「光る君へ」塩野瑛久、一条天皇演じきり達成感 初の大河出演は「俳優人生においても深く心に刻まれた」 | NewsCafe

「光る君へ」塩野瑛久、一条天皇演じきり達成感 初の大河出演は「俳優人生においても深く心に刻まれた」

社会 ニュース
塩野瑛久「光る君へ」第40話(C)NHK
【モデルプレス=2024/10/20】女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第40話「君を置きて」が、20日に放送。塩野瑛久が演じる一条天皇が、32年の生涯を閉じることとなった。この度、塩野からのコメントが到着した。

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◆塩野瑛久、一条天皇演じきった感想語る

塩野が演じたのは、66代・一条天皇。道長の甥で、幼くして即位した。入内した道隆の長女・定子を寵愛するが、のちに道長の長女・彰子も入内し、世継ぎをめぐる政争に巻き込まれた。

一条天皇を演じきった感想について、塩野は「定子の前で笛を奏で、共に雪を眺めて笑い合っていた華やかな日々は思ったよりもあっという間に過ぎてしまい、それからは眉間に皺を寄せ苦悩する時間の方が長かったように思います」とコメント。「帝という立場にあるにも関わらず、政をはじめ思い通りにならないことばかりで最後は悔しささえ覚えました」と続け、「そんな一条を心から慕ってくれた彰子、そして一条の愛を一身に受け止めてくれた定子には感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを語った。

◆塩野瑛久「今まで積み上げてきたものを肯定してあげられる機会に」

また、今作については「同じ役を長い期間かけて演じられる作品というのはそう多いものではありません」と語り、「その中でも天皇という立場に身を置く人物の半生を生きられたことは、僕の俳優人生においても深く心に刻まれたものとなりました。『続けてきてよかった』と、今まで積み上げてきたものを肯定してあげられる機会になりました」と大河ドラマ出演への思いも告白。

最後には「この作品を通して塩野瑛久を知ってくれた方も多く、感想や反響などをいただく度にとても心強い活力となり、無事に役を全うできました。どうかこの作品が、一条天皇にとっての『枕草子』や『源氏物語』のような、皆様にとって心に深く刻まれる物語でありますように」と視聴者へ呼びかけている。

なお、塩野は今作で大河ドラマ初出演。第15回「おごれる者たち」(4月14日放送)で初登場していた。(modelpress編集部)

◆塩野瑛久コメント

― 一条天皇を演じきった感想について。

定子の前で笛を奏で、共に雪を眺めて笑い合っていた華やかな日々は思ったよりもあっという間に過ぎてしまい、それからは眉間に皺を寄せ苦悩する時間の方が長かったように思います。帝という立場にあるにも関わらず、政をはじめ思い通りにならないことばかりで最後は悔しささえ覚えました。そんな一条を心から慕ってくれた彰子、そして一条の愛を一身に受け止めてくれた定子には感謝の気持ちでいっぱいです。定子や彰子、そして母上との繋がりの中で徐々に成長していく様を感じていただけたなら、それは一緒にお芝居を組み立ててくれたキャスト 、スタッフ皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

― 撮影現場での印象的な思い出やエピソード について。

自分の笛の音を劇中で使っていただけた時、芸能考証・指導の友吉鶴心さん、雅楽指導の稲葉明徳さんがとても喜んでくださった時はすごく嬉しかったです。とても丁寧に優しく教えて下さったおかげだと思っています。そして彰子に会いに藤壺に渡る一条天皇のシーンで雪の演出を加えてくださった中泉監督のおかげで定子に対する想いに、より解像度が上がり印象的なシーンになったことも思い出深いです。

― 「光る君へ」出演を振り返って。

同じ役を長い期間かけて演じられる作品というのはそう多いものではありません。その中でも天皇という立場に身を置く人物の半生を生きられたことは、僕の俳優人生においても深く心に刻まれたものとなりました。「続けてきてよかった」と、今まで積み上げてきたものを肯定してあげられる機会になりました。

― 視聴者のみなさまへのメッセージ。

この「光る君へ」で一条天皇という役を演じられたこと、とても幸せに思います。皆様からのたくさんの愛も受け取っています。この作品を通して塩野瑛久を知ってくれた方も多く、感想や反響などをいただく度にとても心強い活力となり、無事に役を全うできました。どうかこの作品が、一条天皇にとっての「枕草子」や「源氏物語」のような、皆様にとって心に深く刻まれる物語でありますように 。

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《モデルプレス》

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