【モデルプレス=2024/07/12】俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)と吉沢亮が12日、都内で行われた映画「キングダム 大将軍の帰還」初日舞台挨拶に出席。共演の大沢たかおへ感謝を伝える場面があった。【写真】山崎賢人、色気溢れる鏡越しショット◆山崎賢人主演「キングダム 大将軍の帰還」本作は、紀元前・中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(吉沢亮)の姿を壮大なスケールで描く漫画『キングダム』の実写化第4弾。最新作では、前作『運命の炎』から続く隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦『馬陽の戦い』のクライマックスとして、秦国vs趙国という互いの存亡をかけた一世一代の戦いが描かれる。この日は、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督も出席した。◆山崎賢人「キングダム」最終章への思い本作は全国532館で公開され、きょう12日15時時点で前作『キングダム 運命の炎』(23年7月公開、興収56億円)の対比121%を記録。好スタートを切った。ファンの大きな拍手に迎えられると両手を上げ、歓声に応えた山崎。「1作目から考えると7年くらい『キングダム』や信とともに生きてきた。今回の最終章に向けていろんなものを積み重ねていって、みなさんの熱い思いも重ね、ついに見てもらう日が来たと思うと嬉しい」としみじみ。「信としてもう1つの人生を生きてきた7年だった。自分1人じゃ何もできないと思う中、『キングダム』という作品を最高のものにするために気合い入れてやってきた。みんなに支えてもらいながら1作品ずつ重ねてきた。今回、集大成として込められるものは込めた。見ていただいているみなさんが熱くなってくれたから、ここまでこられた」とシリーズを支えたファンに感謝を伝えた。吉沢も「過去最高の傑作が生まれたと思っています」と胸を張り、「最初から7年、こうやって愛され続けているのは嬉しい。自分も役とともに成長できていると実感できている。最終章は…ちょっと寂しいな」と挨拶した。◆山崎賢人&吉沢亮、大沢たかおに感謝また、伝説の大将軍・王騎(おうき)を演じてきた大沢は「たぶん『キングダム』としての活動はきょうが最後になる」とし、「俳優としてもすごく幸せだった。自分と共演者と仲間たちとできただけでなく、ファンとも同じ時を過ごして、意見をもらってここまでこられた。こんな作品、たぶん後にも先にもない。この作品に触れられたこと、心から感謝している」と本シリーズに対する熱い思いを語った。そして、共演した山崎と吉沢への思いも吐露。「2人はここにいると優しい青年ですが、現場では怖いくらい目がギラギラしていた。自分が若いとき、そんなこと絶対できないだろうと思う。7年間一緒に過ごして、会う度にかっこよくなって、人間としても俳優としても魅力的になっていって。そこにいつのまにか、彼らのほうが輝いているのではと不安になった。でも同時にうれしかった。『キングダム』はこの2人を軸にした話。この2人と仕事ができてよかったと思う。彼らじゃなかったら、自分の王騎はできなかった」と2人の成長にしみじみだった。すると山崎が「信が天下の大将軍を夢みて、王騎からいろんなものをいただいたように、自分も信を演じていく中で大沢さんからいろんなものをいただいた。キングダムを象徴するような王騎将軍が近くにいてくれて、どんどん面白い作品を作ろうという気持ちになった。7年間長かったけど、濃厚で忘れられない時間です」と大先輩と過ごした充実の日々を回顧。吉沢も「振り返れば、1作目のとき『俺は中華を統一する最初の王になる』という大事なセリフ、対王騎なんです。前回の紫夏について話す場面も王騎に対してだった。エイ政として内なる炎が見える瞬間は常に王騎がいた」といい、「大沢さんの完璧に仕上がった王騎を前にすると、簡単にセリフが出てこない。さらっと言えるムードではない。その圧力、オーラをもらいながら、それを越えて言葉を発しないといけない覚悟は常に持っていた。そのおかげで僕以外の役者さんも気合いが入ったのでは。大沢さんの存在が『キングダム』のグレードを1段も2段も上げてくれた気がします」と感謝を伝える。2人の言葉に大沢は、「舞台の上から気を遣っている(笑)」と少し照れくさそうに笑った。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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