現在タイのチャートでも上位を記録するPSYCHIC FEVERは、海外のイベントに多く出演しアウェイをホームに変える実力を持つ。お揃いの衣装で登場し『Up and Down』でスタートすると、中盤ではグルーヴィで心地のいいサウンドにテクニカルなダンスで魅了する『Temperature』などでそのふり幅を魅せていく。MCではクールに見えて、甘噛みしてしまう小波津にほかのメンバーが総ツッコみするアットホームな空気感も。渡邉のビートボックスからスタートし、彼の周りにメンバーが集まり、『FIRE』の世界観に赤い光と共に飲み込まれて行く珠玉の空間を全員で楽しんだ。
ポップな『Unlimit』のイントロから登場したのは、爽やかなDXTEEN。HAPPYな空気感に包まれながら『Brand New Day』を披露。ただキュートなだけではなく、実力を感じるパフォーマンスで圧倒すると、メンバーたちがわちゃっと遊んでいるような『Stars』で会場を沸かせ、会場を笑顔にして行く。『Dive』では、寺尾が歌い出すと磁石のようにメンバーがぎゅっと引き寄せられ集まって嬉しそうに絡んでいく仲の良さも印象的だ。ラストはクールな『First Flight』で多面性を魅せ、会場を後にした。
来年、結成10周年を迎えるSUPER★DRAGONは、グループカラーの青を背負い、『New Rise』からスタート。“青で染める時代”との言葉通り、圧倒的な経験値と力強さで会場を彼らの色に染めていく。個性的な自己紹介で盛り上げた後、スタイリッシュな『Don’t Let Me Down』、メロウでシティポップテイストの『Hey, girl』など音楽好きを唸らす選曲で魅了し、後半は彼らの真骨頂である攻撃的な『LRL-Left Right Left-』でガラッと空気を変え、銃を撃ち放つ振り付けが印象的な『Untouchable MAX』で最高潮に盛り上げ、最後は深々とお辞儀をし、次にバトンを繋いだ。
DAY3に登場したのは、WATWING(ワトウィン)、BUDDiiS(バディーズ)、NOA(ノア)、BE:FIRST(ビーファースト)の4組。ブラックを基調にした衣装でクールに登場したWATWING。攻撃的な『Firebird』で一気に盛り上げると、会場は白いペンライトで染まっていく。炎を彷彿とさせるビジョンをバックに力強く、鬼気迫るダンスで魅せていく『Runway(Remix)』に心を奪われて行くと、拡声器を手に持ち歌うメンバーの個性をリリックに落とし込んだ『WATW”ing”』でたたみかけ、セクシーな『BREAK OUT』や、クラップで客席と一体になった『WAIT A MINUTE!』、多幸感あふれる『Honey,You!』ではみんなが笑顔で客席を煽り、嬉しそうにしている姿が印象的だった。
DJブースとバックダンサーを従え登場したNOA。迫力に満ちた『BURN』でスタートし、ダイナミックで力強いダンスで魅了すると、『Just Feel It(feat. Ayumu Imazu)』では群を抜いたダンスとともに軽やかな歌声を聴かせ、ラップもこなしていく。けだるさがセクシーに映りながらも、品の良さを感じさせる佇まいはさすが。MCでは一体となった会場に驚きと喜びの表情を浮かべ、あふれるように「大好きだよ!」と気持ちを伝えていた。さらにこの日は新曲『YBOM (You've Been On my Mind)』も披露。さらに『Highway』で一気に盛り上げ、ステージを去った。