その年に輝く女性の中でも、特にヘアスタイルの素敵な著名人・有名人へ贈る『THE BEAUTY WEEK AWARD 2024』を宮本とともに受賞し、“THE BEST OF BEAUTY”として表彰された井手上は「ビューティーと美という言葉は、私が物心ついたときから愛してやまないものであり、私の周りの環境そのものだったなという風に思っております」と語り、小学4年生で美容に目覚めたことを明かし「初めて母に買ってもらった(美容)グッズも、ヘアアレンジをするためにカットウィッグというものを買ってもらったんですけど、この賞をいただいたときに、それを思い出しました」としみじみ振り返った。
さらに、今年の同賞のテーマ“DREAMS COME TRUE”にちなみ、いま持っている夢について聞かれた井手上は「このお仕事を続けている理由も、頑張ろうって思えちゃう理由も、全部母親のおかげで、生まれてからずっと母子家庭なんですが、私は男性に生まれて、(性的)マイノリティで孤独を感じて生きてきた中で、血の繋がった母だけはずっと私を応援し続けてくれています」と吐露し、「母は私が楽しそうに生きていることが何よりの恩返しだと言うんですが、私は私の力で母は何もしなくても養えるくらいの感じになりたくて、だから今、私は頑張れているのかなって思うので、夢は母が幸せになり続けることです」と母への想いを熱く語った。(modelpress編集部)