10月12日より放送がスタートするドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系)で主演を務める松下洸平。今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演を果たすなど、俳優として破竹の勢いを見せている。そこで本記事では、松下の最近の活躍を振り返りつつ、『放課後カルテ』での注目ポイントを紹介したい。
【関連】松下洸平『光る君へ』“周明”を好演!二面性のある役を見事に演じ視聴者から称賛の声
NHK連続テレビ小説『スカーレット』や『最愛』(2021年/TBS系)などのヒット作で一躍脚光を浴び、さまざまな作品に引っ張りだこの松下。2024年もその活躍ぶりは留まることを知らず、現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』では宋の見習い医師・周明を好演し、『最愛』で主演を務めた吉高由里子と再共演を果たしたことでも大きな話題を集めたほか、春クールのTBS系ドラマ『9ボーダー』では記憶喪失の青年役を演じるなど、各所で存在感を発揮している。
そんな松下が今期出演するのが、小学校を舞台に“口も態度もでかい”異色の小児科医が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、子供たちの背中を押す保健室ヒューマンドラマ『放課後カルテ』だ。今回松下が演じる主人公の牧野峻は、偏屈で文句ばかりの問題ドクターという癖の強い役どころだが、松下は公式コメントで、「牧野先生をただのツンケンした、何を考えているのか分からない人にはしたくない」といい、誤解を生む性格ではあるものの、医師としての信念がある人物だという牧野の人柄に寄り添った上で、「時々抜けていたり、児童たちにいじられる愛らしい部分もあったり、全部ひっくるめて、視聴者の皆さんに『も~、牧野先生~(笑)』って思いながら見守っていただけるような、そういうキャラクターになれたらと思っています」とも語っている。
ドラマのPR映像では、生徒たちに、「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ、牧野のぶっきらぼうな性格を象徴するような姿が明かされる一方、鏡の前で笑顔を練習するお茶目な様子や、倒れた生徒を前に真剣な表情を見せる場面も公開されており、SNSでは、「洸平くんの表情と動きが新鮮」「牧野先生、ぶっきらぼうだけど優しいのがちょっとだけでもわかるなぁ…」「良いドラマだと確信しました」などの声が多数あがっている。これまで『いちばんすきな花』(2023年/フジテレビ系)や『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023年/日本テレビ系)などの作品で、優しい印象を持つ役柄を演じてきた松下だが、今作では雰囲気のガラリと異なるキャラクターで新たな魅力を発揮してくれそうだ。
2024年も話題作への出演が続いている松下。俳優としての経験を重ねてきた彼が、主演を務める『放課後カルテ』でどのような活躍を見せてくれるのか。物語の展開と共に、松下の演技にも期待したい。