜひ歌詞カードで考察いただけたら嬉しいです!
【イベント情報】
◆M3 2024秋10月27日(日)10:30~15:30 東京流通センター五阿弥ルナ/スペース:サ-05ab(第二展示場2F) Web:黄-008