「さよならマエストロ」當真あみ、“3度目の共演”芦田愛菜は「お姉さんのような存在」理由明かす<インタビュー> | NewsCafe

「さよならマエストロ」當真あみ、“3度目の共演”芦田愛菜は「お姉さんのような存在」理由明かす<インタビュー>

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芦田愛菜、當真あみ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第6話より(C)TBS
【モデルプレス=2024/03/02】女優の當真あみが、西島秀俊主演のTBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜よる9時~)に出演中。3度目の共演となる芦田愛菜の存在についてや、本作の見どころなどを語った。

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◆西島秀俊主演「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」

“ある事件”で家族も音楽も失った天才指揮者・夏目俊平(西島)と、音楽への情熱を失ってしまった俊平の娘・響(芦田)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ。

7話では音楽経験ゼロながら、晴見フィルに飛び込みバイオリンの練習に励む高校生・谷崎天音(當真)にスポットが当てられ、明るく天然キャラの天音が人知れず抱えていた苦悩が描かれた。実は幼い頃からバイオリンを嗜んでいた當真は、バイオリン初心者である天音という役をどんな思いで演じているのか。最終回へ向けて物語の重要なパートを担う天音役の當真に話を聞いた。

◆“バイオリン経験者”當真あみ、初心者役も難なくこなす

― 天音というキャラクターの魅力はどんなところだと思いますか。

天音は音楽の経験が全くない中で、晴見フィルの演奏を聴いて、右も左も分からないまま音楽の世界に飛び込んでいくところがすごいと思います。私ならオーケストラという団体に1人で入っていく勇気は全然ないし、迷うと思いますが、天音は自分の「やってみたい!知りたい!」という思いからバッとその中に入っていく。その行動力と勇気のあるところはすごく魅力的です。演じる上では、天音の明るさと音楽がすごく好きだという気持ちを意識しています。今まで本気で好きになるものに出会えていなかった天音が、音楽、クラシックというものに出会って初めて本気になれた。そういう部分は今後も大事に演じていきたいです。

― 実際はバイオリン経験者である當真さん。弾ける実力がある上で、初心者のように演奏するというのは難しいものでしょうか。

割とそこは難なくというか。どこを弾いたら初心者のような音が出るのか、先生から教わりながら、クリアはできているかなと思います。バイオリンは元々父が私にやらせてみたいという気持ちがあったようで。いつ始めさせようかと考えていた時にちょうど私が子供向けのアニメーション番組のバイオリンを弾いているキャラクターの真似をしていたらしく、それを見て始めさせてくれたみたいです。少しだけオーケストラに入っていた時期もあり、自分が音楽の一部になる感覚、全身を音楽に包まれる感覚をすごく楽しんでいたので、今回自分がやってきたことを活かせる作品に出られたことがすごく嬉しいです。

◆當真あみ、3度目の共演・芦田愛菜は「お姉さんのような存在」

― 響役の芦田さんとは3度目の共演ですね。

普段から、今まで作品をご一緒できた方とまたどこかの作品で会えるように頑張るというのを心に置いてお仕事に臨んでいるので、またこうやって芦田さんにお会いできたのはすごく嬉しいです。周りをしっかり見ている方で、私もお芝居の時、ここはもっとこうした方がいいかなというのを監督も含めてお話しする時もありますし、お姉さんのような存在です。後半は俊平と響の関係を天音が無意識につないでいくというか。天音を通して少しずつ家族のつながりが見えてくるところもあるので、そこも楽しみにしていてほしいです。

― 天音は俊平に憧れ指揮者を志していますが、西島さんの指揮者としてのお芝居を間近でご覧になっていかがですか。

天音は客席側から演奏を見ていることが多いので、マエストロの後ろ姿を見ることが多いんですが、指揮をする西島さんの後ろ姿は本当にかっこいいです。撮影の合間も先生に教わったり、1人で振ったりとずっと真剣に練習をされているんですが、撮影が始まると本当に楽しそうで。背中から楽しさが伝わってくるんですよね。天音は俊平のそういうところに憧れたのかなと思います。天音にも指揮をするシーンがありますが、簡単そうに見えてやってみると全くそんなことはないんですよ。どこにどう指示を出せばいいのか、その動きも難しいし、大変だなと思いながら撮影に挑んでいます。

オーケストラの演奏シーンでは私は映っていないことが多いので、よく監督の近くのモニターを見に行くのですが、演奏している皆さんは本当に生き生きされていますね。撮影現場の雰囲気も本当に暖かく、俳優の皆さんがすごく仲がいいです。昨日も休憩中に満島真之介さんが師匠になって、俳優さんみんなで輪になって手笛の音を出す練習の時間があって。年齢はバラバラですがそんなの関係なく、同じように楽器をやっている同士だからこそ生まれる空気感があるなと思います。

◆當真あみ、終盤の見どころ語る

― いよいよ終盤に突入していますが、物語、そして天音としての見どころをお願いします。

あおぞらホールとお別れした晴見フィルがどのようなっていくのか、1つの音楽を作っていく仲間の団結力、みんながお互いを信じる気持ちがすごく見どころかと思います。また、俊平と響の親子関係も回を追うごとに進展していくので、温かく見守ってほしいです。天音としては、これまであまりやりたいことが続かなかった彼女が音楽や、晴見フィルに反対的な意見を持つお父さんにどのように向き合い、自分の好きなことを伝え、どのようにして音楽を続けていくのか、そこも見ていただきたいですね。

― ちなみに、當真さんが今、アパッシオナート(情熱的)になっていることは何かありますか?

情熱的とまではちょっといかないですが(笑)、ドラマに影響されてクラシックにハマってきています。自分で調べて聴いたりもしています。好きな曲は「展覧会の絵」というモデスト・ムソルグスキーの組曲の中の「プロムナード」というトランペットの曲。学校の授業で聴いてから定期的に聴きたくなる曲です。トランペットのまっすぐな音色がいいですよね。実はトランペットは小学校の吹奏楽部でやっていたんですが、今はもう全くやっていないので、「スー」っていう音しかもう出せないだろうなと思います(笑)。

(modelpress編集部)

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