【モデルプレス=2024/04/16】女優の杉咲花が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜よる10時~※初回15分拡大)の第1話が、15日に放送された。ここでは、三瓶友治役を務める俳優の若葉竜也(わかば・りゅうや/34)を紹介する。【写真】“地上波連ドラ出演がレアすぎる”俳優・若葉竜也とは?◆杉咲花主演「アンメット ある脳外科医の日記」原作は、講談社「モーニング」で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」(原作:子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人)。事故によって記憶障害という重い後遺症を持つことになった主人公・川内ミヤビ(杉咲)が、目の前にいる患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマだ。◆「アンメット」ミヤビ(杉咲花)&三瓶(若葉竜也)の関係性に注目1年半前、不慮の事故で脳を損傷したミヤビは、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害を持つ脳外科医。関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いている。そこに丘陵セントラル病院の新メンバーとして姿を現したのは、アメリカの大学病院から赴任してきた脳外科医・三瓶。さっそく、ミヤビが院内を案内していると、急患として女優・赤嶺レナ(中村映里子)が運ばれてくる。検査の結果、脳梗塞と判明し、夫でマネージャー・江本博嗣(風間俊介)の同意を得て、すぐさま治療が行われることに。三瓶はミヤビにも手伝うよう指示するが、看護師長・津幡玲子(吉瀬美智子)から制止され、治療後に救急部長・星前宏太(千葉雄大)から、ミヤビが記憶障害であることを聞かされた。治療を受けたレナは目を覚ましたものの、後遺症による失語症と診断される。女優として絶望的な状況を目の当たりにしながら、何もできない自分にミヤビは葛藤。そんなミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知ったうえで「人手が足りないんだから、できることはやってもらわなきゃ困る」と言い放ち、ミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判する。そっけないながらも、ミヤビの脳外科医としての能力を評価する三瓶。何を考えているか分からない、謎だらけの彼だがその言動には説得力があり、ミヤビは戸惑いながらも患者と向き合っていくことになる。そしてラストシーンでは、星前から「悪いけど見つけちゃった」と1枚の写真を突きつけられた三瓶。その写真には、ミヤビと三瓶が笑顔で並ぶ姿が収められており、謎を残したまま幕を閉じた。放送後には、杉咲をはじめとする俳優陣の演技力や上質なストーリーに称賛の声が殺到しX(旧Twitter)でトレンド1位になる盛り上がりを見せた。そんな中、特に注目を集めたのが三瓶改め若葉の存在だ。ここからは、若葉という俳優について紹介する。◆「野ブタ」「ごくせん」「GANTZ」…話題作で存在感放つバイプレーヤー・若葉竜也とは?若葉は、1989年6月10日生まれ、東京都出身。実家は大衆演劇の一座であり、「チビ玉3兄弟」の愛称で知られている。これまで「野ブタ。をプロデュース」「マイ★ボス マイ★ヒーロー」「生徒諸君!」「ごくせん 第3シリーズ」、映画「GANTZ」「愛がなんだ」「罪の声」「街の上で」「愛にイナズマ」など多数の話題作に出演。2016年に公開された映画「葛城事件」では、鬼気迫る演技が高く評価され第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。若きバイプレーヤーとして様々な作品で存在感を放ってきた。若葉が、地上波民放連続ドラマに本格的に出演することはほとんどなく、今回の出演は“レア”とも言え、放送前から映画ファンの間でも注目を集めていた。そんな彼が、同作に出演したのは主演・杉咲の後押しがあったという。杉咲とは、連続テレビ小説「おちょやん」、映画「市子」など多数の共演経験があり、制作記者会見では「杉咲さんから電話がかかってきて『やるよね?』ってプレッシャーをかけられたので、『じゃあやるか』って」と若葉が明かすと、杉咲も「役にぴったりだと思った。若葉さんしかいないと思ったので気付いたら電話していた」と電話で出演依頼したという裏話を語っていた。すでに信頼関係が構築されている2人だからこそ生まれる化学反応、そして彼の“静”の演技で魅せる強さと温もりは、回を重ねるごとにさらに深みを増していくことだろう。また、「おちょやん」では杉咲演じる千代の初恋の人・小暮さん役を、「市子」では恋人役を演じていた若葉。今回も、第1話のラストから2人の間に明かされていない過去があることがうかがえ、その関係性に注目が集まっている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】