中村倫也、料理の時間が「それ以外のどれとも違う」理由 次のテーマ候補も熱弁<THE やんごとなき雑炊> | NewsCafe

中村倫也、料理の時間が「それ以外のどれとも違う」理由 次のテーマ候補も熱弁<THE やんごとなき雑炊>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「THE やんごとなき雑炊」発売記念イベントに登壇した中村倫也(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/15】俳優の中村倫也が15日、自身初の料理本「THE やんごとなき雑炊」(KADOKAWA)の発売を記念した“雑談”イベントを開催し、料理について語った。

【写真】中村倫也&水卜麻美アナの2ショット

◆中村倫也、料理する時間は大事な息抜き

同書は中村が“雑炊”を作りながら“雑談”し、その料理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する……、2022年4月号から約1年半にわたり、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載された連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」をタイトルを変え書籍化。

料理は元々「得意とは言わないけど好き」だという中村。実家では「好きなものをぶち込んだチャーハン」などしか作っていなかったそうだが、一人暮らしを始めてから自炊をたくさんするように。「これも工夫ですね。お金がない中で腹を満たさなきゃいけない。あと1週間で1000円しかない(状況)とかあったんですよ。皆さんも今そうだと思いますけど。…失礼なこと言ってすみません。謝罪します(笑)」とジョークを混じえて観客を笑わせながら「そんなときにどうやってより良くできればよりおいしく、あまりお金をかけずに自分ができる範囲で、とやっていたら楽しくなって好きになりました」と振り返った。

また、同書の中のエッセイの1つに「仕事に追われる日々の中で自分の息抜きは何なのかと考えてみると、ここ最近は『料理』だと感じている」とも書いており、「毎日の生活のなかで、料理とは中村さんにとって改めてどのような時間?」と問われると、「それ以外のときのどれとも違う時間ですかね、脳みその働きが」「仕事していても誰かと接していてもどうしてもやっぱり脳みそを使うと思うんですけど、一人で料理と向き合っている時間はろくろ回しているときと近いのかも。おいしくするだけじゃなくどうなるのかなとワクワクする」と料理する時間の大切さを語った。

◆中村倫也、次のテーマ発表?

さらに、「今後もやんごとなき〇〇ができれば」と担当編集が意気込むと、会場からは期待の拍手が。「びっくりした~」と温かい反応に驚いた中村は、「さっき思いつきました」と次のテーマに“雑草”を考案。

「良い話していいですか?」と切り出すと、「この間河津桜をちょっと見に行ったんですよ。花見するときにいつも心がけてることがありまして。桜の下に割とタンポポが咲いている率が高いんですよ。それをちゃんと確認するのを心がけてるというかそういう癖がありまして。多分それは花見の席では桜がメインで(タンポポは)気づかれない存在じゃないですか。ここに気づいてあげる僕でいたいっていう欲があるんですよ。自己満足」と桜の下のタンポポについて熱弁。その理由を「僕がこっち側だったから」だと無名の若手時代の自分とタンポポを重ね合わせているからだと明かした。

タンポポも雑草で、他にも綺麗な花を咲かす雑草がたくさんあるといい、「雑草は歩いていれば咲いているわけです。皆の身近な散歩が楽しくなるかなと思って」と誰にとっても身近な雑草のテーマを広げたいと続けた。

◆中村倫也、自身初の料理本「THE やんごとなき雑炊」

本書は連載誌面19回分(※写真は一部除く、改稿あり)に加え、新たに20回目として書籍撮り下ろしで中村自身が考案した雑炊レシピ回も収録。さらに書籍購入特典として、期間限定でその中村考案のレシピ回の調理&取材風景が見られる動画も公開。人気俳優が2022年から2023年年末まで、“雑炊”を作り続けた、約2年間……(※企画構想と書籍撮り下ろし期間含む)。

一般的な雑炊の想像をはるかに超えてくる、斬新かつ簡単な「スペシャルな20の雑炊」レシピ、料理中に溢れ出てくる中村の言葉、中村が執筆してきたエッセイからは、「簡単でおいしい!!」に加えて、中村の「生き方の工夫」や「日々の生活のための思考」も共に愉しめる本になっている。(modelpress編集部)

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