【モデルプレス=2024/05/20】女優の柴咲コウが20日、都内で行われた自身が主演を務める映画「蛇の道」(6月14日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、西島秀俊、⻘木崇高、黒沢清監督とともに出席。撮影秘話を明かした。【写真】柴咲コウ、チュールから美脚透ける◆柴咲コウ主演「蛇の道」本作は何者かによって8歳の愛娘を殺害された父親が、偶然出会ったパリで働く精神科医の協力を得ながら、犯人を突き止め復讐することを生きがいに殺意を燃やしていく物語。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真実が描き出されていく。日仏共同製作で、全編フランスロケ・フランス語で撮影。世界から高い評価を得る黒沢清監督の最新作にして、セルフリメイク作品である。◆柴咲コウ、フランス語は「ゼロからのスタート」主演の柴咲は、パリで働く日本人の精神科医・新島小夜子を演じるもセリフは全てフランス語。フランス語はまったく話せず「ゼロからのスタートだった」といい、クランクインの半年前から不定期でレッスンを始めたと明かした。撮影の3ヶ月前には「このペースでは間に合わない」と集中的に取り組んだという柴咲は「“フランス映画”として取り組んだので、『この日本人のフランス語は聞き心地悪い』と思われるのは嫌だった。ちゃんと合格点をもらえるよう繰り返して重ねていくしかないと思った」と当時の思いを回顧。「レッスンの内容としては、基本的にセリフに特化した練習法です」と必死に語学を勉強したことを振り返った。◆西島秀俊、柴咲コウを絶賛「相当努力される方」共演した西島は、現場での柴咲を目撃し「最初からスタッフさんとフランス語で話されていて『え?話せるんだ…』って思っていたら、『実はこの作品のために勉強した』と聞いて驚いた」と告白。「僕から見たらセリフもナチュラルに話されていたので、相当努力される方なのかなって」と柴咲を絶賛した。さらに「初日から現場にも馴染んでいた。『え?初日なの?』って思ったくらい。自然に入られているという印象だった」と西島が話すと、柴咲は「それでかなりハードルがすごく上がってしまって。フランス語話せる人だと思われちゃって(笑)」とにっこり。柴咲は、役作りのためにフランスで日常生活を送ったことも説明し、「クランクインのちょっと前にフランスに行けばいいのかもしれないけど、“付け焼き刃感”が出たら嫌だなと思った」とした上で、「1ヶ月前に入ってアパートを借り、自炊しながらマルシェでお野菜を買って、トコトコ歩きながら、玄関の扉を開けてキッチンで料理を作るってことを毎日した。そこから1ヶ月かけて馴染んでいった感じでした」とフランスでの生活を明かしていた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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