3度目の手術控えるYOSHIKI、痛み堪えディナーショー13公演完走 涙で思い語る「僕たちには生かされている使命がある」 | NewsCafe

3度目の手術控えるYOSHIKI、痛み堪えディナーショー13公演完走 涙で思い語る「僕たちには生かされている使命がある」

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2024 in TOKYO JAPAN」(提供写真)
【モデルプレス=2024/09/02】X JAPANのYOSHIKIが8月31日、グランドハイアット東京にてディナーショー「EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2024 in TOKYO JAPAN」の最終公演を開催。13公演を完走し、思いを語った。

【写真】緊急手術控えるYOSHIKI、客席降臨 至近距離で交流

◆YOSHIKI、ディナーショー完走

10周年を迎えた今回は1席30万円の「VIP Premium パッケージ」が用意されたが、瞬く間にソールドアウト。YOSHIKIは10月に緊急手術を控え、頸椎の激しい痛みや手の痺れ・痛みを堪えての満身創痍の中、Breakfast Show、Dinner Showあわせて13公演を無事に完走した。

公演では、X JAPANの代表曲「Say Anything」や「Forever Love」などの演奏や、ディナーショー初披露となる「Nessun Dorma」、YOSHIKIがプロデュースを手掛けるガールズグループ「美麗-Bi-ray-」とボーイズグループ「XY」のゲスト出演、さらに「Swan Lake」での牧阿佐美バレエ団とのコラボも。迫力のドラムソロも毎公演盛り上がりを見せた。

最終日には途中、首をかばって項垂れる場面も。手術を直前に控え身体は限界を迎えている中、いつにも増して魂をこめた迫真のドラムプレイに、観客から大きな拍手が送られた。

◆YOSHIKI「24時間テレビ」サプライズ出演

また、最終日の31日には、ディナーショー会場と中継を繋ぎ「24時間テレビ47」(日本テレビ系)にサプライズ出演。チャリティーマラソンランナーのやす子が高校生の頃児童養護施設にいたという背景から、今回の24時間テレビではマラソン児童養護施設募金が開設されているが、YOSHIKIは「今回走るやす子さんの挑戦に敬意を表します。僕も子供の頃に父を自殺で亡くし、痛みを持っている中でファンの皆様のおかげでとここまで来れているので、養護施設へのチャリティーと聞き応援したいと思いました」とコメントした。

番組MC陣や会場にいた観客から突然のサプライズに驚きの声が鳴り止まない中、やす子を激励するため「Forever Love」のピアノパフォーマンスも披露。9月1日の両国国技館のステージにも生出演することを明かし、会場を盛り上げた。

◆YOSHIKI、客席を練り歩き 至近距離で交流

さらに、同日のディナーショーでは、世界最高峰のテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリの次男であるマッテオ・ボチェッリがサプライズ出演。エルヴィス・プレスリーの「Can’t Help Falling In Love」を披露した。最終日前日となる30日には、X JAPANのギタリスト・PATAも出演し、歓声の中YOSHIKIと共に「Rusty Nail」を演奏。ファンにはたまらない一夜限りのプレミアムコラボレーションとなった。

そんなサプライズ尽くしの本ディナーショーは2014年に始まり、2024年で10周年を迎えた。開催の発表直後から注目を集めたのは、通常のチケットに加えて初めて発売された「VIP Premium パッケージ」。1席30万円という高額チケットにも関わらず、予約が殺到し瞬く間にソールドアウトとなった。

YOSHIKI本人による客席の練り歩きや直接プレゼントを渡せるカーテンコールなど、触れられるほどの至近距離でYOSHIKIのパフォーマンスを堪能する機会も設けられ、会場中から歓声が沸き起こる場面も。自身が手掛ける着物ブランドYOSHIKIMONOのファッションショーや、今年のミラノコレクションで発表されたMAISON YOSHIKI PARISの作品展示など、YOSHIKIならではのコンテンツが勢揃いした。

◆著名人・VIPも来場

来場ゲストにはワールドワイドに活躍する著名人やVIPも多く、楽天・三木谷会長やセールスフォース小出会長、森ビル辻代表、サンリオ辻社長など、日本を代表する企業の代表や、DAIGOやアンミカ、日本テレビのオーディション企画審査員であるTAKAHIROや中宗根梨乃、コシノジュンコやMatt、そして手越祐也などの著名人。 元駐英日本大使・元最高裁判所裁判官である林景一氏や、元駐米日本大使の藤崎一郎氏、そしてYOSHIKIとワインブランド「Y by YOSHIKI」を手掛けるロブ・モンダヴィやサウジアラビア投資省代表など、世界各国から重鎮たちが来場し、会場は賑わいを見せた。

同日にはYOSHIKI CHANNELにて、前回ゲスト出演したDAIGOがディナーショーの現地リポートと、フィナーレ後のYOSHIKIへの突撃取材を行う様子が放送。ショー内でYOSHIKIから紹介された際には「NAM=涙で明日が見えない」とコメントし、会場を沸かせるシーンもあった。各公演の最終曲には「ENDLESS RAIN」が披露され、ミラーボールやレーザーの演出とともにファンからの歌声が上がり、感動的なフィナーレを迎えた。

◆YOSHIKI「僕たちには生かされている使命がある」

最終公演を終えたYOSHIKIは「この13公演、みんな支えてくれてありがとう。みんなの応援なしでは、ここに立っていることも、生きていることも出来なかったと思う。本当に感謝しています」とコメント。「こうしている間にも、世界中で苦しんでいる人がたくさんいます。僕たちには生かされている使命があると思っています。そんな人にも僕たちの愛が届けられたら」と、10周年となった特別な今回のディナーショーを涙ながらに振り返った。

ディナーショーの完走後、YOSHIKIはすでに世界各国での活動を控えている。また、頸椎の手術については、10月8日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンター(Cedars-Sinai Medical Center)で3度目となる緊急手術を行う予定だ。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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