【モデルプレス=2024/06/22】Aぇ! groupの佐野晶哉と俳優の平泉成が22日、都内で行われた映画「明日を綴る写真館」大ヒット御礼舞台挨拶にメガホンをとった秋山純監督とともに出席。平泉が涙ぐむ場面があった。【写真】平泉成、舞台上で涙◆平泉成がサプライズに涙、佐野晶哉も目潤ませる舞台挨拶では平泉の家族からサプライズで手紙が読まれる場面もあった。妻の里香さんから「大輪の花 咲かせたね!」「幼い孫達がおじいちゃんの代表作『明日を綴る写真館』を胸に刻める日を楽しみに…」と俳優生活60年にして初主演を務めた夫に、メッセージを寄せた。さらに妻・里香さんのほか、自身の子供や孫、計8人からの手紙も代読された。まさかのサプライズ演出に、平泉は「泣かせにきたね」とハンカチを取り出して溢れる涙を拭った。「これまで“大輪の花”を咲かせられなかった。“大輪の花”を咲かせられなくても、愛されて幸せだと思ってそうサインを書いていたけど、それは“やせ我慢”だった。主演をできない自分が悔しくて、ずっと自分に腹が立っていた」と主演を掴めず歯がゆい思いをした過去を吐露。「家族はずっと支えてくれた。この場に立たせていただくのに60年という月日が経ってしまった。長いこと、かかった」としみじみと話した。そんな平泉の姿にもらい泣きした佐野。「君、今泣いてくれている?(目が)キラキラ光っている」と平泉から指摘されると、「もうしゃべれないです、なんか…」と言葉に詰まり、瞳を潤ませた。◆映画「明日を綴る写真館」原作は、あるた梨沙氏による同名漫画。さびれた写真館を営む鮫島武治(平泉)と、弟子入りを志願する気鋭の若手カメラマン・五十嵐太一(佐野)。年齢も考え方も全く違うが、“自分に素直になれない”という共通点を持つふたり。人々の抱える“想い残し”のために奔走し、自分自身と向き合い、互いに影響し合いながら成長し、やがて思いもよらない奇跡を起こす様を描く。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】