【モデルプレス=2024/07/05】俳優の綾野剛が4日、都内で開催されたNetflixシリーズ『地面師たち』完成報告会に出席。100億円があった場合の使い道についてトークする場面があった。【写真】カラオケ店に登場した綾野剛◆綾野剛「地面師たち」魅力語る新庄耕の小説『地面師たち』を実写化した本作は、地面師詐欺(不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺)の道に踏み込む男・辻本拓海と、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中(豊川悦司)らが繰り広げる究極のクライム・サスペンスを描く。豊川と共にW主演を務める綾野は「終始とても楽しかったですね。ここにいらっしゃる皆さんは、自分にとって大先輩ですけども、現場力や人間力が、まずとにかくすごいので。その中で、何テイクも重ねていくうちに、新しい一面がどんどん見えてくるんですよ。そういう意味じゃ本当に、現場中にどんどんどんどん土地(とち)狂っていくというか。そこから抽出されたものが、この作品の魅力に変わっているというか」とコメント。また、北村が本作を「大人の作品」と表現したことを踏まえて「確かに大人の作品なんですけど、大人たちがどんどんどんどん狂っていくというか。そういったところがこの作品のまた一つの魅力かなと思いますし、誰一人とて『こなす』ではなくて、役を生き抜いている姿を、僕は毎日目に焼き付けて…それがまさにこの作品に全部映っているっていう。大根さんの手腕というのは、なんて言うんですかね…なんだかとても興奮しました」と振り返っていた。1話以降について綾野は「それぞれ、なぜこの立ち位置にいるのか、なぜ地面師をしているのかっていうこともそうですし。どういう風に生きて、どう滅んでいくかっていうことも含めて。もともとは誰のものでもなかった土地が、なぜ誰かのものになっていくのか、そういったところも」「フィクションとノンフィクションの狭間の中で、エンタメっていうものを皆さんに届けられたらなと思って作りました」と見どころを語った。◆小池栄子「役者人生で感じたことのない恐怖を味わいました」ハリソンに拓海が地面師勧誘されるシーンについて、綾野は「瞳に吸い込まれていくというか。実はあのシーンって、とても絶望的な状態から自分は始まっているので、ある面ではとてもオアシスのようにも思うし、とてもミステリアスで『触れてみたい』っていう、人の業に訴えかけてくるような…あの時の拓海には、ハリソンさんと一緒に時を過ごすことしか、もしかしたら彼の中では選択肢がなかったのかなと思いますね」と回想。なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子を演じた小池も、豊川の芝居について「ハリソンとは、10秒以上目を合わせたらやられそうな感じの(笑)。圧倒的な支配力みたいなものがあって。役者人生で感じたことのない恐怖を味わいました(笑)。でもそういう方がリーダーとなって、こういう方にみんなが集っているんだな、人生を懸けているんだなっていうのは、豊川さんの存在感は抜群だなと思いました」と衝撃を受けた様子だった。◆綾野剛、100億円あったら?物語にちなみ、100億円あったらどうするか問われた綾野は「シリーズものを3本作りたいです。本当に。3本ですね。1本だいたい33億っていうことですか?」と俳優らしく返答。「ぱっと思いついたのがそれです。やっぱり、新しい物語をちゃんと生んでいって、こういったNetflixっていうプラットフォームから発信されるものっていうのも、いろんな発信場所がありますけども、とても魅力的だなと思います」と語った。一方の豊川は「個人で使い切れる額ではないと思いますし、本当にそのお金が必要な人のところに配って回りたいって言ったら、ちょっと優等生っぽいかもしれませんけども(笑)」としつつ「僕もシリーズものを作ろうかな(笑)」と綾野と同じ考えに行きついたようだった。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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