堤真一・中川大志・上白石萌歌・窪田正孝ら集結 “完全オリジナルSF群像劇”キャスト&ビジュアル公開<滅相も無い> | NewsCafe

堤真一・中川大志・上白石萌歌・窪田正孝ら集結 “完全オリジナルSF群像劇”キャスト&ビジュアル公開<滅相も無い>

社会 ニュース
(上段左から)中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想(下段左から)古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、窪田正孝(右)堤真一(C)「滅相も無い」製作委員会・MBS
【モデルプレス=2024/03/18】加藤拓也氏が連続ドラマ初の監督・脚本を務めるMBS/TBSドラマイズム「滅相も無い」(MBS毎週火曜24:59~/TBS毎週火曜25:28~ほか)が、4月16日より放送されることが決定。堤真一、中川大志、上白石萌歌、窪田正孝らの出演が発表された。

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◆ドラマイズム「滅相も無い」

日本に突如現れた7つの巨大な穴。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴。混乱し、対応に追われ、様々な調査が行われたが、穴の正体はわからないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。

そして、穴を神とする者が現れた。名は、小澤(堤)といった。小澤は説く。「穴の中には救済がある」。

12月1日、リゾート施設に8人の男女が集まっている。川端(中川)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田)。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならないのだ。

岡本が切り出す。「そろそろ、始めましょうか」。少しの緊張の中、1人目、川端が話を始める。超常の中で打ち明けられる、8人の密やかな人生の一部分。打ち明けた先で、彼らがたどり着く未来とは。

◆加藤拓也氏が連続ドラマ初の監督・脚本担当

本作で監督・脚本を務めるのは、加藤氏。第67回岸田國士戯曲賞、第30回読売演劇大賞演出家賞部門優秀賞、また世界を変える30歳未満として「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」に選出されるなど、舞台作家として今もっとも注目を浴びている一方、映像でも、NHK「きれいのくに」で第10回市川森一脚本賞受賞、自身で監督脚本した映画「ほつれる」はナント三大陸映画祭で受賞するなど、演劇と映像を自由に行き来しながらめざましい功績を残し続けている。

そんな加藤氏が、今回初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマを作り上げる。

また、撮影は演劇的手法と映像的手法をミックスした試みを多数取り入れて実施。信者8人の会合シーンはロケーション撮影が行われた一方、それぞれの人生は全てスタジオセットのみで語られる。両親や友人など、語り手の人生に纏わる登場人物は、わずか6人のスタジオキャスト(秋元龍太朗、安藤聖、鳥谷宏之、中山求一郎、宮田早苗、安川まり※50音順)が全話を通して出演。約150役をこなし、セットチェンジ、早着替えもスタジオキャストが映像内で行うという、編集に頼らないリアルタイムでの場面転換を試みた。

劇伴音楽を担当するUNCHAINは、スタジオセットで実際に本人役として出演してキャストの芝居に合わせた音楽を奏でており、オープニングはイラストレーター・若林萌が担当するなど、各界の新鋭クリエイターが集結。映像、舞台、SF、アニメを縦横無尽に横断しながら、俳優陣がそれぞれの密やかな人生を明かしていく。「これはドラマなのか?演劇か?映画か?」。稀代の演出家×俳優陣による、 前代未聞の“穴”ドラマが始まる。(modelpress編集部)

◆怒れない川端(かわばた):中川大志コメント

SFとリアルが混在し、現実と非現実の境目が分からなくなる、この作品の世界観に惹き込まれ、自分も是非参加したい。と胸が高鳴りましたが、その繊細で絶妙なラインを表現する事は、僕にとって簡単ではありませんでした。 加藤さんから頂く言葉の中にあるヒントを少しも逃さぬよう、そして巧みな共演者の皆様に飲まれぬよう、必死に過ごした時間はとても濃密で、ヒリヒリしました。

◆思い出す菅谷(すがや):染谷将太コメント

苦しかったり、苦かったり、つまづいたり、浮き足立ったり。人類の四苦八苦を見事に加藤拓也氏が1つの箱に閉じ込めて、それを穴へ突っ込んでくれました。このドラマの出来事は、皆さんの人生の中には無さそうに感じつつも、いや?これはなんか心のひだに触れてくるぞ?いや?これはもはや自分の事か?という物事が繰り広げられています。その沢山の匿名性がある感情に浸って頂けたら、とても有意義な時間を加藤氏から貰えるのではないかなと思っております。何せこのジェットコースターのようなリズムを感じてもらい、沢山のモノを感じて頂きたいと願っております。

