timelesz、新体制後初アリーナツアー横アリ最終公演レポート サプライズゲスト・新たな試み…体現する過去・現在・未来【We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episode0】
芸能モデルプレス/ent/music
【モデルプレス=2024/07/24】timelesz(タイムレス)の新体制初となるアリーナツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episode0」が開催中。7月23日、神奈川・横浜アリーナでの最終公演が行われ、多くのsecondz(セカンズ※timeleszファンの名称)が会場に集まった。横浜アリーナでの公演は7月19日~23日までの5日間7公演で10万5,000人を動員。構成力が光る約2時間半で見せた、過去、現在、そして未来とは。<7月23日横浜アリーナ公演レポート>
さらにデビュー当時、グループの平均年齢は「14.2歳」という若さであったが、その当時の楽曲「IF YOU WANNA DANCE」を10年以上経った現在も原曲キーのまま歌う姿には驚きが隠せない。振り付けも歌唱キーも何もかも当時のままだが、そこに大人の色気や表現力が加わったパフォーマンスからは、3人それぞれの歌唱力とポテンシャルの高さがうかがえる。
ソロ楽曲を披露するパートにもこだわりが見える。佐藤の「Black/White」は過去のソロコンサートなどで披露されたが、音源化はされていない伝説の楽曲。当時は公演の要である1曲目に持ってきたり、バックに事務所の同期や仲の良いメンバーがついていたりと佐藤にとっても思い入れの強い1曲なのではないか。菊池の「rouge」はデビュー後初めてのソロ楽曲であり、リリース時は10代。歳を重ねる度に等身大を映し、菊池とともに成長してきた楽曲とも言えるだろう。そして松島の「CRY」は、ソロ楽曲ではなくSexy Zoneの楽曲ではあるが、松島が体調の都合で休養していて参加できなかったライブツアー「Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」での演出に合わせたステージに。「PAGES」では4人が後から追いかける松島を迎える描写があったが、それを今再現するように当時の4人でのステージ映像とともに松島が踊り、“5人”でのステージを完成させていた。
また23日の公演には、Sexy Zoneに幾度と楽曲提供を行ってきたアーティストのiriがサプライズ出演し「make me bright」で共演。ライブでは初めてとなるフルコーラスで歌唱し、timeleszの良さはそのまま、iriが入ったことによって会場の雰囲気もガラリと変わり、4人の歌声に酔いしれる瞬間だった。