中村蒼、横浜流星の義理の兄役「八重の桜」以来12年ぶり大河ドラマ出演<べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~> | NewsCafe

中村蒼、横浜流星の義理の兄役「八重の桜」以来12年ぶり大河ドラマ出演<べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~>

社会 ニュース
中村蒼(提供写真)
【モデルプレス=2024/02/21】俳優の中村蒼が、横浜流星が主演を務める2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演することが決定。2013年放送の「八重の桜」以来、12年ぶりの大河ドラマ出演となる。

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◆中村蒼、横浜流星の義理の兄役で12年ぶり大河ドラマ出演

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸にした“痛快エンタテインメント”。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。

中村は、吉原を代表する引手茶屋・駿河屋(高橋克実)の実子であり、横浜演じる蔦屋重三郎の義理の兄・次郎兵衛を演じる。吉原に向かう手前の五十間道で茶屋の経営を任されてはいるが、実際の切り盛りは蔦重が行っている。蔦重は、その軒先を借り、貸本屋も営んでいる。

次郎兵衛は、はやりもの好きでお洒落に敏感、自由気ままな性格と、いわゆる「放蕩息子」な役どころ。流行りもの好きな放蕩息子な次郎兵衛であるが、中村は「重三郎が悩みもがいている時に同じ目線で悩み、同じ目線で喜びを分かち合う義兄だけど友のような存在だと思います」と話し、「どこか憎めずみなさんから愛される様な人物に出来るようにしたいと思います」と意気込みを語った。

このほか、吉原を代表する引手茶屋の主、そして蔦重育ての“親”駿河屋を高橋克実、伝説となる名妓を輩出し続ける老舗の妓楼主・松葉屋を正名僕蔵、和歌・俳句・画に通じた教養人の妓楼主・扇屋を山路和弘、愛称は“カボチャ”ドケチの“忘八”大文字屋を伊藤淳史、蔦屋向かいの“つるべ蕎麦”の主・半次郎を六平直政が演じることが発表された。(modelpress編集部)

◆中村蒼コメント

今回演じる次郎兵衛はちゃんと働かず遊びなどに熱心な息子で、吉原の問題には常にどこか蚊帳の外ではありますが、重三郎が悩みもがいている時に同じ目線で悩み、同じ目線で喜びを分かち合う義兄だけど友のような存在だと思います。フラフラしている次郎兵衛ですが、どこか憎めずみなさんから愛される様な人物に出来るようにしたいと思います。

◆高橋克実コメント

舞台は1700年代半ば。華やかな江戸の町人文化が発展した時代。この時代を描いたドラマで真っ先に思い出すのが、昭和46年に放送された「天下御免」。主人公は平賀源内でした。小学生だった私は毎週興奮して見ておりました。そして、令和7年に登場する主人公は蔦屋重三郎。自分が出演するというのに、早く見たい!今からワクワクしています!

◆正名僕蔵コメント

老舗妓楼の楼主、すなわち忘八をやらせていただきます。忘八……、すごい言葉ですね。とは言え、役者稼業を生業としている私にもどこか“忘八”めいたところがあるような……。不孝者は否めませんから、さっそく“孝”は欠けておりますし、年長者に従順である意の“悌”も怪しいところです。“忠”、“信”は心許なく、“仁”、“義”も疑わしい。あっという間に忘六です……。そんな忘六者ではありますが、せめて“礼”と“智”はおざなりにせず、役を務めさせていただく所存です。よろしくお願いいたします。

◆山路和弘コメント

この時代、人物、特に絵師たち物書たち版元たち。実は私の大好物でして。十返舎一九や、この蔦重も好きでやらせて頂いた事がございます。様々な思惑が渦巻く中、生き残りを賭け江戸市中を、そして吉原を全力疾走する姿。たまりません。さて今回いただいた「扇屋」というお役。蔦重の敵やら味方やら、善人やら悪人やら(多分後者でしょうが…)まだ判りかねますが、如何相成ります事やら。乞うご期待。

◆伊藤淳史コメント

カボチャと呼ばれたドケチ。もう、魅力以外見つかりません!吉原についての歴史をきちんと学びながら、楽しい作品をお届け出来るよう、スタッフ共演者の皆様と、力を合わせて頑張ります!私自身、20年ぶりの大河ドラマに出演させて頂けること、大変光栄に思います。よろしくお願いいたします。カボチャ、大好きです!

◆六平直政コメント

人口100万を超える世界有数の大都市、江戸。その江戸の吉原、五十間道にあった、つるべ蕎麦の店を営む、半次郎。この主人・半次郎が私の役です。野暮を嫌い、粋を重んじる、江戸っ子には、3分で食い終る蕎麦が最も似合っていた。市井の人々に混じって蔦屋重三郎も半次郎のつるべ蕎麦を食べながら、さまざまなことを半次郎に相談していた。吉原五十間道のつるべ蕎麦の半次郎は江戸の様々な変化を日々、目の当たりにしていた。この半次郎が見ていた江戸の人々が織り成す世界も「べらぼう」の毎回の楽しみになるとよいと思います。蔦重と半次郎の2人の関係も楽しみです。

◆物語

18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。

血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。

折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。

蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。

しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…蔦重は、その後も幕府からの執拗な弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う…

命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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