黒木華・佐藤大樹ら、オムニバスドラマ主演に決定 舞台は“福島12市町村”【風のふく島】 | NewsCafe

黒木華・佐藤大樹ら、オムニバスドラマ主演に決定 舞台は“福島12市町村”【風のふく島】

社会 ニュース
(上段左から)大友康平、黒木華、佐藤大樹(下段左から)渋川清彦、駿河太郎、本田響矢(提供写真)
【モデルプレス=2024/10/22】テレビ東京では、ドラマ25枠にて「風のふく島」(2025年1月10日スタート/毎週金曜深夜24時42分~)を放送することが決定。併せて、6人の主演キャストが発表された。

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◆福島12市町村が舞台「風のふく島」放送決定

本作は、2023年9月に放送された本郷奏多・大沢一菜がW主演を務めた木ドラ24「姪のメイ」と同じく福島12市町村を舞台にしたドラマであり、今回は実在する12人の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子を、実在する場所やモデルとなる人物にインタビューを行い、そこから着想を得たストーリーをオムニバス形式で紡ぐ。

「鬼」扱いされる一見怖い主人公が子供たちと交流を重ね、伝統行事に熱意を燃やす今時の主人公が移住の地でどう立ち回るのかなど、モデルの方々の魅力を主人公に投影させて描く。ファンタジー作品あり、骨太でどこか不思議な世界観の作品あり、さまざまな味わいを感じられる作品となっている。

◆黒木華・佐藤大樹ら主演キャスト6人発表

「鬼」と恐れられている、双葉町に移住した元復興副大臣・好川治(よしかわ・おさむ)役に大友康平、風景に惚れ込み移り住むことになった川俣町でカメラマンとなった小賀ひとみ(おが・ひとみ)役に黒木華、南相馬市で馬の社会的地位の向上を目指す今時の青年・中村優神(なかむら・ゆうしん)役に佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が決定。

また、さまざまな事情を抱えてオートバイによる競技「トライアル」での町おこし計画を川内村で行う東道進一郎(とうどう・しんいちろう)役に渋川清彦、さまざまなキャラクターのサーフィン仲間と共に、サーフィンで広野町を盛り上げるホテルマン・大迫保(おおさこ・たもつ)役に駿河太郎。葛尾村への想いを胸に畜産業に携わり、とある事情を抱えた男と出会うことになる田伏武洋(たぶせ・たけひろ)役に本田響矢が決定した。

豪華キャスト陣と実力派監督・脚本などのスタッフ陣のタッグで織り成す、回ごとに違うバラエティーに富んだオムニバスストーリーとなっている。残る6話の主演キャストについては、後日解禁予定である。

◆「風のふく島」豪華監督陣7人も発表

監督陣には「君は放課後インソムニア」「初恋、ざらり」(テレビ東京)などの話題作を手掛ける池田千尋氏、お笑いコンビ・ダブルブッキングのメンバーであり、海外33カ国で135の賞を受賞した映画「裏表紙」の脚本・監督を務めた川元文太、「架空OL日記」「殺意の道程」など映画・テレビでの趣向を凝らした演出に定評がある住田崇氏、国内外の映画祭や賞レースにノミネートされた「市子」を手掛けた戸田彬弘氏。

そして映画「チワワちゃん」「真夜中乙女戦争」などスタイリッシュな映像に定評がある二宮健氏、是枝裕和監督、西川美和監督のもとで監督助手を務め、映画「夜明け」でデビューを果たした広瀬奈々子氏、そして「時効警察」(テレビ朝日)の監督をはじめ、映画「転々」「大怪獣のあとしまつ」などさまざまな作品を世に生み出す三木聡氏といった個性豊かな7人が決定している。

今回は、リアルな移住者たちの声を聞き、12人の方々の人となりや人生から着想を得た物語に。そして今回も名ギタリスト・音楽プロデューサーで「池袋ウエストゲートパーク」(TBS)の劇伴や「サンクチュアリ -聖域-」(Netflix)のメインテーマなどを手がけてきた會田茂一氏が木ドラ24「姪のメイ」から引き続き音楽を担当する。(modelpress編集部)

◆大友康平(好川治役)コメント

大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。

◆黒木華(小賀ひとみ役)コメント

現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。そのような前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けになれるよう精一杯頑張ります。

◆佐藤大樹(中村優神役)コメント

僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために“馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めた事や掲げた目標の為なら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです!福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。

◆渋川清彦(東道進一郎役)コメント

それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。そしてその物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです。

◆駿河太郎(大迫保役)コメント

今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや!と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。そんな中、このドラマが少しでも復興支援になる事を心から願っております。

◆本田響矢(田伏武洋役)コメント

田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。

◆プロデューサー:梅山文郁氏(テレビ東京)コメント

元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。そして、2023年放送の「姪のメイ」に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。いま、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね~」と楽しそうにしています。楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。ちょっと元気が欲しい時、このドラマにお付き合いいただければ、きっと明日が楽しみになると思います。素敵なキャストの方々にもご注目を!ぜひご覧ください!

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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