【入社直前 新人アナウンサー】早くも現場デビューした高濱優生乃さん 夢への1歩となったきっかけ振り返る<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載> | NewsCafe

【入社直前 新人アナウンサー】早くも現場デビューした高濱優生乃さん 夢への1歩となったきっかけ振り返る<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
モデルプレスのインタビューに応じた高濱優生乃さん(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/05】2021年の第1回より毎年行われ、今年4回目が開催される、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「学生アナウンス大賞」。モデルプレスでは第2回のファイナリストにインタビューを行い、当時の思いや「学生アナウンス大賞」の経験について語ってもらった。

第7回は法政大学4年、4月より新潟総合テレビ(NST)のアナウンサー職に就く高濱優生乃 (たかはま・ゆきの)さん。

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◆高濱優生乃さんがアナウンサーを目指すまで

― アナウンサーやメディアに出演する職業に憧れはありましたか?

私は、中学生の時にアナウンサーに興味を持ち始めました。出身の兵庫県は弁論大会が盛んに行われていて、私が弁論大会で学校代表に選ばれて大会に出た時「話すのってこんな楽しいんだ」っておもいました。体育館で自分の意見を伝えた時に起こった拍手で、自分の言葉を使って何かを届けるような職業に就きたいって思ったのが最初です。

― 「学生アナウンス大賞」はどのように知りましたか?

美容院で知りました。髪の毛を染めて待ってる間に雑誌を読んでいて、そこに「学生アナウンス大賞」の告知が載っていて「なんだこれ?」と思ってから調てだしました。当時はまだ1年生だったので来年受けようと決めて、1年後のスケジュールに残しておき、1年経ってから応募しました。

― 当時からアナウンサーへの就活を意識していたんですか?

応募する時は特にスクールに通ったり、勉強をしたりしているわけではなく「とりあえずやってみよう」と。ただ、法政大学の自主マスコミ講座は1年生の時から参加していました。

高校生の時、将来アナウンサーになりたいと塾の先生に相談したら、たまたま法政大学の方がいらして、アナウンサーを数多く輩出していることや、自主マスコミ講座のことを知っていたので受験しました。

― 高校生の頃からアナウンサーになりたいというしっかりとした進路設計があったんですね。

はっきり決意したのは高3の4月。進路を考えるタイミングで決めました。

◆「学生アナウンス大賞」でイメージが鮮明に

― コンテストから2年近く経ちました。今振り返ってみて「学生アナウンス大賞」の選考や経験で印象に残っていることは?

とにかく全てが初めての経験だったので、とにかく体当たりでやってみるしかないという感じでした。周りは本当に綺麗な方ばかりで、事務所に所属している方もいたので、私は受かるはず無いと思っていたのですが、深夜にバイトが終わってから(合格の)着信履歴に気づいたので、すごくびっくりしたのを覚えています。

― 何か準備してきたというよりも、がむしゃらに進んできた?

そうなんですよね…。カメラテストのスピーチで「何か面白い話ある?」って聞かれた時は頭が真っ白になったんですけど(笑)、数日前に友だちと居酒屋で話したエピソードが自信あったのでそのまま話したら、審査員の方々が笑ってくださって、その時は心の中でめちゃくちゃガッツポーズでした(笑)。

― 「学生アナウンス大賞」や就活を通して、自身の変化をあげるとしたら?

全部が変わりました。それまでふわっとしていた自分の中のアナウンサーという職業が、「学生アナウンス大賞」を皮切りに確固たるイメージ、意識として変わりました。モデルプレスさんや「めざましテレビ」さんで取り上げていただいたことで周囲の反響もありましたし、アナウンサーという職業に対しての心持ちが格段に上がりました。

― 自分が将来就く職業としてのイメージが鮮明になったんですね。

実際にスタジオでマイクを通して話すことなんてなかったので「カメラに向かうとこんなに緊張するんだ」とか、「スタジオはこんなに大きいんだ」「こんなに楽しいんだ」とも。 2次審査、カメラテスト…と進むに連れて、よりアナウンサーになりたい、絶対になりたいと思うようになりました。

― 就活をする中で「学生アナウンス大賞」の経験が活きたことはありますか?

