FANTASTICS木村慧人「それスノ」出演で思わぬ反響 個人活動をグループに還元【「さっちゃん、僕は。」インタビュー後編】 | NewsCafe

FANTASTICS木村慧人「それスノ」出演で思わぬ反響 個人活動をグループに還元【「さっちゃん、僕は。」インタビュー後編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた木村慧人(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/06/03】6月11日より放送スタートするTBSドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」(毎週火曜よる11時56分~※一部地域をのぞく。放送時間は変更になる場合あり/Netflixにて6月4日より先行配信)にて、テレビドラマ単独初主演を務めるFANTASTICSの木村慧人(きむら・けいと/24)。パフォーマーとしてステージに立ち続けながら、個人としても活躍の幅を広げる彼に、周囲からの反響や夢を叶える秘訣を聞いた。【後編】

【写真】FANTASTICS木村慧人、初挑戦の大胆シーン

◆木村慧人、単独初主演決定 FANTASTICSメンバーからの反応は?

単独初主演が決まり、木村が1番に話したメンバーが佐藤大樹。「(最初に話すのは)いつも大樹くんです。以前大樹くんは主演をしていたドラマイズム『liar』(MBS/2022年)で同じ熊坂(出)監督のもとでインティマシーシーンも撮っていたので、『こういう時はどうしたんですか?』みたいな感じでアドバイスをもらったりしました」

そこからメンバーそれぞれに報告。「みんなやっぱり『慧ちゃんが…!』『いよいよか』『観られるかな』ってびっくりしていましたね(笑)。でも『頑張ってきて』という言葉ももらいました。(八木)勇征くんは1番応援してくれている人だったので、インスタのストーリーで盛り上げてくれたりしてすごく嬉しかったですし、自信を持って『観てください』と言える作品になりました」

◆個人活動をFANTASTICSに還元「それスノ」出演で思わぬ反響

俳優、バラエティ、声優…などと、個人での活躍の場も増えているFANTASTICS。木村をきっかけにグループを知ったファンもいるという。

「ドラマは海外の方が僕を知ってくださるきっかけになりました。モデルプレスさんにも取材していただいた『飴色パラドックス』(MBS/2022~2023年)も、この作品の前に撮っていた『好きなオトコと別れたい』(テレビ東京/2024年)も、日本だけじゃなく海外にも広がっていて、そこで僕を知っていただいて。それはFANTASTICSに還元できているなと思いました」

バラエティでは、2023年12月に「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS)のダンス企画に出演し話題を呼んだが、木村は「反響がすごかったです」と回顧。「Snow Manさんのファンの方が僕を初めて知って、そこからFANTASTICSのリリースイベントやライブに来てくださったり。そのぐらい影響力があって、やっぱりバラエティやドラマはすごいんだなと実感しています」

◆木村慧人の夢を叶える秘訣

「飴色パラドックス」出演時のインタビューでは、モデルプレス恒例の“夢を叶える秘訣”を質問。当時は「自分に自信を持つこと」と答えてくれたが、そこから1年半以上が経過し、さらに飛躍した木村が今思うこととは。

「“全力”ということを1番大事にしています。それはダンスに対してもお芝居に対しても共通していることで、これからもずっと変わらないと思います。それから、前よりも人の意見を尊重できるようになりました。例えばこの『さっちゃん、僕は。』で色々な愛の形や“好き”の形が描かれているのもそうですが、たくさんの考え方があるので、自分の意見だけではなくて否定も肯定も周りの意見を取り入れたうえで、相手が嫌だと感じないように気を付けて自分の考えを伝えるようにしています。それは普段のブログや生配信でも意識していて、色んな言葉を自分の中で噛み砕いてから自分の言葉で発信できるようになりました」

◆【こぼれ話】「さっちゃん、僕は。」にちなんで…

<さっちゃん(中山ひなの)のように自分のことをたくさん教えてくれる人 or 紫乃(石川恋)のようにミステリアスな魅力がある人、どちらに惹かれる?>

「うわ~~難しい!どっちだろうな……でも、ミステリアスな方かもしれないです。何を考えているかわかんないからこそ深掘りしたくなるし、ミステリアスな人の方が楽しみが増えそう。ピュアで真っ直ぐすぎると僕が『うう…』ってなっちゃうときがあるかもしれないので、ミステリアスな魅力がある人の方がいいのかなと思いました」

<木村さん演じる京介のキャンパスライフも一つの見どころ。普通の大学生活を送っていたらやってみたかったことは?>

「ラウンドワンに行きたいです(笑)。(FANTASTICSがラウンドワンのCMに出ていたことに記者が触れる)確かに(笑)!!無意識でした(笑)。でもスポッチャでみんなで朝まで遊ぶのとかやってみたいです!」

<周りの人と関わるにつれ、自分自身のことを理解していく京介。木村さんが最近気付いた“自分の新たな一面”は?>

「意外と冷静なときがあるのかなと思います。周りがしっかりしすぎていて僕は抜けていると思われがちですが、自分が実はちゃんとできる方なんだと感じました(笑)。それから『ランファンQUEST』(TBS系/深夜0時26分~※一部地域をのぞく)の収録で、思ったより手先が器用というのもわかりました。糸通しをやったときにスムーズにできたんです。あとは意外とビビりじゃない(笑)。バラエティで普段やらないことをやると意外な得意分野がたくさん見つかりますね(笑)」

◆取材後記

撮影場所にあらわれると「いつもありがとうございます」、取材後には「またお願いします!」と爽やかな笑顔を見せ、撮影で使う椅子を動かす際にはすぐに手伝ってくれるなど、礼儀正しさと優しさで現場を和ませた木村。チェキ用にスマートフォンで自撮りをお願いすると、手慣れた手つきで明るさやフィルターを微調整。日頃からSNSでマメな発信を行っているからこそのスマートさでスタッフを助けてくれた。

また年始の「TGC しずおか」グループインタビューでは2024年の目標としてドラマ単独主演を掲げていたが、これに触れると「伏線回収です(笑)」とにっこり。進化し続ける彼が全身全霊で生きた“京介”としての姿に、期待が高まるばかりだった。(modelpress編集部)

◆木村慧人(きむら・けいと)プロフィール

1999年8月16日生まれ、東京都出身。2018年12月にFANTASTICSとしてメジャーデビュー。個人では映画「HiGH&LOW THE WORST X」(22)やドラマ「恋と弾丸」(MBS/22)「好きなオトコと別れたい」(テレビ東京/24)への出演、ドラマ「飴色パラドックス」(MBS/22~23)ではW主演を務めるなど、俳優としても活躍。2023年10月には「BREAK FREE STARS」で舞台初主演を飾った。EXILE TRIBEメンバーを中心に集められた新ユニット・EXILE B HAPPYのメンバーとしても活動している。今年7月にはFANTASTICS初のミニアルバムを発売。

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《モデルプレス》

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