羽鳥慎一アナ&水卜麻美アナ「24時間テレビ」着服金騒動受け強い覚悟「違和感を持たれる方もいるかなと思いますが」 | NewsCafe

羽鳥慎一アナ&水卜麻美アナ「24時間テレビ」着服金騒動受け強い覚悟「違和感を持たれる方もいるかなと思いますが」

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「24時間テレビ47」制作発表会見に出席した羽鳥慎一アナ、やす子、上田晋也、水卜麻美アナ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/07/17】日本テレビ系「24時間テレビ47」(8月31日~9月1日放送)の制作発表会見が7月16日、同局にて行われ、総合司会を務める羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサーが出席。放送への意気込みを語った。

【写真】水卜麻美アナ「24時間テレビ」募金の着服について生謝罪

◆羽鳥慎一アナ&水卜麻美アナ「24時間テレビ」への思い

羽鳥アナは「今回、テーマで『?』をつけるという風になりました。私も今年は変化、そしてリスタートという思いでやっていきたいと思います。いろいろな状況がありまして、なかなか厳しいお言葉を頂くこともあるのかなと思いながらも、実際の2日間は笑顔で明るくやっていきたいと思います。もしかしたら、そこに違和感を持たれる方もいるかなと思いますが、明るく楽しく今までと違った24時間をお届けできればなと思っております。どうぞよろしくお願いします」とコメント。

水卜アナは「これまでご協力くださった沢山の皆様、そして支援を受け取ってくださった沢山の皆様の思いをしっかりと繋いでいけますよう、そして今年ご協力くださる皆様、少しでも観てくださる皆様に何か1つでも役に立てるよう、精一杯努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と力強く呼びかけ。また「真摯に取り組んで、少しでも役に立てる、何かが伝わるっていう思いがまず第一にあって、誠実に取り組んでいきたいっていうのがもちろんなんですけれど」と前置きしたうえで「ずっと悶々と『今年の24時間テレビどうしたらいいんだろう』とか、『どういう風に取り組んだらいいか』とずっと考えていたんですけれども、もしどなたかがこの『24時間テレビ』を観ようと思って観てくださるなら、やっぱり笑顔になってもらえた方がいいよなってすごく思ったので、みんなに笑顔になってもらえるような24時間になったらいいと思います」と話した。

会見冒頭では、コンテンツ制作局長・森實陽三氏が登場し「昨年、系列局での社員による寄付金の着服といった事件もございました。あってはならないことだと思います。我々は一旦立ち止まりまして各所を点検して再発防止策の策定をしたところでございます。そのうえで今年も放送することを決めました。決心した理由ですけども非常にシンプルなものでございます。そこで支援を必要とする方がいるならば、少しでも多くのチャリティを届けたい、その思いだけでございます」と寄付金着服に触れながら「新たなスタートの年にしたい」と誓った。

続けて、24時間テレビチャリティー委員会事務局長・佐々木豊氏は「昨年11月末、チャリティ委員会社の1社である委員会社が寄付金を着服するという断じて許されない行為を起こしてしまったことをチャリティー委員会としてお詫びしたいと思います。本当に皆様申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げ謝罪。そのうえで、募金活動における不正再発防止策として規約の書き換えや、外部事業者への委託の推奨、キャッシュレス募金の義務化などを説明。「これらの活動を今年で終わりにせずに複数年続けて我々はルール改善を続けます。全ての目的は失ってしまった信用。これをチャリティー委員会として1人でも多くの方々が取り戻すことになります。そのために我々は、募金活動グルーを見直して複数年かけて皆様から信頼していただける募金活動をするチャリティー委員会となるために再スタートを切りました。皆様のご理解をいただきたいと思っております」と伝えた。

2023年、日本テレビ系列の「日本海テレビ」元経営戦局長が売上金など総額1118万2575円を着服していたことを公表。うち264万6020円は「24時間テレビ」に寄せられた寄付金だったことが明らかとなっていた。

なお、日本海テレビも今年の「24時間テレビ」に参加するとしている。佐々木氏は「日本海テレビは我々が規定している再発防止策よりもさらに厳しい対策を採っています。具体的に言うと、募金活動するときに“2人以上でやる”というところを3人にするとか、社員OB・OGも担当してアルバイトは雇わないといったことで、厳しい基準をつけて参加します」と説明した。

◆「24時間テレビ」今年のテーマは「愛は地球を救うのか?」

今年の番組テーマは「愛は地球を救うのか?」。24時間テレビ「愛は地球を救う」という番組タイトルは1978年の第1回から昨年の第46回まで変わることなく使われてきたが、約半世紀の間続いてきた番組タイトルの意味、そして、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”をテーマに込めたという。

総合司会は、羽鳥アナ、水卜アナに加え、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が務める。さらに“24組でつなぐ24時間テレビ”として、「24時間テレビ」の趣旨に賛同し、自らチャリティーと向き合い発信したいという、相葉雅紀、池崎慧(サンシャイン池崎)、岩田剛典、有働由美子、笑点メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子ら24組が出演する。(modelpress編集部)

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