【モデルプレス=2024/10/03】モデルの水原希子が3日、都内で行われた日仏合作映画『徒花−ADABANA−』(18日より全国順次公開)の完成披露上映会に、主演の井浦新、共演の三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏、メガホンをとった甲斐さやか監督とともに登壇。水原がある俳優を「天使」と称賛する場面があった。【写真】水原希子「天使」だと思う人気俳優◆水原希子、臨床心理士の役作り本作は、少年疾走事件を題材にした映画『赤い雪 Red Snow』(2019年)で鮮烈な長編監督デビューを果たし、第14回JAJFF最優秀作品賞を受賞するなど国内外問わず注目を集めている甲斐監督の5年ぶりとなる長編第2作。死が近づいている新次(井浦)と、臨床心理士のまほろ(水原)、そして治療のために人間へ提供される「それ(まったく同じ見た目をした“もう1人の自分”)」との物語を描く。井浦は手術を前にした新次、水原は臨床心理士のまほろを演じる。役作りのためにどのような準備をしたか尋ねられた水原は「まず臨床心理士の役を理解するために、いろんな臨床心理士の方にインタビューさせていただいたんですけど、本当に大変なお仕事なんです…」と言葉に力を込め、「病院に勤められる臨床心理士の方は、(患者との)距離感が絶妙で、心を開いてもらわないといけないので、自分も開かなきゃいけないんですけど、受けすぎてもいけないし、近くなればなるほど、どんどんディープな話になっていくので、それをどこまで寄り添って、そしてどこまで仕事としてまっとうするかというのが絶妙なラインなんですよね。これはとんでもない大変なお仕事だなと感じました」としみじみと語った。◆水原希子、井浦新は「天使」また、井浦との共演も念願だったという水原は、共演した感想を求められると「井浦さんは天使です」と表現して観客を笑わせ、「みなさんもう感じとられていると思うんですけど、まほろちゃんはすごく複雑な子だったので、自分の中でいろいろ葛藤があったりしたんですけど、スッと寄り添ってくださって、私があからさまに不安そうにしていたら、横に来てくださって『大丈夫だよ』って言ってくださって、そう言ってくださるたびに力を抜くことができるというか、監督も私は不安にしていると駆け寄ってくださって、みなさまに支えられて、なんとか演じ切ることができました」と感謝した。そんな水原と初共演した感想を聞かれた井浦は「希子さんは本当に真面目です。はじめましてで甲斐監督と3人で顔合わせをさせてもらったときも、臨床心理士の話が止まらなかったです。ずっと勉強してきて、会ってきて、話を聞いてって。“熱いな”と思いました」と初対面時の印象を明かし、「(撮影時も)常に現場から離れないで、自分の出番がなくとも常に現場に寄り添って、遠くから見守っていたり、近づいてきたり、いつも現場を最大限に楽しみながら、苦悩しながらというのがすばらしいなと思って、こんなに熱くて、真面目で、役としっかり向き合う方だったんだって感動しました」と目を輝かせた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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