◆田舎暮らしの松岡(まつおか):上白石萌歌コメント

松岡役を演じさせていただきました、上白石萌歌です。まずは、ずっと憧れ続けた加藤拓也さんの世界に飛び込むことができたこと、心から幸せに思います。加藤さんの作り出す世界にはいつもなんとも言い表せないような不思議な引力があり、拝見するたびに私の心に新たな風を吹かせてくださいます。私たちの日常の延長線上にあるようで、どこか果てしなく遠い場所にいざなわれるような、唯一無二の質感。リアリティとフィクションとが交差する世界観に、いつも身ごと持っていかれそうな心地のよい危うさが好きです。 生きていくなかで避けては通れない苦しみや葛藤と私たちはどう向き合っていくべきなのか、考えを巡らせながら演じました。早くみなさまにもこの「滅相も無い」を体験してほしいです。お楽しみに!

◆帰国生の青山(あおやま):森田想コメント

青山役を演じました、森田想です。再び手元へやってきた加藤さんの書く言葉は、わざと見過ごしていた痛みや苦しみを掬い上げてあっけらかんと突きつけてくる、恐ろしくて笑ってしまうほどに。当たり前にこちらの想像力では到底辿り着けない場所に立たされ、まるで感情単体が自分から放り出されるような本当に不思議な感覚を抱きました。そして、小さな存在の私にとってはあまりに彩り豊かな先輩方とリレーのように物語を運べたことは心を刺激される贅沢な経験でした。負った傷や後悔を背負い続け、思い通りにならない人生と欲の正体に向き合っていくことが出来るのなら、この作品を観て耳が熱くなる瞬間があるはずです。楽しみにしていて下さい。

◆取り返しがつかない渡邊(わたなべ):古舘寛治コメント

加藤くんという才能溢れた作家と若い俳優たちとの仕事は楽しかったです。しかし半屋外の豪華邸宅で寒さに耐えながらの長時間の撮影は最年長者のおじさんにはなかなか大変でした。スタジオパートもセリフが多くて、覚えたつもりでも忘れてゆく脳みそと必死に闘いながら頑張りました。おじさんはいつも必死です。いい作品に仕上がってたらいいな〜。出来上がりが楽しみです。

◆起業家の真吾(しんご):平原テツコメント

最初、このお話を頂いた時にドラマで加藤拓也くんの作品に関われる事、そして素晴らしいキャストの方々と共演できる事に興奮しました。 加藤くんの脚本はファンタジー要素はあっても、結局は人間そのものを描いていて、観る人に何かしらあてはまったり、「あぁ~何かわかるわその感じ」と共感出来るんじゃないかと思います。 演出も俳優の感じたまま演じさせてくれて、演技のすり合わせもスムーズで本当にやりやすい。 共演者の方々とも少ない時間でしたが、現場で楽しく作品づくりに没頭出来ました。 各人物の色々なストーリーを楽しめる素晴らしい作品になっているので、是非ご覧になってください。

◆好奇心の井口(いぐち):中嶋朋子コメント

それは、心地よい違和感と、得も言われぬ親和性が共存する世界観。未体験なのに、妙に肌馴染みの良さがある。まったくもって、奇妙な体験なのです。初めて脚本を読んだ時から、撮影の間も、撮影を終えてしまった今も、なんだか静かに興奮しています。誰かとシェアしたいけど、非常に個人的な感覚のような気もしていて、なにやら胸がドキドキします。大人になって、こういう気持ちになったことって、あったかなぁ。 早く誰か、「滅相も無い」という体験を共有出来る人が現れてくれないものかと、実は密かに待っているところです。

◆夢うつつの岡本(おかもと):窪田正孝コメント

加藤くんとまた仕事ができて心底嬉しかったです。脚本も演出も斬新でとても刺激的な現場でした。日常に突如巨大な穴が現れて、それがどこに繋がってるかも分からない。天国なのか地獄なのか。その人にとって都合のいい理由でいつでも入ることができる穴が存在したら人にはどんな心理が働くのか。清算したい過去、トラウマ、カルマ、人間の真髄が描かれた群像劇をお楽しみください。

◆“穴”の教祖小澤(おざわ):堤真一コメント

加藤拓也監督の独特の感性が詰め込まれた、とにかく不思議な作品なので、撮影に入るまでも悩む日々が続いたんですが、楽しく撮影することができました。でもきっと登場人物たちに共感できる部分がたくさんあると思うので、物語をどう解釈するか、自分たちだったらどうするか、そんなことを考えながら観ていただけたらと思います。とにかく、出来上がりをすごく楽しみにしています。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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