【モデルプレス=2024/09/26】俳優の伊藤英明、女優の新木優子が26日、都内で行われたAmazon Original映画「不都合な記憶」(9月27日~配信)配信記念イベントに参加。新木が撮影現場に差し入れしたものを明かした。【写真】新木優子、美脚際立つミニスカコーデ◆新木優子、タイ撮影時の差し入れとは映画「ある男」で日本アカデミー賞最多8冠を獲得した石川慶監督によるサイコパスサスペンス・ロマンス。舞台は、科学技術が発展し人類の宇宙移住が進んだ西暦2200年。宇宙に浮かぶ高級レジデンスに暮らすナオキ(伊藤)とマユミ(新木)は、一見誰もが憧れる完璧な夫婦。しかし、歪んだ愛情を持つ夫のナオキは、自分を愛してくれていた頃の妻を求め、何度も妻をアンドロイドにして作り変えていた。一方、マユミも夫への復讐を企てる。果たして2人には一体どんな未来が待ち受けているのか…。本作はタイのスタジオで撮影。2人は日本を約3ヶ月間離れ、撮影に臨んだ。新木は「あんな大きなスタジオは日本にはない。見たことのない大きさのスタジオに近未来的な家のセットがあった。家具や植物、1つひとつのインテリアすべてが計算尽くされていて、監督の中にある宇宙を細部まで描いている世界に圧倒された。出来上がった映像を見て、『監督の宇宙ってこれだったのか』とやっと実感しましたね」と振り返った。伊藤はタイでの撮影時、新木から差し入れがあったことを紹介。「長期にわたって日本を離れてタイで撮影していたので、たまに日本が恋しくなる。『お米食べたいな』っていう絶妙なタイミングで、新木さんがみなさんにおにぎりを振る舞ってくれた。その具も考え抜かれた具で、天かすにちょっと麺つゆが入っていたやつで。エネルギーと活力をもらって撮影に臨めた。振る舞ってくれたタイミングがすごかった」と具もタイミングもばっちりだと絶賛した。新木は「私も日本が恋しいなと思っていた。監督は私たちよりもっと早くタイに入られていたし、自分も食べたかったし、みなさんにも食べてもらいたかった。タイの方に『美味しい』と言ってもらえたのが嬉しかったですね」とにっこりだった。◆新木優子、タイでの長期生活振り返るまた、タイでの長期滞在について新木は「いままで海外に長期で滞在するのはなくて、人生で初めてだった。生きていけるのだろうかと…。日本食からこんなに長く離れたことなかったので。でも滞在していたホテルにキッチンがあって、近くに日本食マーケットがあったのでいろいろ買い物をして、休日はマネージャーさんと一緒に料理した。自給自足、人間味あふれる生活を異国の地でやりとげられたことは、自分の成長に繋がった」と紹介した。2人は初共演で夫婦役。新木は「現場でアクションシーンがあったとき、かなりいろんなアドバイスをもらいました。私がいない撮影を見学させてもらったのですが、本当に英明さんじゃなくてナオキがそこにいるっていうのが、わかるくらい。英明さんは情熱的で真摯なのでナオキとのキャラクターとは違うけど、ナオキの猟奇的なものを表現されていて、『本当はこんな人なのかも』と思ったくらい。勉強になりました」と共演を回想した。◆伊藤英明&新木優子「宇宙に持っていくなら?」に回答また、イベントでは「宇宙に持っていくなら?」というストーリーになぞらえた質問も。伊藤は「植物の種」と答えたが、「こういう質問って細かい設定が分からなくて…。宇宙で長く生活しなきゃいけないってことは、もう地球がダメになったのかなって、そこまで想像したんですけど(笑)。なので、いろいろ植物の種を持っていって育てる」と質問上の世界設定を丁寧に考慮して回答した。新木は「カメラ」で、「私も英明さんとは違う設定で考えていて、たぶんもうご飯はあるだろう、と。暮らしていける宇宙に行けるのかなって思っていたのでカメラ。スマートフォンでもいいかなと思ったけど、私自身もカメラで写真を撮るのが好きなので。宇宙空間の写真を撮ることは、私が生きているうちにできるかわからないけど、ぜひ機会があったらカメラで写真を撮りたい」と語った。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】