【モデルプレス=2024/10/08】10月8日スタートのフジテレビ系火9ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜21時~※初回15分拡大)に女優の白石麻衣(しらいし・まい/32)が出演する。インタビューでは、新境地となる“元ヤン”の刑事役についてや忙しい日々の中で心掛けている美の秘訣、今後叶えたい夢について聞いた。【写真】白石麻衣、ショートヘアが「美しすぎる」と話題◆反町隆史&杉野遥亮W主演「オクラ~迷宮入り事件捜査~」本作は、“お蔵入り”してしまった未解決事件を追う部署、通称“オクラ”に属する刑事たちが難事件に挑む姿を、昭和と令和のジェネレーションギャップバディを中心に描くヒューマンミステリーエンターテインメント。白石は、元ヤンキーで「ヤクザ30人を組ごと病院送りにした」という噂のある“オクラ”所属の女性刑事・結城倫子を演じる。クランクインから1ヶ月が経ったタイミングで行われた今回のインタビューでは、役作りについてや共演者とのエピソードについて質問。さらには、“美の秘訣”だという食事へのこだわりや夢を叶える秘訣などについても語ってもらった。◆白石麻衣、“元ヤン”役で心掛けていること― オファーを受けた際の心境を教えてください。白石:お話を聞いた時は素直に嬉しかったです。「GTO」や「ビーチボーイズ」を見ていた世代でしたので、昔からの大スターである反町さんと同じ作品で仕事をできるのが楽しみでもありましたし、自分にとっていい経験になる機会かなと思っていたので、撮影するのが楽しみでした。― 「風間公親-教場0-」に続いて2度目の刑事役ですが、現場に入ってみていかがですか?白石:「風間公親-教場0-」に出演した際は、事件を解決に導くための説明文にあたるセリフがとても多かったのですが、本作では杉野さん演じる利己が1番事件に対する説明やセリフがあり、演じられる姿を見ていて大変なポジションだなと感じました。刑事ドラマは、演じていてとても楽しいですが、難しい言葉がたくさん飛び交うので、その都度言葉を調べて、皆さんについていこうという気持ちで日々撮影しています。― 今回、元ヤンの刑事という役どころですが、クランクイン前には“ヤンキーっぽさ”を検索したとお聞きしました。実際に演じてみていかがですか?白石:元ヤンという役柄ですが、意外とヤンキー感が強くないと感じています。組織に対して「ちゃんとしなさいよ」と喝を入れる姿が印象的で、少し手が出てしまう部分もあるのですが、仕事にまっすぐで芯のある女性です。口調は普段は言わない言葉が多いので、そういった部分から元ヤンらしさを感じていただけるかなと思います。― 倫子は白石さんの普段のイメージとは離れている印象です。ご自身の共通点などはありますか?白石:倫子はまっすぐ生きているタイプの女の子ですが、その辺は自分と遠くないと思っています。私も寄り道しないでまっすぐ突き進むタイプのため、似ている部分もあるからこそ演技で活かせると思いながら演じました。― ほかに演じる上で意識していることや心掛けていることを教えてください。白石:私が演じている倫子は、反町さん演じる千寿と事件解決のために共に行動することが多いのですが、千寿と捜査をする時と主に杉野遥亮さん演じる利己に対する接し方の違いを意識しています。千寿とは、昔から知っている親戚のおじさんのような関係で、何でも話せる仲といった間柄です。利己は新しくオクラに入ってきた若手の捜査刑事という役どころですが、空気を読まず自分の言葉をどんどん言ってしまう性格で、倫子はそこを正すようなポジションとなっています。倫子なりに利己を鍛え直してあげようといった雰囲気があるからこそ、話し方を意識して分けています。◆白石麻衣、杉野遥亮を叩く演技に苦戦― 実際にテレビで見ていた反町さんと共演してみていかがですか?白石:最初はとても緊張していましたが、反町さんが「倫子のクールな部分、かっこいいよね」と言ってくださったことがとても嬉しかったです。本当にいろんな方とコミュニケーションを取られていて、反町さんがいると現場がぱっと明るくなりますし、誰に対しても優しくフランクに話しかけてくださるのでかっこいいなと思います。― 杉野さんには作中で強く当たる場面も多いと思いますが、普段のお2人の雰囲気を教えてください。白石:頭をはたいてしまったり、ちょっと強く押したりする撮影が何度かあったので、その都度痛くなかったか心配になっちゃうので、コミュニケーションを取って確認するようにしています。結構強めに叩くシーンもありましたが、普段人を叩くことがないので加減がわからず大変でした…(笑)。本番では、1発勝負という気持ちで挑んだら結構いい音が出たので安心しましたが、絶対痛かったと思います…。― ベテラン勢も多い中で刺激を受けたことや印象に残っていることを教えてください。白石:オクラの事務所の中での撮影もあったのですが、 本当にみなさん個性的なキャラクターばかりで反町さんはもちろん、宇梶剛士さん演じる鷲沢泰造は寝ているだけのシーンがあるのですが、その中でも笑いを起こしてくれるような演技をしてくださるので、いいキャラクターだと思いますし、そういう面では結構大事な立ち位置かなと思います。