杉野遥亮「マウンテンドクター」で医療監修も脱帽の演技「本物の⼭岳医も感動した」 | NewsCafe

杉野遥亮「マウンテンドクター」で医療監修も脱帽の演技「本物の⼭岳医も感動した」

社会 ニュース
杉野遥亮(提供写真)
【モデルプレス=2024/10/06】俳優の杉野遥亮が5日、⻑野県松本市で開催されたアウトドアイベント「ALPS OUTDOOR SUMMIT 2024」のトークステージに登壇。主演を務めたカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『マウンテンドクター』の撮影を振り返った。

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◆杉野遥亮「マウンテンドクター」ヘビーな撮影回顧

この夏放映した関⻄テレビ制作のドラマ「マウンテンドクター」は、⼭岳医療にスポットを当てたオリジナル作品で、圧倒的なリアリティとスケール感で描かれた。今回「⼭に、感謝。」というイベントの合⾔葉と、「マウンテンドクター」で訴えた⼭岳医療の重要性や安全登⼭の啓蒙が同ステージにぴったりということで、主演の杉野とドラマの医療監修を務めた松本協⽴病院登⼭科外来の市川智英医師が登壇。スポーティーな⾐装で登場した杉野は、緊迫した場⾯が多かったドラマと打って変わり、リラックした表情でステージに登壇した。久しぶりに顔を合わせた杉野と市川医師だが、数ヶ⽉⼀緒に撮影に臨んでいた2⼈なので、あっという間に撮影時の距離感に戻っていった。

⼭がある⽣活を幼少期からしてこなかった杉野は、⼭とどう関わってよいかわからず、⼭は今まで踏み⼊れなかった領域だったが、このドラマの出演をきっかけに⼭にチャレンジしたいという気持ちになりこのドラマの仕事を引き受けた。ドラマの撮影は順番に撮るのではなく、ストーリーが前後しての撮影で、髪型も⻑くなったり短くなったりとで、途中から何を撮影しているのかわからなくなってしまったほどヘビーな撮影だったそう。しかも⼭は雪が溶けてからの撮影だったため、待つことも含め、ドラマを通じて精神的にも⾁体的にもたくましくなったとのこと。そのせいで⾃然とドラマに映っているような厳しい顔になって、役作りはあまりしなかったという。

◆杉野遥亮に医療監修脱帽「感動した」

⼭岳医という難しい役作りで杉野は市川先⽣に教わりながら⼭岳医療を学んだり体づくりに臨んだ。その中にはクライミングジムやトレーニングジムでの懸垂加⼯⽤のトレーニングもあった。体⼒的なことに加え医師としての技術⾯では、市川先⽣も太⿎判の演技で魅せた。市川先⽣は今回の「マウンテンドクター」では「近未来の⼭岳医」を杉野に描いてもらったという。実際の⼭の現場では法的にも出来ないことが沢⼭あるけれど、先⽣が「将来こうなったらいいな」と思い描く⼭岳医の姿を杉野に託したようなドラマとなった。

⼭岳医としての杉野演じる宮本は、国際⼭岳医の免許を取り、徐々に格好良くなっていったそう。医療ドラマが今回初めての杉野は、⼼臓マッサージ含め医療⾏為を⾊々と市川先⽣に聞いたそう。特に⼿術シーンはリアルにやりすぎると伝わらないことが多く、観ている⽅がわかりやすいように、所作や動きを確認しながら進めたと話した。最終話の頃には、杉野の⼼臓マッサージが他のドラマで医師役を演じたどの俳優さんより1番上⼿にできるようになったといい、市川先⽣は杉野の演技について「本物の⼭岳医も演技には感動した」と感⼼した様子を見せた。

⻑野県での撮影が進むにつれて、⼭への想いが芽⽣えてきた杉野。⼭は⼤⾃然、もしくは危険な場所での撮影だったので、もはや演技するというより、⼤変すぎてリアルな感情が映像に出ていたと振り返る。実際、撮影のために何時間も歩き、⼭⼩屋にスタッフと泊まり、いびきに耐え、撮影をした苦労体験もあり、⼭頂で神様に⾬が降らないようにお祈りをしたという。撮影が進むに連れ、⼭というフィールドを徐々に好きになってきた杉野は、⾃分⾃⾝を振り返ることが多くあり、撮影が終わる時は東京に帰りたくないと思ったほどで、⻑野県の賃貸物件をずっと調べていたことも明かした。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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