【モデルプレス=2024/08/22】BTS(ビーティーエス)のSUGA(シュガ)の電動スクーター飲酒運転問題を巡り、報道が過熱する中で大手メディアによる‟誤報”も相次ぎ混乱を招いている。【写真】SUGA、完全体活動再開に言及◆SUGA、電動スクーターの飲酒運転を認め謝罪6日に電動スクーターを飲酒状態で運転し、自宅正門前で転倒したところを警察官に発見されたとして騒動になっているSUGA。本人は7日にファンコミュニティアプリ・Weverseを通じて「近所だったからという安易な考えと、飲酒状態での電動キックボードの利用は不可能だという点をよく認識していなかった」とし、「言い訳の余地がない僕の責任であり、全ての方々に頭を下げて謝罪します」と詫びた。SUGAはアルコール検査の結果、血中アルコール濃度は免許取り消しレベルであったとされている。◆電動キックボードかスクーターかで混乱も、BIGHITが説明SUGAは今後、追加で警察の取り調べを受けると報じられており、韓国メディアでは関連報道が過熱している。SUGAと所属レーベルのBIGHIT MUSICは7日のコメントで「電動キックボードに乗った」としていたが、これに関し韓国JTBCの報道番組「ニュースルーム」が、原付スクーターのようなものに乗った人物の監視カメラ映像を公開。SUGAがスクーターでなく“電動キックボード”と表現したことで、事件を縮小させたとして非難が殺到した。BIGHIT MUSICは8日、「アーティストが使用した製品を、サドル付きタイプのキックボードと判断し、“電動キックボード”と説明いたしました。追加確認の過程で、製品の性能や仕様によって分類が異なり、事故に対する責任の範囲も異なる可能性があることを認識しました。一部で言われているような、事案を縮小させる意図は全くありませんでした」と釈明。「当該製品に対する捜査機関の分類が決定した際に、それに応じた責任を誠実に果たしてまいります」とした。◆韓国ニュース番組、嘘の監視カメラ映像を流し謝罪一方、「ニュースルーム」が公開した監視カメラ映像は、SUGAではなく別の人物のものだったことが明らかとなった。番組は、公式YouTube等で公開していた該当映像を削除し、16日の放送で「警察の調査結果、映像内に映っている男性がSUGAさんではなかったことが分かりました。混乱を招き申し訳ございませんでした」と謝罪した。13日には韓国の聯合ニュースTVが、電動スクーターに乗り転倒する人物の映像を新たに公開。「歩道を走り、縁石にぶつかって転んだ」と報じた。一方で、TV朝鮮・東亜日報は14日、SUGAは自宅マンション正門前で「入り口に向けて左折する際、重心を失って転倒した」と報道。実際に、マンション入り口で自らバランスを崩して転倒する人物の映像も公開された。◆警察出頭を巡り報道陣が集まるも、また‟誤報”このようにSUGAを巡る報道が混乱する中、取り調べのために警察に公開出頭するのではないかという点でも関心を集めた。警察は19日の定例記者会見で、SUGAの出頭日程は調整中だとし、「ほかの被疑者と同一基準。わざわざフォトラインを設けて立たせることはしない」と取材陣に公開することを否定した。22日には、同日SUGAが非公開で警察調査を受けると複数のメディアが報じ、ソウル龍山警察署に多くの取材陣が集まった。しかし、BIGHIT MUSICは韓国メディアに対して「SUGAが今日警察に出席するという話は事実ではない」と報道を否定した。◆関係のない憶測まで…問題視する声もさらにSUGAを巡っては、飲酒運転と関係のない様々な憶測報道まで飛び交っている。現在SUGAは兵役期間中で、社会服務要員として勤務中だ。飲酒運転の報道後、オンライン上ではSUGAが社会服務研修センターでの研修期間に業務を疎かにしたという内容や、SUGAの勤務態度が原因で特別休暇がなくなったなどの内容が書き込まれた。しかし、21日の報道では、兵務庁関係者が「特別休暇の中断などについては検討したことがない」と疑惑を否定している。SUGAに関する報道で連日混乱が続いており、SNS上などでは、「飲酒運転に対するまっとうな批判は必要だが、被疑者となった芸能人に関する報道のあり方を見直すべきだ」とする声も多く上がっている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
西野カナ、活動再開後は「自分にできるかなってしょんぼりしている時もあった」復活ライブで語った本音 ファンに休止期間の出来事もシェア【本編ラストMC全文】 2024年11月27日 【モデルプレス=2024/11/27】歌手の西野カナが2024年11月13日…