橋本じゅんさんとは2度目の共演なのですが、以前からフランクに芝居のことを話してくださるので、今回も何かわからないことがあればじゅんさんに相談したいです。― 撮影合間のエピソードを教えてください。白石:基本的に反町さんが杉野さんのことをイジっている様子を見かけます(笑)。杉野さんはバナナが好きらしいのですが、「杉野くんはバナナしか食べないからな!」みたいな感じで日々面白いイジリをされていて、とても仲良しです。◆白石麻衣、得意料理はハンバーグ― 女優のみならず多方面で活躍されている白石さんですが、お忙しい中で心掛けていることがありましたら教えてください。白石:30歳を過ぎてから健康に敏感になりました。20代の頃は食事など気にしてなかったのですが、お肉も好きだけど、お魚をちょっとメインに取る生活にしてみようとか、お水たくさん飲もうとか、健康診断にも頻繁に行こうとか…心配性なので、健康を維持できるように気を使っています。― 美しさを保つ秘訣や日々心掛けていることはありますか?白石:特別なことは何もしていないのですが、美しくいたいという気持ちは強いので、常にベストの状態でいられるように意識しています。そのために、少しでも肌が荒れてしまったら皮膚科に駆け込んで、疲れを感じたときにはマッサージで身体をほぐしてもらうことが多いです。あと、野菜を中心としたバランスの良い食事を心掛けたり、体にいいものを調べて積極的に取ったりもしています。― 自炊されることが多い?白石:そうですね。なかなか毎日はできないのですが、仕事が早く終わった日は大好きな豚汁を多めに作って、次の日の現場にジャーで持っていきます!― 家庭的で素敵です!得意料理はありますか?白石:工程が多くて手間もかかるのですが、ハンバーグを作るのが好きです。料理番組に影響されやすいみたいで、例えばハンバーグの特集をしていたらハンバーグの気分になるので、すぐ食材を買いに行って…といった感じで日々のメニューを決めています!◆白石麻衣の「夢を叶える秘訣」― 最後に、夢を追いかけているモデルプレス読者へ向けて、白石さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2021年にお聞きしたときは「言葉にすること」と回答していました。白石:歳を重ねていくにつれて、行動することは意外と大事だということに気が付きました。私はあまり積極的な性格ではなく、なかなか1歩を踏み出せないタイプですが、その1歩ってとても大きくて自分にとってはなかなか踏み出せない1歩かもしれないけれど、1歩踏み出しちゃえば意外と世界が広がっていて、やってよかったという気持ちになれると思うんです。そこに気付いてからは、自信がなかったとしても、まず先に進んでみることを大切にしています。― 前向きな性格になれた理由やきっかけはありますか?白石:これまでは「私には無理かもしれない」とネガティブに捉えてしまうことも多くありましたが、新たな挑戦をすると見えなかった自分も見えてきますし、自分の成長にも繋がります。乃木坂46時代は集団で行動することが多かったため、「誰かがやってくれる」という気持ちが少なからずありましたが、卒業をして1人でお仕事をしていく環境になり、自分が動いていかないと何も変わらないことを痛感しました。卒業してからは、仕事に対する意識や行動力も変化したように感じていて、物事の考え方や性格も昔に比べて明るく前向きになりました。― 今後、行動して叶えたい夢や目標がありましたら教えてください。白石:資格を取得したいです。親が調理師免許や栄養士の免許を持っていて、食は自分の体調にも関わってきますし、勉強して知識があれば今後の役にも立つと思うので頑張りたいと思います!目標は全く立てないタイプなので、目の前に見えていることに挑戦して、欲張らず自分にあったペースで何事も頑張りたいです。女優業だけではなく、他のお仕事も好きなので、やりたいことをやりつつ、いただいたものに対して全力で向き合って、これからも努力していきたいです。― 今後のご活躍も楽しみにしています。ありがとうございました!(modelpress編集部)◆白石麻衣(しらいし・まい)プロフィール1992年8月20日生まれ、群馬県出身。乃木坂46の中心的メンバーとして活動し2020年に卒業。現在は女優・モデルと幅広く活躍。主な出演映画に「あさひなぐ」(2017)「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(2020)、「嘘喰い」(2022)など。テレビドラマでは「俺のスカート、どこ行った?」(2019)、「漂着者」(2021)、「ミステリと言う勿れ」(2022)、「テッパチ!」(2022)、「風間公親-教場0-」(2023)、「恋する警護24時」(2023)、などがある。映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」(11月1日公開)、映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(12月20日公開)、映画「アンダーニンジャ」(1月24日公開)の公開を控える。【Not Sponsored 記事】
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