試験が「学生アナウンス大賞」でやったことそっくりだった局もあるのですごく役に経ちました。「学生アナウンス大賞」のカメラテストは、目の前に多くの審査員の方々がいて緊張したんですけど、その後の試験では審査員の方が他の場所で観ていることもあり、「学生アナウンス大賞」と比較したらだいぶ楽に出来ました。

― 「学生アナウンス大賞」のキャッチコピー「きっかけは、ここにある」の通り、ご自身のきっかけになったと思いますか?

本当にきっかけになったと思います。

◆すでにアナウンサーとしてデビュー

― 4月から新潟総合テレビ(NST)に入社しますが、すでに現場経験もあるんですよね?

秋に行われた「NSTまつり2023」というイベントで、「お手伝いに来てほしい」という連絡だったのですが、実際に行ってみたら「これ今日の原稿」って(笑)。1日目は先輩のアナウンサーと一緒にNGT48さんとのトークショーでMCを。2日目は屋台のレポートを、しかも生中継で。シャインマスカットのお店では「高濱アナ、1粒食べて食レポをどうぞ!」みたいなことも、さらっと初食レポがありました(笑)。

― 怒涛のデビューでしたね。

そういうとこも含めて、すごい素敵で面白いなと。

― 最初がイレギュラーだったので、今後どんなことがあっても乗り越えられそうですね。

ビクビクとワクワク、どっちもですね(笑)。

― 今後、どんなアナウンサーになりたいですか?

テレビを観ている方が、少しでも1人じゃないと思えるような時間を届けられるようなアナウンサーになりたいです。自分はずっと母子家庭で育ってきて、小さい時は夕方に1人で情報番組を見ながら宿題をしてました。そういう時に、ロケの取材の仕方によって自分もそっちにいるような気持ちになって、すごく寂しさが紛れました。だから、私もそういうアナウンサーになりたいなって思っています。

― 憧れのアナウンサーがいれば教えてください。

当時、実際に観ていたのが清水健さんです。「かんさい情報ネットten.」に助けられてきたので、憧れのアナウンサーは清水健さんです。

◆高濱優生乃さんが悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

とことん落ち込んむことだと思います。遠くの局まで試験を受けに行って、合格発表は1人で過ごすメンタルがなかったので、仲いいお友達を招集して、合格発表までずっと一緒にお酒を飲んで、いざ合格発表をみたら落ちていて、号泣しながら一緒にお酒を飲んで…なんてこともありました。

周りの人には迷惑もかけたしたくさん助けてもらいましたけど、とにかく悲しいことを隠さず「でもアナウンサーになりたい」と言って頑張ってきました。内定をもらった時、友人が自分のことのように泣いて喜んでくれたのも嬉しかったです

◆高濱優生乃さんの夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、高濱さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

私は小さな目標に向けて頑張れるタイプなので、何か失敗があるとすぐ次のことをを考えるようにしています。面接で手こずった質問があったら1週間後の試験で同じ質問をされても失敗しないように準備しようとか、いつまでも引きづらないで次を向くようにしています。

あとは、学生時代から意識していることは、素敵と思った先輩や人を目標に、その人を少しでも超えられるようにと意識して頑張ることです。

◆高濱優生乃さんからメッセージ

― これから“夢を叶えよう”と「学生アナウンス大賞」や様々な活動に挑戦しようとしている方に一言お願いします。

少しでも迷っていることがあるなら絶対挑戦してほしいです。部活やサークル、アルバイト、お金が…、服が…とか、学生はそういう小さな悩みがいっぱいあると思いますけど、そんなことは本当に関係ないし、周りに頼っていいと思います。

「学生アナウンス大賞」も迷っているんだったら是非。ポチッで済むので、そういうちょっとした行動が1年後を大きく変えるのも学生ならではだと思うので、足踏みせずに1歩踏み出してほしいです。

― ありがとうございました。

◆第4回「学生アナウンス大賞」概要

表彰式:2024年3月22日(金)※予定

参加条件:2024年3月末時点で現役大学生・大学院生であること

主催:第4回学生アナウンス大賞実行委員会

「学生アナウンス大賞」は、全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。参加条件は大学生であることのみ。エントリーは公式LINE(https://line.me/R/ti/p/%40677earei)を友だち追加するだけ。

その後、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て迎えた表彰式にてグランプリが決定。グランプリ副賞特典として、「めざましテレビ」出演権、「アナトレ」受講権、「CanCam」誌面出演権、「モデルプレス」出演権が授与される。(modelpress編集部)

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