今田美桜「花咲舞」主演にプレッシャー前作見直し「勇気をいただきました」

【モデルプレス＝2024/04/03】女優の今田美桜が2日、神奈川県内で行われた日本テレビ系の新土ドラ9『花咲舞が黙ってない』（毎週土曜よる9時～、4月13日スタート）の制作発表会見に、共演の山本耕史、飯尾和樹（ずん）、要潤、菊地凛子、上川隆也とともに出席。前作のある作品を違うキャストで新たに演じることへの心境を語った。

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◆今田美桜「正直プレッシャーはあります」

前作のドラマ『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸潤の小説『不祥事』を原作に2014年、2015年に杏主演で放送してヒット。前回のドラマ放送後、ドラマと同名の新作小説『花咲舞が黙ってない』（池井戸潤・著）が出版された。今作は、同名小説を原作に、地位なし、権力なし、怖いものなしの主人公・花咲舞（今田）が、銀行内の悪事に真正面からぶつかり倒す、痛快爽快エンターテインメント作品となっている。

花びら型の紙吹雪が舞う中ステージに登壇し、それぞれの頭や体についた紙吹雪を取り合うなど、登場早々に仲睦まじいやりとりを見せたキャスト陣。前作がある作品を違うキャストで新たに演じることについての心境を尋ねられた今田は「10年前の杏さんと上川さんの作品が私も大好きで、まだ学生だったと思うんですけど拝見していまして、当時も勇気をもらう作品でしたし、今回やらせていただくにあたって見返したんですけど、学生のときに見ていたときの感覚とは違って働き始めたので、突き進んでいく舞の姿はなかなかできることじゃないと思いますし、本当にすごいなと改めて勇気をいただきました」と熱くコメント。

「正直、プレッシャーがなかったかと言われると、あります。ですが、大好きな作品でもあるので、リスペクトを込めながら新しいみなさんと新しい花咲舞を作っていけたらいいなと思っています」と意気込んだ。

◆今田美桜「花咲舞が黙ってない」チームの団結力語る

大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動となり、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく主人公・舞を演じる今田は「舞は正義感が強くて、悪事を黙って見ていられない子なんですけど、そういう舞に日々パワーをもらいながら向き合っている日々です」と語り、「こんなに素敵なみなさまと作品を作ることができて嬉しいです」とにっこり。

クランクインして3週間ほど経ったそうで、撮影の様子や現場の雰囲気を聞かれると「まだ3週間なんだっていうくらいのチーム感、団結力がすごく出来上がっていまして、スピード感がすごいです。ババババって巻いてます」と告白して笑いを誘い、この日も台本5ページ分を通常は5～6回撮影するところ、1回で撮影が終わったという。

花咲まいのバディで出世をあきらめた元融資マン・相馬健を演じる山本は「（1回で撮影が終わることが）良い、（5～6回撮影することが）悪いってわけじゃないですけど、勢いという意味ではすごい前向きになっていく感じがあります」と吐露。今田も「なかなか3週間でできることじゃないので、チーム力とみなさんの集中力がすごくて、いい雰囲気で撮影させていただいております」と笑顔を見せた。

◆今田美桜、原作者からもらった“言葉”とは

イベントでは、原作者の池井戸潤からの手紙をMCが代読する一幕もあり、「少しおてんばだけど、曲がったことが大嫌い。そして相手が誰であろうと理不尽には黙っていない。そんな花咲を今田さんがどう演じられるか本当に楽しみです」「花咲よ、風になれ」などとメッセージが送られた。

今田は「舞はとても軽快でインパクトがあってグッと入り込むような現れ方をしたりするんですけど、舞もいろんな人に囲まれたり、舞の前に立ちはだかる敵に揉まれながら奮闘していく姿に引っ張られるような子なので、舞が通るところが突風に巻き込まれたり、そよ風になったりするんですけど、風になりたいというか（笑）、それくらい勢いのある女の子をこの作品を通じて演じられたらいいなと思います」と力強く語り、「『風になれ』というお言葉を大事にしながら丁寧に舞を演じていけたらいいなと思っています」と目を輝かせた。（modelpress編集部）

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