岡本圭人、父・岡本健一から初共演の本番15分前に贈られた“一言”とは「涙とか出そうになっちゃって」<La Mere 母/Le Fils 息子> | NewsCafe

岡本圭人、父・岡本健一から初共演の本番15分前に贈られた“一言”とは「涙とか出そうになっちゃって」<La Mere 母/Le Fils 息子>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
舞台「La Mere 母」「Le Fils 息子」製作発表会に登壇した岡本健一、岡本圭人(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/02/20】俳優の岡本圭人と岡本健一が19日、都内で行われた舞台「La Mere 母」「Le Fils 息子」製作発表会に、若村麻由美、演出のラディスラス・ショラー氏とともに出席。圭人と健一が実の親子での共演について語った。

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◆岡本圭人&岡本健一が親子共演「La Mere 母」「Le Fils 息子」

「La Mere 母」「Le Fils 息子」は、劇作家フロリアン・ゼレールによる家族三部作の2作品。実の親子である圭人と健一が息子・ニコラ、父・ピエールをそれぞれ演じ、母・アンヌは若村が演じる。

◆岡本圭人、父・健一と初共演の初日15分前に掛けられた“一言”

2021年に日本初演となった「Le Fils 息子」で、初めて健一と親子共演した圭人は、当時の印象的だった出来事を聞かれ「前回の『Le Fils 息子』初演時が、自分にとって、本当に特別な舞台でもあって。初めての舞台、俳優となって第1本目の舞台、そして憧れだった父親との初めての親子共演というので、印象に残っていることはいっぱいある」とした上で、「1番思い出に残っているのが、初日の15分前くらい」と告白した。

「1番緊張の中ですよ。父親が自分の楽屋まで来て、すごく良い言葉を掛けてくださったんです。『これから お前の新しい人生、新しい道というのが広がっていく。だから自分を信じて、これからもやっていってほしい』。『今じゃないでしょ!』っていう(笑)。これからちょっと不安定なニコラという役を演じるのに、自分がその時、満たされそうになっちゃって、『やばいやばい、これどうしよう』とか思って、涙とか出そうになっちゃって。それがすごく印象に残っています」と本番直前に贈られた健一の言葉に感激したことを明かした。

◆岡本圭人、父・健一との交流は「全くしていない」

仕事以外での圭人と健一での交流について聞かれると、圭人が「全くしていないですね」ときっぱり。続けて「どちらかと言うと、父親の舞台を観に行ったりとか、ライブを観に行ったりとかして、その時の感想とかを話したりするぐらいだと思うんだけれども、何かしてくれたっけ(笑)」と健一に尋ねると、健一は「今、ちょうど舞台の公演中で、それに(圭人が)来て、終わった後に話をして、それ以来、2、3週間ぶりぐらいに久しぶりに会ったら、プレゼントをもらいました。タンブラー。ちょっと嬉しかった」とはにかむ。圭人は「ちょっとなんだ(笑)」と笑っていた。

そして、健一は舞台の魅力を聞かれ「舞台っていうのは生なんですよね」とコメント。舞台に出演する期間を「この作品をいかにお客さんに届けるかということだけしか考えていないで、生きていくんです」とし、「楽しいだけの舞台じゃないんですよね。自分でもやっぱり辛いわけですよ。この役を演じるのは。人間みんなが抱えている、悲しい部分とか不安な部分とか、1番見せない部分を出さざるを得なくなる家庭環境で、それをうまく、すごくシンプルな素敵な言葉で届けているんです」と語る。

続けて「だから、親子共演で『息子と一緒に一緒にやれて幸せそうで楽しいですね』とか思っているかも分からないけど、そんなんじゃ全然ないんですよね」と。とにかく作品を届けるということに入っていくと、本当に遊んでいられない感じ」と伝えた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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