「虎に翼」性別移行・上野のママ役で登場した人物が話題に「すごいキャスティング」「気付かなかった」と驚きの声続々

【モデルプレス＝2024/08/21】女優の伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合・毎週月～土あさ8時～ほか）の第103話が21日に放送された。性転換した山田役で登場した人物に注目が集まっている。＜※ネタバレあり＞

【写真】「虎に翼」性別移行した上野のママ役で登場した人物

◆「虎に翼」寅子（伊藤沙莉）、轟（戸塚純貴）の仲間の集いに参加

轟（戸塚純貴）の提案により、轟の仲間たちの集いに参加することになった寅子（伊藤）は、優未（毎田暖乃）・航一（岡田将生）と轟の事務所を訪問。そこで轟の恋人・時雄（和田正人）の友人の同性カップルや上野でバーを経営している山田（中村中）と出会う。

和装姿で上品な佇まいの山田は「私は男の体で生まれたけど、女の体になるように性転換の手術を受けました」と自己紹介。「私、知らなかった。手術すれば男の人から女の人になれるんだね」と驚く優未に、山田は「そうね…だいぶ近づける。優未ちゃんは女の人でいるために何か頑張ったことってある？」と笑顔で問いかける。「いや…ない」と答えた優未に、山田は「私は自分で望んで手術を受けた。今の自分が好きよ。でも、頑張ったり理由を考えたり、説明したりしなきゃ自分が認められないことがずっと苦しいの」と優しく語りかけ、トランスジェンダーの葛藤を吐露した。

◆「虎に翼」性転換した山田役の人物に注目集まる

同話で山田役で登場したのは、シンガーソングライターで俳優の中村中。中村は2006年に、自身の公式サイトで男性の体ながら女性の心をもつトランスジェンダーであることを公表。翌2007年には「NHK紅白歌合戦」に紅組で出場し、戸籍上の性別が男性であるソロシンガーが紅組で出場するのは史上初だったことから大きな話題となった。

そんな中村の出演に視聴者からは「中村中さんだったの！？」「全然気が付かなかった」「中村中さん！めっちゃ綺麗」「仕草が美しい」「すごいキャスティング」「演技上手い」「存在感あるな〜」と驚きの声が続々。X（旧Twitter）では「中村中さん」がトレンド入りした。

◆伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ「虎に翼」

第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子（みぶち・よしこ）さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の猪爪寅子（いのつめ・ともこ）、通称・トラコを伊藤が演じる。（modelpress編集部）

情報：NHK

【Not Sponsored 記事】

特集

モデルプレス